想い出に残る大満足の一軒家ウェディング

最終的な費用は403万6170円かかりました。
冬のシーズンは挙式の式場代が半額になり、引き出物を提携先から選ぶことで10万円引いて頂きました。
値上がりしたポイントは、料理をグレードアップしたことと、時間を延長したことなどです。
会場の装花に関しては、全体の予算が嵩んでしまったため、削減しました。

挙式の会場は葡萄のステンドグラスが印象的で美しいお部屋でした。
間取りの取り方はいくつかあるのですが、私たちはステンドグラスをバックにした形で式を挙げさせて頂きました。後から出来上がった写真を見て、その間取りにして正解だったと思いました。指輪の交換の際などにステンドグラスが綺麗に背景に入り、手前味噌ですがとても絵になっていたように思います。
ただ、会場としてはそこまで広くないので、友人も招いて大人数で挙式をしたいのであれば、適さないかもしれません。私たちは親族のみで挙式を行ったので、お互いの表情が良く見えて一体感がありましたし、ぴったりでした。人数は25人ほどです。
挙式の会場と披露宴の会場が隣なので、ゲストの方は移動も楽だと思います。
披露宴会場についてですが、70?90名の披露宴であれば、最高のパーティーが出来ると思います。まず、会場の雰囲気は品があって、数十年積み重ねられた歴史が落ち着いた空気を醸成しています。とにかく派手にやりたい！という方には向きませんが、ゲストの方にゆったりとした上質な時間をプレゼントしたいと思われる方にはピッタリでしょう。
披露宴の進行に関しても、非常に自由にやらせて頂き、ゲストの方からも「ユニークな結婚式で楽しかった」と言って頂きました。
午前と午後で一組ずつなので、バッティングも無く、絵画の中に入ったかのような空間を占有できるのは、大変贅沢なことだと思いました。
親族からの評判も良く、とても素敵で夢のような結婚式だった、と言ってくれました。

演出や進行については、様々な例をあげて頂きながら、自分たちにあったものを選んでいきました。
演出としてこだわったのは、新郎と新郎の弟がサプライズでバンド演奏の余興を行うというものです。
当日はドラムセットやギターアンプ、スピーカーなど多くの機材を持ち込みました。
会場の雰囲気から若干逸脱した感もありましたが、そういったイレギュラーな要望にも柔軟に対応して頂きました。

衣装や小物は豊富で、提携先自体が多く選ぶのに一苦労でした。
そのかいあってドレスや小物類は満足のいくものが選べました。

スタッフの方には、本当に親身になって熱心に接して頂きましたし、私のわがままに対しても快く対応して頂き、大変感謝しています。
こうあるべき、という押し付けは全く無く、私たちのやりたいように挙式・披露宴ともにやらせて頂きました。とにかく自由度が高く、どんなことにも対応して頂けますし、満足のいく式にすることが出来ました。
式当日は何人ものスタッフさんが常時付いていて下さり、とても安心して進行を任せておくことが出来ました。何をどうしたら良い、ということをさりげなく教えて下さるので、当日は何も考えず楽しむことが出来ました。
普段からレストラン営業をされているスタッフさんなので、料理や飲み物の出し方に関してもスムーズだったと思います。

ロケーションは青山の閑静な住宅街の中にあり、静かで落ち着いた雰囲気の場所です。
とにかく会場の外観、内装が素敵なので、打ち合わせに行くこと自体が楽しかったですし、良い思い出になっています。
ただ、正直場所としては少し分かりにくいかもしれません。地図をちゃんと見ながら行けば全く問題は有りませんが、表参道駅から少し歩くので、ゲストの方は渋谷からタクシーでいらっしゃった方が良いかもしれません。（特に女性の方は）
ただそれだけに、世間の喧騒から一線引いた空間ではありますので、便利さをとるかロケーションの良さを取るか、といったところでしょうか。私としては気にならないレベルです。
近くにホテルもあるので、遠方からのゲストに一泊して頂く場合も大丈夫です。