新郎新婦だけでなく、ゲストも満足してくれるかは式場選びの大切なポイントです。
その点、たくさんの人に選ばれる結婚式場なら、安心して結婚式をお任せできそうですね!
今回は、老若男女から支持を集める創業75年の歴史をもつ結婚式場、「八芳園」の魅力を深堀りします♪
チーム力で満足度の高いサービスを実現させてきた取締役専務・総支配人の井上義則さんに、直接編集部がお話を聞いてきました!
江戸時代から守り継がれる美しい庭園!総業75年の老舗結婚式場《八芳園》とは
八芳園は都内有数の高級住宅地白金台にあります。
その広大な日本庭園には、実業家であった久原房之助の哲学が活かされており、今でも自然との調和が保たれています。
都内でありながら別天地のようで、四季を感じる結婚式ができる創業75年の老舗です。
また、日本のおもてなしの心を大切にする会場には、隅々にまで繊細な美しさが宿ります。
伝統的な日本の婚礼文化が大切にされ、幅広い世代のゲストに満足を感じてもらえます。
最近では、人生に寄り添う「生涯式場」という新しいコンセプトが登場。
老舗の枠にとらわれない挑戦も、たくさんの新郎新婦に選ばれる理由になっています。
そうした新しいアイデアを次々と形にし、八芳園の現在の人気を作り上げた陰には、結婚式のプロがいました。
この方が、ウェディングに30年以上携わってこられた、八芳園 取締役専務 総支配人の井上義則さん。
チーム力で満足度の高いサービスを実現させてきた結婚式のプロである井上義則さんに、八芳園での結婚式の魅力についてみんなのウェディング編集部が直接取材してきました!
ウェディング業界30年以上のプロが語る、八芳園で挙げる結婚式の魅力とは?
困難を乗り越え、再生と発展を遂げた八芳園での15年間
井上専務は、ブライダル業界に30年以上も携わってこられたとうかがいました。
そのプロから見た結婚式の魅力を、多くの読者の皆様にお届けできればと思います♪
現在は都内トップの業績を誇る八芳園ですが、井上専務が担当されてから15年の間にはご苦労もあったと聞いています。
ありがとうございます。
業績不振になった当時はお客様の要望を聞くよう、スタッフ教育に力を入れました。
そうして業績は回復してきたのですが、件数が増えるなかでミスも生まれお叱りを受けることもありましたね。
ほとんどの皆さんにとって、結婚式は一生に一度のことなので、高い期待に応えなくてはならない難しい業種ですよね。
どのように対応したのですか?
式で残念な思いをした方の気持ちをすこしでもプラスにできるよう、結婚式後の「サンクスパーティー」を始めました。
思うような式ができず力添えができなかった方に毎年案内を書き続けて、4年が経った頃、赤ちゃんを連れてきてくれた時には涙が出ました……。
それまで、お客様の心の中にあったわだかまりが解けたのですね。
そこから、お客様は「生涯にわたって付き合っていく人たち」と意識が変化し、「生涯式場」のコンセプトが生まれました。
それからは年々大きなクレームも減っていきましたね。
サンクスパーティーは、「ともに歩いていくフェスティバル」の名前で現在も続けています。
ともに歩いていくアプリなども開発されていますね!
こちらが「ともに歩いていく」アプリです。
なんと50年分の動画を保存することができるアプリなんです!
子供の成長や夫婦の歩みを記録してクラウドで保管してくれるので、なくなる心配もなく、記念日ごとに見返せるのが良いですね♪
まさに八芳園のコンセプトが具現化されたアプリです。
失敗をそこで終わらせず新しいアイデアに生かしたことが、今の成功に繋がっているのですね。
何年経っても結婚式でなくならないことって?人生における結婚式の意味
15年間数えきれないほどの結婚式を見てきたなかでも、長年変わらないことはありますか?
日本の場合は、女性の姓が変わるのが一般的で、「嫁ぐ」という概念が残っています。
そのため、花束贈呈式で、花嫁が涙ながらにご両親への感謝の言葉を述べるシーンはいつの時代も変わらないですね。
日本の結婚式には、とくに花嫁さん側では彼と家族になれる「嬉しさ」とともに、家と親元を離れることからくる「悲しさ」があるといいますね。
八芳園ではどんな結婚式を目指しているのですか?
まず、挙式は「夫婦」という長い人生における通過儀礼だと考えます。
その後の披露宴は、家族、親戚、友人、職場と、それぞれの関係者を結び付け、これまで築いてきた人脈という財産を継承する場になっています。
八芳園は、夫婦として誕生したふたりが皆に祝福された場として「心のふるさと」になることを目指しています。
変わらない価値がある場というのは、素敵な考え方ですね!
