和婚人気で注目の「東京の三大結婚式場」八芳園・椿山荘・雅叙園の魅力を徹底解剖！口コミと費用相場も

東京三大結婚式場の魅力は、知名度と格式の高さ。江戸時代にルーツを持つ会場もあることから、親世代はもちろん、祖父母の世代から知っているという人もいるほど、圧倒的な知名度を誇ります。

長い歴史の中で揺るがず、今も受け継がれている伝統と格式。一朝一夕では築きあげることができないものだからこそ、親、祖父母世代からも絶大な信頼を得ています。

魅力②和洋さまざまなスタイルの結婚式が叶う

三大式場には、チャペル、神殿、披露宴会場、庭園とさまざまな施設や設備があり、和洋さまざまなスタイルの結婚式を実現することができます。

規模やテイストが異なる披露宴会場は、一番少ない式場でも14会場、最大で21会場と、小規模の結婚式場では実現できない多彩なスタイルから選択可能。ふたりの希望をを諦めることなく、理想のスタイルを追求できます。

魅力③広大な庭園に囲まれウェディングフォトが映える

三大式場はそれぞれ広大な庭園を持っています。歴史ある庭園は、四季折々で異なる表情を楽しめる絶好のフォトスポット。都心とは思えない豊かな緑に囲まれて雄大な自然を感じられる結婚式は格別。和洋どちらのスタイルを選んでも、人気のナチュラルウェディングが叶います。

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八芳園の結婚式【東京都港区】

結婚式場の創業	総敷地面積
1950年（昭和25年）	約1万2,000坪（約40,000㎡）

東京メトロ南北線・白金台駅から徒歩1分の場所にある「八芳園（はっぽうえん）」。江戸時代から400年以上続く壮大な庭園を有する結婚式場で、四方八方どこから見ても美しいことから八芳園（はっぽうえん）の名前がつけられました。

挙式会場と披露宴会場は、それぞれにテーマやコンセプトが異なる設えとおもてなしが魅力です。結婚式ではパーソナルヒアリングをもとに、ふたりだけのオリジナルプランを提案。八芳園の魅力を熟知した専任スタッフと、ここにしかないウェディングを創り上げることができます。

八芳園の5つの挙式会場

チャペル2会場
神殿2会場
提携神社

古式ゆかしい和の結婚式が叶う会場は、白木造りの太鼓橋が印象的な「出雲殿」と、絵画のように切り取られた空間が美しい「鳳凰殿」のふたつ。どちらも縁結びの神様「大国主大神」を祀っている由緒正しい神殿です。朱傘の下で両親に手を引かれ、庭を歩む「花嫁御寮」は八芳園ならではのセレモニー。その姿に憧れて八芳園を選ぶ花嫁さんも多いです。

チャペルも趣が異なる2種類があり、緑あふれる中に佇む「オリエンタルチャペル」ではクローバーをテーマにした人前式も可能。八芳園専属の牧師が紡ぐふたりのためだけの言葉に、きっと感動を覚えるはず。

このほか、提携式場として500年以上の歴史のある日枝神社での神前式を選ぶこともできます。

少人数婚から大規模婚まで対応できる八芳園の披露宴会場

披露宴会場14会場

八芳園には家族婚にぴったりの和の別邸から、最大162名まで対応可能な大規模会場まで14の披露宴会場があります。一番人気の会場は、数寄屋造りの一棟を贅沢に貸し切る「鳳凰館」。専用のブライズルームやオープンキッチンを備えたプライベート感たっぷりの会場で、上質を追及したおもてなしのウェディングを実現できます。

ほかにも、和紙の意匠と特別な重箱のお料理でもてなす「チャット」、庭園を臨む専用テラスがある「サンライト」など、バリエーション豊かな会場からふたりの好みの会場がきっと見つかるはず。

フォトスポット満載！八芳園の回遊式日本庭園

12,000坪の敷地に広がる八芳園の庭園は、池を中心とした回遊式の日本庭園。「樹」「石」「水」「土」がバランスよく調和し、唯一無二の洗練された自然美を演出しています。

選んだフォトスポットによってガラリと雰囲気が変わるのも、回遊式庭園の魅力。四季折々の自然を感じる美しい庭をふたりで散策する時間が、自然体の笑顔を引き出します。

レシピを永久に保管！八芳園の料理はふたりだけの特別メニュー

八芳園の料理は料理長がふたりの要望を聞いて作る特別メニュー。料理長自ら畑に赴き、栽培方法にまでこだわった日本各地の厳選食材を仕入れています。低アレルゲンメニューの開発にも力をいれるため、アレルギーのあるゲストにも、ないゲストと同じメニューを提供することも可能に。

