結婚式・披露宴の新郎挨拶<謝辞>スピーチ文例とポイント

みんなのウェディング編集部
最終更新日 2017.05.09
結婚式・披露宴の新郎挨拶<謝辞>スピーチ文例とポイント

感動的な結婚披露宴の締めは新郎の謝辞挨拶。結婚披露宴に出席してくれたゲストへの感謝の言葉です。

人生の晴れ舞台ですので、かっこよく決めたいものの、大勢のゲストの前ではとても緊張します。

今回は、新郎の謝辞挨拶を成功させるポイントと、使える文例を合わせてご紹介します。


1.謝辞全文の例

親族のみの会食や挙式など、きっちり決めたいとき向けのフォーマルバージョン、友人のみの結婚パーティなど、あまり堅くしたくないとき向けのカジュアルバージョンの2種類をご紹介します。

式の雰囲気に合わせて、お好みで文例を組み合わせてみてくださいね!

フォーマルバージョン

本日はお忙しい中、私たちふたりのためにお集まりいただきましてありがとうございます。
この結婚披露宴では、みなさまより心のこもったお励ましやお祝いのお言葉を頂戴いたしまして、誠に感謝申し上げます。

なにぶん若輩者ではございますが、これからふたりで力をあわせて幸せな家庭を築いてまいりたいと存じます。
私を育ててくださったお父さん、お母さん。今日という日を迎えられたのも、おふたりが私を愛情たっぷりに育ててくださったからです。 今まで育ていただ>き、本当にありがとうございました。

これからもご迷惑をかけるかと思いますが、少しずつ家庭を支える大黒柱として成長していきますので、見守っていてください。
そして、新婦を育ててくださったお父さん、お母さん。今までおふたりが新婦を大切に育ててこられた分、これからは私が新婦を守っていきますので、よろしくお願いいたします。

未熟なふたりですが、ふたりで支え合って暖かい家庭を作っていきたいと思います。
これからも、今までと変わらず、ご指導ご鞭撻をいただきますよう、お願い申し上げます。
本日はありがとうございます。

カジュアルバージョン

今日は僕たちふたりの結婚披露宴にご出席いただきましてありがとうございます。
たくさんのお祝いの言葉、本当に感謝申し上げます。

また、余興で演奏してくれたバンドのみんな、この日のために一生懸命準備してくれたと思うと感激です。温かい気持ちが伝わって、とても感動しました。どうもありがとう。
いつも僕に「結婚って良いものだぞ」と語ってくれた○○君。僕も君のように、いくつになっても「結婚は良いものだ」と皆に語れるような夫になりたいです。

今日から僕たちは新しい家庭を築いていきます。 みんなが祝ってくれたこの日のことを一生忘れることなく、歩んでいきたいと思います。
これからも、僕たちふたりのことをよろしくお願いいたします。
本日はありがとうございました。


2.組み合わせて使える部分別文例

1)謝辞の始まりの部分

出席していただいたゲストへ、感謝の気持ちを述べましょう。

雨の日に来てくれたゲストへの感謝

◆フォーマルバージョン

本日はお足元の悪いなか、私たちのために式にお越しいただきまして誠にありがとうございます。

本日はあいにくの空模様のなか、私たちふたりのためにご出席賜りまして誠にありがとうございます。

◆カジュアルバージョン

本日はあいにくの雨のなか、僕たちふたりのためにご出席いただきましてありがとうございます。
「恵みの雨」とも言いまして、これにあやかり、これからの二人の生活が実りある豊かなものとなるよう、努めていきたいと思います。


遠方から来てくれたゲストへの感謝

◆フォーマルバージョン

本日は私たちふたりのために、ご遠方よりご臨席賜りまして、誠に感謝の念に耐えません。

本日は私たちのために、遠路はるばるお越しいただきましてありがとうございます。

◆カジュアルバージョン

本日は、北は北海道、南は九州より、遠路はるばる、僕たちふたりのためにご出席いただきまして本当にありがとうございます。


連休中に来てくれたゲストへの感謝

◆フォーマルバージョン

本日は5月の連休というご多用中のところ、私共ふたりの結婚式にご出席いただきまして誠にありがとうございます。

◆カジュアルバージョン

本日は、5月の連休中にもかかわらず、たくさんのみなさまにご出席いただくことができまして、本当に感激しております。

今日は、9月の連休の最中ですのに、僕たちふたりの結婚披露宴に快く出席していただきまして、本当にありがとうございます。


2.謝辞の中頃の部分

新郎新婦のエピソードを上手に盛り込めるとよいですね。

ふたりの出会いを語る

◆フォーマルバージョン

私たちふたりは、学生時代の共通の友人を通して3年前に知り合ったことが馴れ初めでございます。それ以来、おだやかに愛を育んでまいりました。

思い起こせば5年前、上司の代理で出席した、取引先である△△商事様の30周年パーティが○○子との初めての出会いでございました。

◆カジュアルバージョン

僕たちの愛のキューピッドとなってくれたのは、学生時代の友人の○○君でした。
○○君のおかげで、こんなに良い奥さんをもらえました。ありがとう!

