結婚準備をするにあたって、効率よくすすめていくためにはスケジュール管理が大切。それにはウェディングノートが便利です。
結婚式場の比較や結婚式のプランの相談、ウェディングドレスの写真を貼れば一目瞭然、比較検討に役立ちます。
そこで今回は、自分の結婚理想を立てる!新郎新婦で考えるべきウェディングノートの作り方をご紹介します。
【目次】
- 1.ウェディングノートとは
- 2.参考例
1.ウェディングノートとは
結婚式準備は、実際にはじめてみると「こんなにたくさん決めなくてはいけないの!?」と思ってしまうほど、ふたりで選び決定していくことが山積みです。
結婚式場での打ち合わせ、家族との連絡、友人との相談、細々とした買い物リスト…などをもれなく行なうためにも、スケジュールや情報の管理が必須になります。
そこで、おすすめなのが「ウェディングノート」の作成です。
パソコン操作に慣れている人や、すべての情報を一カ所に集約しておきたい!と、すべての情報をパソコン上に入力すれば済むのでは?と思うかもしれません。
たしかに、パソコンならば一括データ管理できて便利ですし、計算を素早く行ない、情報を整理し、見た目もすっきりできる利点は大きいものです。
一方で、打ち合わせのとき、またちょっと思いついたことがあったとき、その時いつでもパソコン操作ができる環境にあるとは限りません。
そして、準備が佳境に入る結婚式直前は、打ち合わせの内容や買い物リスト、あちらこちらから寄せられる情報すべてをパソコンに入力することすら手間に感じるほど超多忙。
そんなとき、手元にいつでも書き込めるウェディングノートがあると、とても便利なのです。
ウェディングノートは、プランナーとの打ち合わせの内容は当然のこと、思いついたアイディアなど、書き留めておくための「メモ&集約版」です。
自分たちが内容を分かればよいので、「きれいに仕上げよう!」など思わずに、気兼ねく使える機能的なものがいいですね。
ウェディングノート構成例
ウェディングノートはまさにオリジナル。
「こうしなくてはいけない」という制約はまったくなく、自分たちが使いやすいように構成していけばOKです。
現在、市販のウェディングノートもありますが、それはあくまでも一般的なスケジュールや結婚式の構成に基づいているために、必ずしも自分たちのウェディングスタイルに合うものではないかもしれません。
ぜひオリジナルウェディングノートを準備して、結婚式準備を効率よくすすめていきましょう。
【使うノートは?】
それぞれの内容に割くページ数は、自分で調整してOK。
ノートのスタイルとして、先輩花嫁たちからは、
・ルーズリーフ:自由にページ数を増減できる
・スパイラルノート:いつでも破ける
という意見がありました。 自分にとって使い勝手のよいスタイルのノートを準備しましょうね。
【ノートの構成は?】
パソコンに主な情報を入力し、ウェディングノートには都度メモを書きためた というカップルもいればウェディングノートにすべてを書き込んだ カップルもいます。
いろいろな情報整理の方法はあるものの、どの先輩カップルたちに共通していることは
やるべきこと&したいことを思いつくままリストアップした
ということでした。
そして、そのリストアップしたたくさんの項目をについて、おおよそ次の3タイプに分類しているようです。
1)時系列ごとに構成する
例:4ヶ月前 ウェディングドレス決め、招待客リストアップ…
3ヶ月前 ブーケ発注、料理内容検討…
など、結婚式までのスケジュールをゴールとしてノートを構成する方法です。
「○ヶ月前」のところを、具体的に「5月末まで」などとしてもよいですね。
そして、「4ヶ月前」に書き込んだ項目について、そのページには関連するメモやデジカメ写真などを貼っていき、済ませた内容にはチェックを入れていくと、「これは済ませた!」と安心できますね。
2)項目ごとに構成する
例:ウェディングドレス決め
招待者
など、項目ごとにページを割り振ります。
「ウェディングドレス決め」の項目が思いのほかたくさんのページを使う場合には、適宜増やして、自分が心ゆくまで必要な写真や情報を貼ったり書き込んだりしましょう。
3)彼と自分のページをつくる
例:4ヶ月前 左ページ 自分/右ページ 彼
など、見開きで項目をつくっていきます。
ひょっとすると、自分のほうばかりメモの分量が多い!などということがあるかもしれませんが、ふたりでこの時期にはなにを準備すべきか、ぱっと見ることができるので便利ですね。
2.参考例
構成する内容は本当にオリジナル。 自分たちが便利なように自由に作っていきましょう。
結婚式準備だけでなく、新生活準備についても並行して書き留められると、さらに便利なノートになりますね。
【構成例】
テーマ・テーマカラー:自分のイメージを書き留め、会場選び、会場装飾、ブーケ、ドレス選びに役立てる
希望の会場一覧:場所・連絡先・理由など、方法を集約する
ブライダルフェアチェック:参加したブライダルフェアごとにチェック
見積り:会場ごとの見積もりを貼る⇒別途Excelでまとめて添付してもOK
招待客リスト:思いつく限り書き留め、実際に招待できるか検討する
親の希望:意見が合わないことのないよう、必要な事項を聞き、書き留めておく
希望の日取り:家族の希望、二人の希望など、候補日を挙げておく
演出内容:スピーチの回数、キャンドルサービスなど
余興の内容:行なう場合は誰に頼むか?
BGM:曲目のリストアップ
ドレス選び:写真と感想を書き留める
ヘアメイク:希望があれば、モデルの写真を貼っておく
食事の内容:食事のランクをどうするか?アレルギー対応の人はいるか?
お祝い:いただいた方を書き留め、忘れずに内祝いを贈る
手続き関係:新居の準備、家具の購入、引っ越しの準備、役所の手続き…
体験談
打ち合わせの際に聞きたいことをメモしておいた
■「ウェディングノート」というものを頂きそれに沿って進めていきました。そのほかに小さいノートに聞きたい事やゲストの人数や詳細を書いておきました。バスの利用者数や宿泊者の数などがスムーズに伝えられました。(30代前半女性)体験談
ブライダルフェアをチェックするのに役だった!
■ブライダルノート→駅から会場までのルートや、スタッフの対応、会場雰囲気など気が付いたことを細かく書いておく。後で比較検討するときに役立つ。(20代後半女性)体験談
持ち運べ、目に見えて便利
■メモ、ノートは必須です。手帳も、いまはスマホでスケジュール管理ができる時代ですが、目に見えるものとして、あったほうがいいと思います。また、ちょっとしたお菓子など、自分の好きなテイストが伝わるものを手みやげとして持っていくと、プランナーさんに好みが伝わりやすくなるからおすすめです。(30代前半女性)
具体的なウェディングノートの内容は、本当にいろいろあるでしょう。
そしてどんどん書き込んでいけばいくほど、「使いこなした感」も出ますし、順調に結婚式準備が進んでいる実感が湧いてきます。
ぜひ、オリジナルのウェディングノートを作成して、晴れの日への準備を進めていきましょうね!
※ 2016年8月 時点の情報を元に構成しています
「結婚式準備」 の 雑学 に含まれています