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【結婚式拝見】「スイートヴィラガーデン」で短冊に願いを乗せるロマンチックな七夕ウェディング

2019.12.04

大人気企画の【結婚式拝見】♪

今回は、2017年7月7日に「七夕ウェディング」を行った沙織さん夫妻です。
笹の葉やプラネタリウムなど、七夕をテーマにした演出、そして、笑いあり涙ありの結婚式の様子もたっぷりとお伝えします。
ロマンチックな七夕ウェディングに、ぜひご注目ください!


おふたりの名前から、結婚式のテーマは「七夕」に

おふたりの出会いは、共通の友人からの紹介でした。
その後、彼からの積極的なデートのお誘いがあり、交際に発展。

おふたりは付き合ってすぐに同棲を開始し、結婚まで5年半ほどのお付き合いを重ねました。
交際期間が長かったため、かしこまったプロポーズはなし。
どちらからともなく「そろそろ結婚しようか」という話になり、結婚式の日取りを決めたそう。

七夕をテーマに選んだ理由は、おふたりのお名前に「織」と「彦」の文字があるから
「なんだか織姫と彦星っぽいね」、以前からそんな会話を交わしていたおふたりは、結婚式と入籍の日取りを合わせて、2017年7月7日に行いました。

会場は、天井が高く開放的な雰囲気の「スイートヴィラガーデン」をセレクト。
会場を決める前から、テーマに沿ったアイテムの装飾を考えていた沙織さん。
開放感に加えて、会場に自由に装飾ができたことも決め手になりました。


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ノスタルジックな装飾で、披露宴会場は七夕一色に

七夕と言えば、笹
当日は受付に高さ3mほどの笹を飾り、ゲストたちにも短冊に願い事を書いてもらったそう。
ゲストのなかには、沙織さん夫妻の幸せを願ってくれたやさしい方もいたのだとか♪

式の最中は、笹を高砂に移動。
背の高い笹は、インパクト抜群ですよね。
笹の周囲に飾られた提灯は、沙織さんがDIYで用意したもの。
星型のクッションやオブジェも加わり、七夕一色の雰囲気になっていますね。

式場の待合室には、天の川をイメージした飾り付けも。
ライトに照らされたカラフルなチュールと、周囲を取り巻く星のオブジェで、ノスタルジックな空間に仕上がりました。

ウェディングケーキの代わりに用意したフルーツポンチも、色とりどりでかわいいですよね♪
星型のナタデココが、七夕の雰囲気を添えています。

おふたりでフルーツポンチを注ぎながら、テーブルラウンドを行ったそうです。


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ドレスも七夕仕様!意外なセレクトは周囲からも大好評

沙織さんが選んだドレスは、純白のウェディングドレスとカラフルな色使いがオシャレなカラードレスの2着。

ウェディングドレスは、イスに座ったときのふわっとしたボリューム感が、一番のお気に入りポイントなんだそう。 上半身はスッキリ、下半身はふんわりで、キレイに見える絶妙なバランスだと思いませんか?

背中がVラインに開いていて、スッキリと見えるデザインも素敵です♪
ヘッドアクセサリーは、ブーケに合わせてラベンダー系の色合いにしました。

カラードレスは、「ほぼ一目惚れでした」と沙織さん。
上半身はピンクベージュ、下半身はイエローやブルーなど何色ものチュールが使われているこのドレス。
沙織さんにとてもよくお似合いですね♪

この天の川を思わせるようなデザインが、沙織さんのハートをわし掴みにしたのでした。
ドレスに合わせたボリュームのあるヘッドアクセサリーで、より華やかになりますよね。

普段は、もう少し甘い雰囲気のデザインを好むという沙織さん。
新郎やゲストからは、「意外なセレクトだったけど、似合ってるよ」との言葉をもらったそうです♪


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笑いと涙が入り交じった、挙式&披露宴

挙式は、シンプルな雰囲気で人前式を執り行いました。
挙式では、新婦の生い立ちの動画を流す人前式ならではのオリジナリティのある演出も。
沙織さんのお父さんが行った最後の挨拶では、そこにいる誰しもが感動に包まれました。