夫婦として暮らす中で、この場所に戻ることでまた頑張ろうと思える場所になりたいです。
八芳園ならではのチーム作り
八芳園が力を入れている「チーム フォー ウェディング」では、何を重視されていますか?
まずプランナーには、お客様の気持ちをくみ取り、要望を言葉化するよう教育しています。
そして、ブライダルコーディネーターや調理場、サービススタッフなども含めた式に携わる全員が、ひとつのチームとしてお客様の立場に立って行動し、最高の結婚式を作るようにしています。
結婚式のお客様は皆ほとんどが初心者なので、イメージを言葉にしてくれると安心できますね。
繁忙期などは大変だと思いますが、チームのモチベーションを上げるために何かしていますか?
世代の違うスタッフにも、わかりやすい言葉でビジョンやミッションを伝えることを大切にしています。
結婚式を「人生の通過儀礼」ととらえることで、考え方が変わり、生き生きとしている若手の姿も見られました。
これからの八芳園、これからの結婚式はどうなる?
余命を告げられ、2回目の結婚式を挙げたご夫婦
井上専務からみて、今の時代における結婚式の特徴は何だと感じられますか?
今の時代は、昔の感覚を取り戻す方向にあると思います。
スマホなどのツールが普及していますが、実際はその先に新しいリアルなコミュニティーが数多く生まれています。
夫婦を支えるコミュニティーの在り方も、多様になっていくでしょう。
デジタルなツールを使って、リアルにつながっていく面があるということですね。
そんな今の時代での八芳園に期待される役割は何だと思われますか?
第一に、「心のふるさと」である以上、八芳園のミッションは存在し続けることです。
結婚式を挙げた場所、大切な人たちが一堂に会した場所が江戸時代から続く庭同様、何十年何百年と変わらずに存続させることが大切だと考えます。
ロケーションで絆を再認識できるのは、八芳園の強みですね。
リアルに存在し続けることですね。
また、ライフシフト100年の時代に合わせて、様々な世代に対応できる結婚式場でありたいですね。
2度目の結婚式をされた方がいらっしゃると聞きました!
はい。70代のご夫婦で、旦那さんがご病気で余命数ヶ月の時に、八芳園で2度目の結婚式を挙げた方がいらっしゃいます。
旦那さんは花嫁衣裳の奥さんに、「76歳に見えないな」と、嬉しそうな笑顔をみせていましたよ。
奥様の瞳もその日は特別輝いて、美しかったです。
すごく素敵なウェディングストーリーですね♡
結婚式を挙げるか迷っているカップルへ一言!
様々な理由からナシ婚を選ぶカップルは増えていますが、長年結婚式に携わってこられた井上様からメッセージがあれば聞きたいです。
熟年結婚も、歳の差婚も、国際結婚も、LGBT婚も、周囲の目などを気にして諦めてしまう人もいるかもしれません。
しかし、人生の通過儀礼を大切にしているととらえれば、どんなカップルにとっても結婚式は素晴らしいことではないでしょうか。
これからは結婚式がいろんな側面でボーダーレスになるとよいですね。
想いのこもったお言葉、ありがとうございます!
最後に、30年以上様々な結婚式を手掛けてきた井上専務から、結婚式の魅力をお伝えください。
誰もが輝ける人生の喜びの場が結婚式です。
結婚式はデジタルでは得られない、幸せのエネルギーが満ち溢れていて、やってよかったと思えるものになりますよ!
選ばれる理由に納得。八芳園の結婚式への想い
八芳園がめざす結婚式は、夫婦が初心に帰れる「心のふるさと」になるという暖かいもの♡
伝統と格式もありながら、新郎新婦の想いに寄り添いチームで向き合ってくれる式場として信頼を集めているのですね。
どんな時にでも、家族みんなで訪れることができて思い出を共有し、受け継いで行くことができる場所。
そんな思い出と場所を提供し続けてくれるからこそ、八芳園が選ばれているのだと感じました!
気になった方はぜひチェックしてみてくださいね♡
▼今回、撮影をした式場はこちら
会場名 | 八芳園 |
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式場ジャンル | 専門式場 |
収容人数 | 2人~300人 |
定休日 | 火曜日(祝日を除く)・年末年始 |
受付時間 | 平日11:00~19:30、土日祝9:30~19:45 |
住所 | 東京都港区白金台1-1-1 |
※ 2018年11月 時点の情報を元に構成しています
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