「いつでも思い出の味を食べていただきたい」という想いから、ふたりの思い出のレシピは永久に八芳園で保管されているため、記念日やお祝い事に味わうことができるのも魅力です。

八芳園での結婚式の費用相場

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最終平均費用	平均出席者	平均出席者単価
329万9,018円	62人	5万3,209円

※記事執筆時（2023年9月）の結婚式費用・見積もり金額の平均データ

最終金額367万6,527円／招待客47名／2022年6月挙式

値上がりしたポイント
装花をランクアップし一卓増やしたところ、数万円値上がりした。最も値上がりしたのは、写真。契約時には写真を重視していなかったが、トータルビューティプロデュース（2着目の衣装で八芳園で前撮りができる）で好みのカメラマンに出会い指名料をかけて指名した。指名料は8万円。また、それに合わせてアルバムもページ数を増やしたため写真関係で20万円ほど値上がりしたと思う。

値下がりしたポイント
手作りできるものは自分たちで手作りした。プロフィールムービー、オープニングムービー、ウェルカムボート、芳名帳など。プランナーさんも出来るだけお金をかけずに済む方法を教えてくれたので助かった。友人や若い親族に対してはweb招待状にしたが、事前にウェディングプランナーさんが確認してくれたので安心だった。また、引き菓子やブーケ、ブートニアも外注で持ち込みした。全て持ち込み料はかからなかった。

みんなのウェディング「八芳園」の費用明細

最終金額378万267円／招待客53名／2021年9月挙式

値上がりしたポイント
装花(メインテーブル・ゲストテーブル)と料理のランクを上げたのでそれぞれ48,700円、206,700円値上がりしました。また、演出とエンドロールを会場に依頼したので、それぞれ104,500円、185,000円が追加されています。その他、ウェディングドレス着用時の下着やアクセサリー、ボディメイク、新郎のメイク、親族のヘアセットなど、当初の見積りには入っていなかった項目が多数追加されています。

値下がりしたポイント
オープニングムービーとプロフィールムービーは手作りしました。また、席次表とメニューについても会場では注文せず他の業者に外注したため少し費用を抑えられました。また、引出物とプチギフトは、今回会場で注文しましたが、持ち込みして費用を抑えられることもあります。ただし持ち込み料がかかるので、比較検討して決めたほうがいいと思います。

みんなのウェディング「八芳園」の費用明細

八芳園で結婚式をした先輩カップルの口コミ

■都内でアクセスが良く広く開けた庭園もあるため、和洋装共に合うロケーションでした。そのため、プラン内では洋装のみでしたが、折角の機会ですので会食時に色打掛を着用し、庭園の緑に映えてどれもとても素敵な写真となりました。みんなのウェディング「八芳園」の口コミ

■チャペルは、正面が大きなガラス張りの窓になっていて、緑が感じられて素敵な空間でした。披露宴会場は、モダンで高級感のある雰囲気と、窓一面に広がる美しい日本庭園が素敵な会場です。午後の式だったので、庭園入場が叶いました。みんなのウェディング「八芳園」の口コミ

■自分達にゆかりのある料金に変更できたり、オリジナリティーを出せてよかったです。また、料理が美味しかった、とのお褒めの言葉も何人かから言っていただけて満足しています。みんなのウェディング八芳園の口コミ

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会場名	八芳園
式場ジャンル	専門式場
収容人数	2人～300人
定休日	火曜日（祝日を除く）・年末年始
受付時間	平日11：00～19:30、土日祝9：30～19:45
住所	東京都港区白金台1-1-1

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ホテル椿山荘東京の結婚式【東京都文京区】

結婚式場の創業	総敷地面積
1952年（昭和27年）	約5万坪（約165,000㎡）

東京メトロ有楽町線・江戸川橋駅より徒歩約10分の場所に位置する「ホテル椿山荘（ちんざんそう）東京」。東京ドーム1個分、約5万坪と三大式場の中でも最大の規模を誇る庭園が特徴です。明治時代から多くの文化人によって日本で最も天然趣味に優れた名園と称され、愛されてきた歴史があります。

ホテルとして常に大勢のゲストを迎え入れてきた場所だからこその、最上級のホスピタリティも魅力のひとつ。ヨーロッパの邸宅のような気品あふれる空間で、上質なホテルウェディングが実現します。

