オーダーメイドのスーツスタイルが一際目を引く新郎新婦。主役でありつつもホストとして、バイオリン演奏とおいしいお料理でゲストをもてなします。高砂はつくらず、ゲストテーブルに溶け込むカタチで次々と席を移動していくスタイルは、歓談をたっぷりと楽しみたい方におすすめです。
開催時期 | 2022年8月 | ||
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総額 | 101万円〜200万円 | ||
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内装は重厚でクラシカルでありながら、向日葵やサンリッチなどをコーディネートすることで、夏らしい季節感を演出されました。
もともと予定していなかったものの、前年の家族だけの結婚式が終わった後すぐに「やっぱり友人を集めてパーティーやりたいね」というお話になって決まったレストランウェディング。会場は、世界中の美食家を魅了してやまないフランス・リヨンの名店ポール・ボキューズの伝統を引き継ぐメゾン ポール・ボキューズ。重厚な内装や雰囲気が新郎RYOさんの好みに合った点と、料理がおいしくてゲストにも喜んでもらえそうと思った点で決められたそうです。
スーツに大変詳しいRYOさんの助言もあり、おふたり揃ってのスーツスタイル
フォトウェディングではウェディングドレスを、前年の家族婚では和装を楽しまれた新婦のRYOKOさんが今回選ばれたのはオリジナルのスーツ。RYOKOさん曰く「RYOさんはスーツオタク」とのことで、豊富な知識をもとに生地や型、襟袖などをRYOKOさんの好みに合わせて細かくプロデュース。生地の確認や採寸などで何度もお店に足を運ばれたようですが、思い出に残る最高の一着を仕立てることができたようです。もちろんRYOさんもパーティーに合わせてオリジナルスーツを新調。せっかくだからとパーソナルカラー診断にも通って、夏らしい青色の生地を選ばれたようです。
館内のさまざまなスポットで撮影を楽しまれたおふたり。おふたりでスーツを仕立てられたためお互いの衣装は知っていましたが、ファーストミートの様子も記念に撮影されました。メゾン ポール・ボキューズは新郎新婦それぞれのお支度部屋が向かい合わせで配置されているため、同時にドアを開けるファーストミートが楽しめます。
ウェルカムスペースには写真やお手紙など、おふたりの人となりを表すアイテムがたくさん並べられました。
披露宴中におふたりの馴れ初めなどを紹介するお時間を設けなかったため、おふたりの人となりが分かるアイテムをウェルカムスペースにたくさん置かれました。これまでの人生やお仕事のこと、好きなものなど、ゲストがウェルカムドリンクを飲みながら読んで楽しめるようにという想いを込められたようです。
ゲスト全員にそれぞれの生年月日の新聞を用意してプレゼントされました。招待状の返信をWebで受け付ける際に、一緒に生年月日も確認されたようです。
胸元には地図をあしらったオリジナルのアクセサリーをお揃いで。RYOさんはお仕事で滞在していたスイスレマン湖の橋、RYOKOさんはポール・ボキューズの本店があるリヨン。メゾン ポール・ボキューズで披露宴をおこなったからには、いつかはおふたりで本店に行ってみたいようです。
開演の挨拶後すぐにバイオリン演奏が始まりました。海外からのゲストのために、RYOKOさんが3ヶ国語でご挨拶されたようです。
幼少期からバイオリンを習い、今まで続けてきたおふたり。バイオリンがおふたりにとってのひとつのアイデンティティとも感じていらっしゃるようで、自分たちらしさを表現する意味でも披露宴の冒頭に演奏のお時間を設けられました。「余興は予定していなかったので、演奏で余興っぽさを演出したかった」とRYOKOさん。
新しいお食事が運ばれてくるタイミングで席を移動することで、すべてのゲストとまんべんなく歓談を楽しむことができました。
今までにご友人の結婚式に参加してみて、テーブルにしてもソファにしても、高砂だとちょっとした近寄りがたさを感じていたRYOさん。みなさまともっとカジュアルに歓談を楽しむための席の配置にについては悩まれたそうです。
おふたりの決まった席は用意せず、ゲストの各テーブルを時間ごとに移るというカタチを取られました。自由に行き来すると配膳スタッフを困らせてしまうことから、前菜はこのテーブルのこの席、メインはこのテーブルのこの席といったように、お料理のタイミングに合わせて席を移動することにしました。そうすることで、スムーズにたっぷりと歓談のお時間を取ることができたようです。
スーツ愛好家な夫と、普段は楽ちんスタイル・特別な日は和装が好きな妻。高校の同級生で、社会人になってからは、趣味のオーケストラ演奏で顔を合わせる楽しい飲み仲間に。共通の友人からのすすめでお付き合いがスタートし、翌年には婚姻届を提出するスピード婚でした。ハネムーンは香川県小豆島での、旅×フォトウェディング。自炊や家飲みを満喫しつつ、記念日にはお気に入りのレストランで食事をするのが大好きな二人です。
30代 東京都 & 30代 東京都
個性的、おおらか・ずぼら、とことんこだわる
グルメ・料理、お酒、音楽鑑賞・演奏、美術品・工芸品、ファッション
結婚式という儀式の意味に向き合って、自分たちらしい結婚式を追求してカタチにしていったおふたり。ウェルカムスペースやバイオリン演奏、歓談での席の移動など、随所にこだわりが感じられる結婚式でした。歓談のお時間を大事にしていただけあって、それぞれのゲストに囲まれたおふたりの笑顔が輝いていますね。