和洋折衷・雰囲気重視のカップルにおすすめ

他のホテル同様に見積もりの概算が提示されるのかなと思っていましたが、今回は参列者１人あたりの費用の概算のみの提示でした。
プランナーさんからは、多く見積もって１人６万円が相場だと言われました。
（チャペル式、神前式、人前式などの挙式のタイプによっても費用は異なると思います）
私たちは参列者が60人程度の結婚式を考えているので、360万円＋α。
衣装や演出によっても費用がかさむと思うので、どれだけお金をかけるかにはなってきますが、お安くはないかなという感想です。

【挙式会場】
神前式：挙式中だったので入り口から見える範囲しかわかりませんでしたが、真新しく綺麗なところでした。
人前式：木目調の落ち着いた空間で、同じ木の素材で作られたサークル（「円」）状のオブジェがステージの中央に配置されていました。
チャペル式：会場が２つあります。離れのチャペルは天井が高く、模擬挙式で歌われた聖歌が綺麗に響いていました。外からの光も入るので明るく、シルバーが施されているところは照明でキラキラしていました。こちらのチャペルが人気があるとのことでした。
私はもう一つのチャペルが気に入りました。広さ的には、離れのチャペルより天井が低く、こじんまりしています。明るさも、間接照明とまでは言いませんが、落ち着いた明かりで、オフホワイトとこげ茶で統一された、少し歴史を感じるような印象を受けました。

【披露宴会場】
結婚式や銀婚式前のセッティングされた会場を3箇所、相談会用にセレモニー様式になっていない会場を1箇所見せてもらいましたが、テーブルクロスや小物で印象が全く違いました。
全体的に茶系やホワイト系で統一された空間なため、テーマカラーというか、取り入れたい色味で雰囲気が変わります。

和装婚を希望されているカップルが和紙で作られた照明カバーを使われていたり、自宅にいるような雰囲気を希望されているカップルが卓上花をグリーンやコケを使ってアレンジされるなど、それぞれのオリジナリティが出せるところなのだと思いました。

最近よく見かけますが、新郎新婦の思い出のメニューや出身地の食材を使ったメニューなど、色々アレンジできるのは、おもてなしにもなって良いと思いました。

プランナーさんは若い女性の方でしたが、丁寧に対応していただきました。
一つ気になったことは、ウェディングフェアに参加して、色々踏み込んだ質問をされたことです。
私たちは、両家の両親に結婚の挨拶に行く前で、これから色々と決めていく段階での参加だったからかもしれません。
ウェディングフェアに参加してそのまま式場を決められる方もいらっしゃるので当たり前なのかな？とも思いましたが、式場を決定したわけでもなかったので、距離が近いなと感じてしまいました。

白金台駅から徒歩２分というだけあって近いです。地下鉄の出口を出ると建物が目に付きます。
向かいの道路を渡って少し坂を下がると、式場に入る門があります。門からホテルの入り口までは少し歩きます。