ホテル目黒雅叙園のブライダルフェアに行ってみた！試食内容や披露宴会場などを徹底レポート

日本で初めての総合結婚式場としてオープンした「ホテル雅叙園東京」。
80年以上の歴史を持つ当会場には、結婚式のゲストとして、もしくは食事やイベントで来園したことがある方も多いのでは？

今回はそんな「ホテル雅叙園東京」のブライダルフェアを編集部が徹底取材！
その魅力を存分に体験してきましたので、ご紹介したいと思います♪

豪華絢爛！”竜宮城”と呼ばれた「ホテル雅叙園東京」

元々純日本式の料亭「芝浦雅叙園」として営業していた当園は、増改築を経て1931年に現在のスタイルである総合結婚式場としてオープン。
本格的な日本料理や北京料理の質の高さはもちろん、床、天井、壁と見渡す限り贅を凝らした装飾が施された園内は「昭和の竜宮城」とも呼ばれ、たちまち大人気に。
リニューアルを繰り返した現在も、当時の趣を感じさせる絢爛な佇まいはそのまま、最高の晴れの日を彩る舞台として多くの新郎新婦に支持をされています。

趣の異なる3タイプの会場

そんな雅叙園の披露宴会場は、和風・洋風・和洋折衷タイプ と3パターンを用意。
どの会場も「ホテル雅叙園東京」らしさがありながら、様々なニーズに対応できるフレキシブルさを持っていることに驚きます。
実際の挙式もたくさん行われている土日。すべての会場は見学できませんでしたが、色んなタイプのバンケットを見学させて頂きました！

一番人気は歴史と文化を感じる和室会場

こちらは数ある「ホテル雅叙園東京」の中でも特に人気があるという和室会場の入口。
まず会場に入る前に、この玄関の豪華さに目を奪われます。
なんと開業当初の装飾を、そのままこの場所に移築してきたものだそう。

天井には立派な一枚絵が飾られ、壁には貝殻の真珠層部分などを使った伝統工芸である、螺鈿（らでん）細工が施されています。

「結婚式にお越し頂くゲストにとって、会場自体がおもてなしになる」 という案内に、深く納得してしまった編集部。

会場に辿りつくまでにも至る所に美術品や工芸品の装飾があり、まるで美術館に来たかのような文化的刺激を感じることができます。

中を見学させて頂いたのは、実際に間も無く披露宴が始まろうとしている「竹林」のお部屋。
こちらは50名まで収容可能な中規模会場です。
欄間部分には立派な孔雀の絵が描かれており、とってもゴージャス！
また和室会場はすべて靴を脱いで参加をするので、とてもリラックスして時間を過ごせそうだと感じました。
結婚式に行きなれたゲストであっても、とても新鮮に楽しめそうですね♪

上品な華やかさが魅力の洋風会場

和風のイメージから一転、3階のバンケットには全面洋風の会場がありました。

中でも編集部が驚いたのはこちらの会場。
シックで大人っぽいイメージで統一された「ペガサス」の部屋には見慣れないスペースが…

それがこちら。なんと会場の中央に、ソファに囲まれたプライベートリビング が！
このスペースは新郎新婦とゲストで写真を撮ったり、思い出の写真を飾ったり、デザートビュッフェをしたりと使い方も自由自在。
自分たちだけのオリジナリティのある結婚式が実現しそうですね♪

ドレスも和装もばっちり似合う！和洋折衷会場

最後に訪れたのは、和洋折衷をコンセプトに作られた4階のバンケットルーム。

旧目黒雅叙園から移築した天井画や壁画などの和の要素と、ヨーロピアン調のシックな家具を合わせた、上質さと格式を感じさせるバンケット「清風」

京都の料亭を思わせるような美しい組子細工が施された「孔雀」など、和風の要素をところどころに散りばめながらも、モダンで現代的なスタイルの会場を見学させて頂きました。

どのタイプも違う魅力に溢れていて、会場選びも楽しめそう ですよね♡
それぞれ収容人数や設備などが異なりますので、是非見学をされるカップルはプランナーさんに条件や希望を伝えて一押しの会場を推薦をしてもらいましょう！

当日のイメージをリアルに想像できる！模擬挙式＆模擬披露宴

ブライダルフェアでは、試食会やドレスの試着など様々なプランが用意されていますが、今回編集部が体験させてもらったのは「模擬挙式」 、そして「模擬披露宴」 。
どちらも当日の挙式や披露宴をしっかりと再現してくれますので、実際に結婚式に列席している気分で会場と特徴や雰囲気を掴むことができます。

