かゆいところに手が届く会場

見積書が見やすいです。品名に対して、どこまで含まれるのかの内容まで簡単に記載してくれています（「会場費」には全館貸切料と音響、プロジェクター、照明～～が含まれる、ということが分かるようになっています）。
なので、新郎新婦側が結婚式でかかる費用項目を把握していれば、大きな見落としや抜け漏れはなく済むと思います。
個人的にはもう少しリーズナブルであれば即決だったなぁというところですが、1日2組(前半/後半の2部制)もしくは1組の貸切会場ということも考えると、見合った金額だと感じます。

演出やコーディネートなどかなり融通が利くようなので、こだわりのある方は気をつけないと予算を大幅に超えそうですね。

全体的に洋の要素が強いです。東郷神社で挙式をされる方が多いかと思いますので、披露宴ではドレスメインにしたい方には特におすすめです。
貸切なので他の花嫁さんやゲストとバッティングすることはまずないのもいいですよね。

マンション？の1階がまるまる会場になっているため、外でタバコが吸えません。会場内の個室を1室喫煙スペースとしてつぶすことが出来ますが、ゲストに喫煙者が多い場合は、ちょっと狭いと思います。あと個室にはなっているものの、披露宴会場と待合スペースの間に位置するので、においに敏感な方は気になるかもしれないです。

地味にいいなと思ったのは、円卓にセットされた椅子が回転式であること。スクリーンで映像を流す際に、円卓だと一部のゲストは後ろを振り向かないと映像が見られないことがあり、結構疲れてしまいますが、椅子が回転するので、楽に映像を楽しめます。

披露宴会場も、待合スペースも、受付、入口すべてのスペースを自分たちの好きなようにコーディネートできます。キャンプが趣味だとプランナーさんに伝えたところ、テントを入口に設置することもできますよ、と笑顔で話してくれました。あとお色直し後に自転車に乗って再入場した新郎もいたとか。それくらいオリジナリティという面では優れていると思います。

また、神前式ではお母さんに手を引いてもらうと思うので、娘と一緒にバージンロードを歩くことが夢だったというお父さんには申し訳なくなってしまうのですが、ルアール東郷の会場はメインテーブルまでの間に1本の道?がありますので、お色直しでウェディングドレスに着替えて再入場する際に、お父さんと腕を組んで、バージンロードに見立てたその1本の道を歩くという演出をされるカップルも多いらしく、素敵だと思いました。

担当してくださったプランナーさんは、まだお若く見えましたが、とってもしっかりなさっていて、ご説明も分かりやすく、まだまだ式のイメージがついていない私たちに対して、今までの事例をたくさんお話くださいました。
見学後のメールのやりとりもスムーズで、こちらの希望していた日取りに空きができればご連絡くださいました。

東郷神社から近いので、歩いていくのも問題ないと思いますが、少し道が分かりにくいです。
披露宴から参加するゲストで、直接会場に向かう場合は少し配慮が必要かもしれません。