シャープなハードと自然の調和が素晴らしい

会社の後輩の結婚式に招待されました。
会場は11月の紅葉シーズンで赤黄の色づきがキレイで、
チャペル、披露宴会場含め会場内どこにいても、自然を楽しめる雰囲気を感じました。

この会場はチャペルがホント格別だと思いました！
大きなガラス張りの窓からは、紅葉で色づいている大きな赤黄色の木が見え、
自然の光が差し込みます。
挙式中は賛美歌の音色とコラボする様に、黄色い葉が風で踊っていました。

空中回廊からの入場の際、驚いた事に自分が座っていたところからは、
まるで森の中から入場しているかの様に、ガラス面に紅葉が写り込んでいました。
透明のガラスで新婦さんとお父さんが並んで歩いている時に、
こちらには聞こえないのですが、何かを話しながら歩いているのが見えて、
この二人だけの時間は一生ものだなぁと思いました。

また、チャペル自体の音の響きが凄いです。
クリアでシャープな音は、
コンクリートとガラスが音を反射するからだと思います。
ちなみにバイオリンの音色は心に沁みました。

友人関係と思われる方も、
「なんとも言えない満足感はなんだろう、泣きそうだった」
「あのチャペルはめちゃくちゃ良い、音の響きがハンパない」
など披露宴会場へ歩きながら口々に良い感想を語っていました。

牧師さんも容姿だけでなく、あまり見た事が無い青と紫の服でカッコ良かったです。
厳格で神聖な雰囲気を、音と光がその雰囲気をさらに引き立てて、
全てがハイセンス！
全て安藤忠雄さんの計算なのか、素敵すぎるチャペルでした。

また披露宴会場でも紅葉バックで自然との調和が素晴らしい会場だと思いました。

個性派の新婦ですが、やはり結婚式も個性的で、
彼女らしさが最大点表現されていた一日でした。

音ゲーが趣味で、出会いのキッカケにもなったということで、
「-intro- 相思奏愛」というテーマ設定をされていて、
披露宴中に流れる曲、全てがゲームのBGMという徹底ぶり。
少しテクノ音を聞きすぎて、頭が痛くなりました・・・（笑）

ウエディングケーキも音ゲー関連のものだったり、
手作りのムービー3本もクオリティが高かったです。

スタイリッシュで、割りとシンプルな会場だけに、
色んな個性色を入れやすい会場なのだろうと思いました。

先回りで案内を入れてくれたり、心地良いサービスをご案内いただきました。
一流ホテルの様な高級感ともてなしを感じる事のできるサービスでした。
館内が貸しきりだったからか、きめ細やかな配慮を感じた。

自分の出身大学がお隣の東灘区だった事もあり、
学生時代を思い出す懐かしい大阪からの道中でした。

六甲道からはタクシーで会場まで行きましたが、
少し坂を登る事で、山側の高級住宅街風な雰囲気を感じる事ができ、
日常と違う場所へ来たなぁと特別感を感じました。