ホテル椿山荘東京の6つの挙式会場

チャペル3会場
神殿3会場

椿山荘の多彩な挙式会場の中でもひときわ目を惹くのは、庭園の緑を切り取ったかのような、楕円形の窓が印象的な独立型の神殿「杜乃宮」。縁結びで有名な出雲大社の神様を祀った神殿で、雅やかな雅楽の生演奏の中、格調高い挙式が叶います。

ほかにも、鳥居と太鼓橋を備えた「慶雲殿」や、白大理石のバージンロードが美しいチャペル「ルミエール」など、3大式場の中でも最も多い和3会場、洋3会場の合計6会場から、ふたりのスタイルに合わせて選べます。

バリエーション豊富！ホテル椿山荘東京の披露宴会場

披露宴会場21会場

披露宴会場は最大630名までを収容可能な大会場から、本格懐石でのおもてなしが魅力の料亭まで全21会場と、こちらも3大式場の中で最もバリエーション豊か。

2022年にリニューアルしたばかりの「胡蝶」は、プライベートガーデンと専用のホワイエを持つ、都内でも類をみない贅沢な造りが魅力。ほかにも、富士山を望む眺望とワンフロア貸切が叶う「ふじ」や、オープンキッチンを併設した「シェフズキッチン」など、会場ごとに異なる設備でゲストをおもてなしします。

三重塔がシンボル！ホテル椿山荘東京の約5万坪の庭園

東京ドーム1個分の大きさの庭園には、四季折々で表情を変える豊かな自然と、国の有形文化財である三重塔や茶室など、数々の史跡や建造物があります。ダイナミックな滝や鯉が泳ぐ池、蛍の住む朱橋など、婚礼姿が映えるスポットもたくさん。

当日はふたりで散策して、ゆったりとした時間の流れを感じながら、くつろぎのひとときを過ごすことができます。

ジャンルの垣根をこえ五感で味わうホテル椿山荘東京の料理

椿山荘の料理は、日本料理、フランス料理といったジャンルの垣根をこえて生み出された「THE TOKYO CUISINE」というスタイル。ホテルに伝わる技法を大切にしながらも、現代で求められている味を追求した伝統と革新の料理です。

「香り、味わい、色合い、食感、温度にいたるまで、五感すべてで味わっていただくお料理をお届けすること」という料理長のこだわりのもと、選りすぐりの海と山の幸とともに旬の味わいを存分に愉しめるコースでもてなします。

ホテル椿山荘東京での結婚式の費用相場

最終平均費用	平均出席者	平均出席者単価
336万1,333円	48人	7万27円

※記事執筆時（2023年9月）の結婚式費用・見積もり金額の平均データ

最終金額358万4601円／招待客53名／2023年4月挙式

値上がりしたポイント
料理のランクを上げたら約20万値上がりしました。しかしどの料理も美味しくゲストにも喜んでもらえました。ムービーが初期見積もりには入っていなかったのでエンドロールムービーを追加して値上がりしました。

値下がりしたポイント
直近で予約したため割引率は多めでした。ペーパー類の持ち込みは無料だったので、自作し費用を抑えました。引き出物はは持ち込み料はかからなかったのでヒキタクにし、費用を抑えました。みんなのウェディング「ホテル椿山荘東京」の費用明細

最終金額310万2,032円／招待客24名／2023年5月挙式

値上がりしたポイント
料理を14000円→19000円にランクアップ、ドリンクも5000円→6000円のコースにしました。衣装は新婦ウェデイングドレス11万円、カラードレス20万円、新郎タキシード7万円プラン差額がでたため値上がりしました。また、なぜか初期見積もりに高砂席の装花代（約9万円）が入っていなかったため、こちらも値上がりしています。

値下がりしたポイント
プロフィールムービー、ドリンクメニューは自作したので費用はかかっていません。席次表、席札、メニュー表などのペーパーアイテムは外注に出し、経費削減。招待状はWEB招待状にしました。ブーケ、アクセサリー類、ベール、グローブ、インナー、新郎シャツ類＆靴も自分達で用意して費用をおさえることができました。

みんなのウェディング「ホテル椿山荘東京」の費用明細

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ホテル椿山荘東京で結婚式をした先輩カップルの口コミ

■個人的には神前式がいいと思っていたのですが、新郎の希望にてチャペルルミエールで挙式しました。挙式会場から見える緑や滝、挙式終了後のフラワーシャワーなど、神前式と比べることはできませんが写真映えがよくて写真を見返すたびに幸せな気持ちになります。披露宴会場は比較的新しい会場の胡蝶にて、約80名で披露宴を執り行いましたが、ゆったりとした広さに大きなシャンデリア、ドアを開けると綺麗な庭も見えて、ラグジュアリーな気分を味わえました。みんなのウェディング「ホテル椿山荘東京」の口コミ