対面式チャペルでの和装人前式

「模擬挙式」は贅沢にも、和装人前式と、神前式の2つのフェアに参加。
まずはチャペルで行う新スタイルの和装人前式「幸」の様子をお届けします！

「ホテル雅叙園東京」には自然光が差し込む温かみのある雰囲気が特徴の「ガーデンチャペル」と、森の中にひっそりと佇むようなプライベート感のある「フォレストチャペル」の2つのチャペルがあります。
今回和装人前式の模擬挙式は、「フォレストチャペル」にて開催されました。

このチャペルの特徴は何と言っても、座席が対面型 なこと！
数々のチャペルを見学してきた編集部もこのスタイルは初めて。
ゲストとの距離が近く、まさに一体となって式を進行できる仕立てになっています。

まずは新郎が紋服で登場。
教会に和装ってどうなんだろう!?と心配していた編集部ですが、この落ち着いた雰囲気のチャペルにはとても自然に馴染んでいました。

続いて父と一緒に新婦が色打掛で登場。
琴や尺八、そしてシンガーの生歌が会場内に優しく響き渡ります。

和装式ならではの母親からの末広の贈呈、そして誓いの言葉、ウェディングプレートへの署名、指輪の交換と式は進み、新郎新婦はお互いの両親の元へ。
初めて目にする光景に「何が始まるんだろう？」と興味津々の編集部メンバー。

ゲストの注目が集まったところで、司会者が新郎新婦の両親との思い出、そして今の気持ち、メッセージを代読し始めました。
人前式らしい温かいこの演出 に、会場中の空気が和みます。

その後は「両家の結びつき・固めの杯」として、新郎新婦・両親が一緒に杯を交わします。
「雅叙園」の和装人前式「幸」では、家と家との結びつきを大切なコンセプト としており、このような演出を盛り込んでいるのだとか。
これはご家族にとっても、一生忘れられない思い出になりそうですね。

退場時に使った「水引シャワー」もとても素敵でした！

出雲大社の神様を祀る本格神殿での神前式

同じ和装でもガラリと雰囲気を変えて、こちらは会場内の神殿での神前式の様子。
なかなかゲストとしても参加する機会の少ない神前式。
こうやって模擬挙式に参加することで、その雰囲気や進行をしっかりと体感することができます。

こちらの神殿「大巳殿」の最大の特徴は「ホテル雅叙園東京」らしい豪華絢爛な美術品 。
天井、そして両側の壁面には新郎新婦を現したと言われている彩色木彫板が。
特別な1日にふさわしい華やかさに満ち溢れた神殿となっています。

また「祝詞奏上」「夫婦固めの儀（三三九度）」など神前式の式次第の中でも、大型式場内神殿では珍しく、「巫女舞」の儀式もありました。
その他に母と娘の時間を作る「紅さしの儀」も行うことができるようです。 出雲大社の神様を祀っているという「ホテル雅叙園東京」の神殿。
趣の異なる2つのタイプがありますので、ぜひ一度実際に見て雰囲気を掴んでみてくださいね。

ゲスト目線を体感！模擬披露宴

ブライダルフェアといえば最も人気のある催しである「試食会」 にも参加をした編集部。
今回は、披露宴の再現を行う「模擬披露宴」の中での試食となりました。実際に参加するゲストの立場になって、新郎新婦や演出を見たり、料理を楽しめるのでとってもリアル！
ゲストへのおもてなしを考えているカップルにはぜひ体験して欲しいイベントです。

試食のお料理も、日本料理、西洋料理、中国料理の3スタイルが一度に楽しめる 折衷料理で提供されます。

前菜（カリフラワーのカクテル） 【西洋料理】

フカヒレの姿煮 【中国料理】

国産牛フィレ肉黒胡椒焼【日本料理】と、とっても豪華！無料で体験できるなんて、とてもお得ですよね…！

また実際にゲストテーブルに座ってみた時の装花の見え方や

鏡開きの演出を行う新郎新婦の見え方などを確認。ゲスト目線で体感 をすることで、自身の結婚式の参考にはもちろん、会場を判断するヒントにもなりそうです。
日程によって、「模擬挙式」「模擬披露宴」が行われている会場などは異なりますので、是非こまめにチェックしてみることをおすすめします♪

さて、盛りだくさんでお送りした「ホテル雅叙園東京」ブライダルフェアレポート ですが、いかがでしたか？
歴史と日本の素晴らしい文化を感じることのできる豪華絢爛な装飾や工芸品。これだけでも一見の価値あり！
是非実際にブライダルフェアに参加をして、その凄さを体感してみてくださいね♪

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※ 2016年12月 時点の情報を元に構成しています