日本の美しい文化を尊重した和のスタイルでの結婚式。コロナの感染拡大に伴い、一度開催延期を決断された際には、不透明な未来への不安から涙を流されたことも。家族や友人の励ましで前を向いて進めた経験から、改めて大切なゲストに楽しんでもらえる最高の一日にしたいという思いが強くなったとのこと。今後おふたりで人生を歩んでいく自信にもつながる結婚式になりました。
開催時期 | 2022年10月 | ||
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総額 | 401万円〜500万円 | ||
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白無垢姿の花嫁に憧れがあり、日本文化を感じる白無垢を着ると決めていたAyuさん。デザインも真っ白な純白の衣装にこだわりました。神前式を選んだのは、神社挙式ならではの厳かな雰囲気が白無垢に合うと考えたためだそう。いままで参列してきたキリスト教式の結婚式とは異なるカタチで開催したいという思いもあり、白無垢を着られてよかったとのこと。
貸し切りで利用できるかどうかも、会場を選ぶ際の決め手のひとつになっていたおふたり。ご家族、ご親族だけでの特別な時間、空間を過ごすことができて感謝の気持ちでいっぱいになったようです。
新郎新婦の誓詞奏上、いわゆる誓いの言葉は「私たちはお互いに全幅の至情をささげて意義のある人生を送ることを誓います」という言葉で印象的だったそう。相手を幸せにするのではなく、ふたりで一緒に歩み進めるという意味がこめられており、Ayuさんのお気に入りの言葉とのこと。
日本文化が好きで、「ひととは違った白無垢姿で結婚式をしたい」という思いから和式を選んだAyuさん。洋式和式のどちらも本来素晴らしいカタチだと思っていましたが、準備にあたり世間的に洋式が多数派であると思われがちなことを感じられたとのこと。「お父さんはバージンロードを歩きたがっているよ」など心ない言葉をぶつけられたこともありましたが、自分たちの「日本が誇る美しい儀礼、文化にならって結婚式をしたい」という気持ちを大事にされました。
装花やブーケは和洋どちらに寄りすぎることもなく華やかに。SNSで理想の装花を探し、フラワーコーディネーターさんには言葉だけではなく写真を共有して依頼されました。理想通りの仕上がりで嬉しかったそうです。会場代に装花代も含まれており、費用について良心的なところも会場の魅力を感じられたとのこと。
ゲストのみなさまの名前をイメージしてつくられた世界にひとつだけの特別なオーダーメイドのカップ。カップを一斉に開けるセレモニーを通して、おふたりからゲストへ「大切なみなさまと特別な思い出を一緒につくりたい」という想いが届くように準備をされました。事前に司会者さんとカップセレモニーのコンセプトや理想のイメージを細かく打ち合わせされていたんだそうです。おふたりもゲストと同時に箱を開け、自分たちにぴったりなデザインのカップの仕上がりに感動し、特別な宝物となったとのこと。
会場を縦に使用しており、ふたつの扉から同時入場をしたいと考えていたAyuさん。ふたりで入場する場合、白無垢姿だと片手にブーケ、もう一方の手は裾をもって歩く必要があり、Keiさんと横並びに腕を組んで入場ができないため、ひとりずつ入場するカタチにされました。せっかくひとりずつ歩くなら、それぞれの身近なゲストの近くを歩きたいという思いもあったんだとか。新鮮さも感じられる演出となって良かったとのこと。
和式ならではの鏡開きの演出を取り入れたおふたり。「よいしょ!」の掛け声でゲストも盛り上がっていただけて嬉しかったそう。Ayuさんは豊島屋酒造の「金婚」のお酒が好きで、思い入れもあったため、この銘柄を指定。ゲストのみなさまも結婚式以前にこのお酒を飲む機会があったそうで、「鏡開きの樽酒は、木の匂いがあっていつもよりおいしいね」と嬉しい言葉もかけていただけて、鏡開きして良かったとのこと。
自分たちらしい和の演出を考え、だるまケーキに決定。毎年だるまを購入され、願いを込めて目入れし、願いが叶えば両目を入れるおふたりの習慣からこのケーキを思いついたんだとか。ケーキへの目入れが意外と難しく、片方の目がチョコレートでモリモリになり笑顔がこぼれる場面も。王道といわれる演出のひとつのファーストバイトはできるだけ控えようと思っていましたが、実施してみるとゲストのみなさまと盛り上がることができたので、やって良かったとのこと。
ゲストへは会場特製の金平糖をお渡し。東郷記念館の記念品であり、はちみつがとてもおいしかったので選ばれたんだそう。
予備校仲間として出会い、交際をスタートしました。6年交際ののち入籍。予備校時代から2人でたわいもない話をしながらのんびりと散歩する時間が好きで、よく2人で歩いた原宿渋谷で式場を探しました。思い出の地で、大切なみなさまにお祝いいただいた結婚式は幸せな空間となりました。
30代 東京都 & 20代 東京都
ポジティブ、計画的・几帳面、効率的・せっかち、とことんこだわる
スポーツ・観戦、ヘルスケア・筋トレ、読書、音楽鑑賞・演奏
おふたりだけでなく、ゲストのみなさまにも結婚式後に余韻に浸ることができる贈り物やおもてなしを盛り込んだ素敵な結婚式ですね。ゲストへのおもてなしをより特別なものにしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。