■料理・ドリンクはランクアップさせました。ローストビーフと米茄子の鴫炊きがとてもおいしかったです。ゲストにも料理が美味しかったと好評でした。みんなのウェディング「ホテル椿山荘東京」の口コミ

■胡蝶という披露宴会場は中庭がついていてとても開放感のある空間となっています。部屋が楕円形なので音の響きもとても良いと感じました。照明も楕円形のシャンデリアでゴージャスな雰囲気です。もともと結婚式用に作られた建物なので動線が被らないようになっていて親族の方に配慮されていて良いと思います。みんなのウェディング「ホテル椿山荘東京」の口コミ

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会場名	ホテル椿山荘東京
式場ジャンル	ホテル
収容人数	2人～630人
定休日	火曜日（祝休日除く）
受付時間	平日１１：００－１９：００／土日祝１０：００－１９：００
住所	東京都文京区関口2-10-8

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ホテル雅叙園東京の結婚式【東京都目黒区】

結婚式場の創業	総敷地面積
1931年（昭和6年）	約1万坪（約37,000㎡）

「目黒駅」より徒歩3分の場所にある「ホテル雅叙園東京（がじょえん）」。日本初の総合結婚式場というルーツを持つホテルで、創業以来22万組を超える結婚式の実績を誇ります。雅叙園の魅力は、日光東照宮の美学を伝える豪華絢爛な装飾や美術品の数々です。

約2,500点もの美術品が、至るところに配された館内はまるで美術館のよう。天井を埋め尽くす鮮やかな日本画や、東京都指定有形文化財にもなっている「百段階段」、彩色木彫板が連なる廊下など、「文雅叙情(一日いても飽きない場所)」に由来する名のままに、訪れたゲストを飽きさせません。

ホテル雅叙園東京の4つの挙式会場

チャペル2会場
神殿2会場

一番人気の挙式会場「大巳殿（おうみでん）」は、壁面や天井にいたるまで美術品で彩られた典雅な神殿。神の使いとされる鹿や鶴、梅の花、末広がりの縁起をかつぐ扇など、晴れの日を寿ぐモチーフがおめでたいムードを盛り上げます。

ほかにも、紫を基調にしたモダンな神殿「天穂殿」や、石造りの壁が温かなムードを醸し出す「ガーデンチャペル」、西洋ゴシック様式の彫刻がクラシカルな「フォレストチャペル」があり、和も洋も意匠にこだわった趣のある会場ばかりがそろうのが魅力です。

豪華絢爛！ホテル雅叙園東京の披露宴会場

披露宴会場19会場

披露宴会場は日本の美を伝える和風宴会場から、ホテルらしい華やかな洋風バンケット、スイートルームやレストランを含めた計19会場です。

中宴会場となる「鷲」は、正面に能舞台をしつらえた典雅な和空間。能舞台からの再入場や余興など、演出の舞台として使える贅沢を味わうことができます。

ほかにも、扇形の組子格子が美しいメインバンケット「舞扇」や、アットホームなレストランウェディングが叶う「カサビアーノ」など、多様なスタイルの会場から選べます。

7メートルの滝がフォトスポット！ホテル雅叙園東京の趣ある庭園

常緑樹と滝、錦鯉が泳ぐ池で構成された雅叙園の庭園は、八芳園や椿山荘と比べると小規模ではありますが、京都のような風情を感じる趣ある空間。

庭園に直結している全天候型のアトリウムカフェ「パンドラ」からは、庭園の美しい景色を眺めながら、ゆったりとした時を過ごせます。

評価が高い「目黒雅叙園」ルーツの婚礼料理

高級料亭「目黒雅叙園」がルーツのお料理は、「ゲストに喜ばれた」と口コミでも評価が高いまさに「本物の味」。日本・西洋・中国・折衷の4種類から選択でき、コース料理をアレンジすることも可能です。

高級食材や旬の厳選食材をふんだんに用い、素材本来の味を活かした親しみやすい味わいが人気の理由。盛り付けやサーブのタイミングなどの配慮も万全で、ゲストへの上質なおもてなしが叶います。

ホテル雅叙園東京での結婚式の費用相場