○○子との出会いは、取引先の30周年パーティでのことでした。○○子を一目見た瞬間、「なんて可愛い子なんだろう」と。
一目ぼれした後、○○子に猛アタックをかけ、今に至ります。


ふたりの両親への感謝を述べる

◆フォーマルバージョン

○○子さんのお父さん、お母さん、今度は私がお2人の代わりに○○子さんを愛し、笑顔の絶えない家庭を築いていきます。

お父さん、お母さん、今まで育ててくださり、本当にありがとうございます。おふたりのようなお互いを支え合える夫婦が私の理想です。
これからも、ご迷惑をかけるかと思いますが、見守っていてください。

◆カジュアルバージョン

○○子さんのお父さん、お母さん。僕が結婚挨拶に伺ったとき、お父さんは「どこの馬の骨だ」とでもいうような怖い表情をして僕をにらみつけましたね。

僕はお父さんの表情がトラウマになり、しばらく夢に見ました。でも、お父さんが大事に○○子さんのことを守ってきたこと、僕にはすごく分かります。

これからは僕がお父さんの代わりに○○子さんを守っていきます。

○○子さんのお母さん、○○子さんの作ってくれるご飯はすごくおいしいです。
お母さんが○○子さんに家事を教えてくれたおかげです。ありがとうございます。

おやじ、おふくろ。今ままで育ててくれてありがとう。思春期の頃はグレたりして、心配をかけたと思う。そんな僕でも、こんな良いお嫁さんをもらえました。

○○子はとても気の優しい嫁です。もう1人可愛い娘ができたと思って、僕以上に○○子を可愛がってあげてください。


入籍を報告する

◆フォーマルバージョン

さて、私たち二人は、○月○日、△△市役所に婚姻届けを提出し、夫婦としての生活を開始いたしておりますことを、みなさまにご報告させていただきます。

◆カジュアルバージョン

さて、ぼくたち二人は○月○日、△△市役所に婚姻届けを提出し、晴れて夫婦となりましたことをご報告させていただきます。


授かり婚を報告する

◆フォーマルバージョン

○○のお腹には、新しい生命が宿っております。
これからはよき父、よき母になれるよういっそう努力し、明るく愛情あふれる家庭を築いていきたいと思っております。

◆カジュアルバージョン

みなさまにご報告がございます。実は○子のお腹には、僕たちふたりの愛の結晶が宿っています。


晩婚なことに触れる

◆フォーマルバージョン

いままでの人生、仕事一筋を貫いて参りましたが、このたび素晴らしいご縁に恵まれ、本日の佳き日を迎えることができました。

◆カジュアルバージョン

みなさまには、長いことお待たせして参りましたが、やっと人生最良の伴侶に巡り合うことができました。


3)謝辞の終わりの部分

最後に結婚生活への抱負と、締めの言葉を述べます。

◆フォーマルバージョン

未熟ものの二人ではございますが、ふたりで手を取り合って絆を深めて行きたいと思います。更なるご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

◆カジュアルバージョン

何分至らないところばかりのふたりですが、日本一の夫婦になりたいと思います!

これからも僕たちにお励ましの言葉や、時にはお叱りの言葉で、ご指導ください。本日はどうもありがとうございます。


3.スピーチ成功のポイント

時間の目安は2、3分

謝辞は数時間にわたる披露宴のあとに行ないますよね。長々と話しては、ゲストが疲れてしまいます。話したいことはたくさんあるかもしれませんが、短く簡潔にまとめましょう。

具体的には、1000字前後の文章量だと丁度よいようです。

練習は十分にしておこう

原稿が完成したら必ずはっきりと声に出して読み、言いにくい言い回しがないかチェックしましょう。とにかく緊張する挨拶なので、練習しすぎても、し過ぎることはありません。

カンペを見て話してもOK?

カンペやメモを見ながら話してももちろんOKです。できれば暗記して堂々と謝辞を述べるのが理想ですが、暗記が苦手な人もいることでしょう。覚えて本番に臨んだとしても、度忘れしてしまっては大変です。

ただし、カンペやメモを用意する際には、ずっと紙に視線を落とすのではなく、話すときは前を向けるように練習しておきましょう。

結婚式を格好よく締めたい!

言葉につまってしまったとしても、ゲストには新郎の一生懸命な様子が伝わります。流暢に話すことだけを意識する必要はないので、気持ちを込めてゆっくりと話しましょう。

挨拶の際は、カラオケとは違うので、マイクの「頭」ではなく「胴」を持ちます。姿勢を正してはっきり大きな声で、堂々と照れずに話せるとよいですね。

「新郎謝辞」は結婚披露宴のクライマックスです。 式の印象を左右するともいわれる重要な役どころ、緊張して当然です。

それだけに、事前に原稿をきちんと用意して暗記するくらい、気合いをいれて準備をしましょう。 また、実際に声に出して練習することが大切です。

ぜひ、後悔のない新郎謝辞にしてくださいね。


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