その理由は、沙織さんのお父さんが、は、両親がいない新郎に向けて贈った「自分たちを本当の両親だと思ってほしい」という言葉にありました。
挙式のあと、「すごく嬉しかった」と新郎は本音を語ってくれたそうですよ。
聞いているこちらまで、涙してしまうような素敵なエピソードでした。

披露宴は、挙式とはガラリと雰囲気を変え、おふたりのテーマである「七夕」の雰囲気をたっぷり演出したものを用意!
まずは、照明を落として、プラネタリウムの演出からスタートします。
天井に無数の光が降り注ぎ、なんともロマンチックですよね。

スポットライトを浴びて2階から登場した新郎新婦に、会場は大盛り上がり!
こんなスペシャルな演出ができるのは、やっぱり結婚式ならではですよね。

余興では、新郎に向けたゲームを行いました。
目隠しをしながら新婦を含めた数人の女性と握手をして、どの手が新婦かを当てるというもの。
悩むことなくアッサリ正解した新郎に対して、「つまらないから罰ゲーム」というリクエストが飛び、正解したのに罰ゲームをするハメに(笑)。
その様子がこの写真です。

笑いと涙が入り交じった和やかな結婚式に、新郎新婦はもちろん、両親や祖父母たちも大満足。

ゲストたちとの距離を縮めるために、テーブルをなくし高砂をソファだけにしたことも、すごく良かったのだとか。
たくさんの人が話しかけてくれて、ソファでたくさん写真撮影ができたそうですよ。
堅苦しさのないアットホームな式にしたい方には、ソファの高砂がいいのかもしれませんね♪


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テーマを絞ってこだわるなら、早期からの計画がオススメ

テーマを七夕に絞り、装飾や演出に工夫を凝らした沙織さん夫妻でしたが、唯一反省点を挙げるなら「もう少し計画的に準備をすれば良かった」ということでした。

結婚式の1年半ほど前に式場の予約はしていたものの、実際に動き出したのは、わりと結婚式が迫ってきたタイミングだったそうです。
沙織さんのなかに「彼がやってくれるかな」という期待があり、新郎との話し合いが進まないまま月日が経過し、準備開始が遅れてしまったのが原因でした。

自らの反省点を踏まえ、沙織さんはこんなアドバイスを送ってくれました。

「結婚式でやりたいことがいろいろとあるなら、式場を決める前に旦那さんと相談して、どんな結婚式にするかのイメージを固めておくといいと思います。凝った装飾や演出をしたい場合は1年ぐらい期間をとって、しっかり段取りを立てて、彼と手分けして準備できるといいですよね。そうじゃないと、気付いたら『時間がない!』なんてこともあり得るので」

おふたりの場合は、沙織さんが中心となって準備を進めつつ、簡単な作業は新郎にお願いしていたそう。
結婚式は女性のほうがこだわりが強い場合が多いので、自分から率先して話し合いの場をつくって動くようにすると、いいのかもしれませんね。

ちょっとした反省点はあったものの、沙織さん夫妻にとって最高にハッピーな時間となった七夕ウェディング。
「何より両親と祖父母が喜んでくれたことが嬉しかった」と、沙織さんは話してくれました。


「これ!」というテーマを一つ決めておくと、沙織さん夫妻のように、ふたりらしさが伝わるオリジナルの結婚式になるんですね。
装飾も演出もテーマに沿って決めていけば、揉めることも減るかもしれません。

これから結婚式を挙げるプレ花嫁のみなさん、とっておきのオリジナルテーマを決めてみませんか?


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この結婚式が行われた会場はこちら

会場名 スイート ヴィラ ガーデン
式場ジャンル ゲストハウス
収容人数 2人~170人
住所 福岡県糟屋郡久山町山田1095-1


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※ 2017年10月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー