【結婚式のご祝儀袋】中袋の書き方や包み方、袱紗の基本マナー

みんなのウェディング編集部
2016.03.09
【結婚式のご祝儀袋】中袋の書き方や包み方、袱紗の基本マナー

結婚式に持っていくご祝儀袋には、中袋の書き方や袱紗(ふくさ)の包み方、受付での渡し方まで、知っておきたいマナーがたくさんあります。
そこで、ご祝儀袋に関する基本マナーを分かりやすく写真付きでご紹介します。



知っておきたいご祝儀のマナー

水引きはかならず結び切り

水引き  結び切り

ご祝儀袋には「一度結んだらほどけない」結び切り の水引きがついたものを使うのがマナーとされています。

水引き  蝶結びの水切り

ちなみに、蝶結び の水切りは「ほどいて何度でも結び直せる」ことから、出産など何度あっても嬉しいお祝いごとに用います。

金額とご祝儀袋の格はつり合うように

ご祝儀袋は、包む金額によって種類が違います。
目安として、入れる金額の1/100くらいの値段のご祝儀袋を選ぶのが好ましいとされています。
例えば、都合上3万円以下を包むような場合に、「見た目は豪華にしたい!」とご祝儀袋だけ高価なものにしてしまうのはマナー違反となります。

新札を用意する

新札

お祝いごとはきちんとしたフォーマルな場ですから、包むお金には必ず新札 を用います。
特に結婚式は、事前に予定を知らされているものですから、早めに銀行などに行ってきちんと新札を用意しておきましょう。
もしも、新札の用意を忘れてた場合は、以下の2つの方法がおすすめです。

  • アイロンでお札のしわをのばす
  • 会場のフロントで新札に替えてもらう

ボールペンでは書かない

ボールペン

筆記具は基本的に毛筆や筆ペンを用います。
特に表書きは筆文字がマスト。

受付係の人や新郎新婦に読んでもらいやすいように、楷書体で濃くはっきりと記入します。
本来は中袋まですべて筆文字だと万全ですが、かすれない、しっかりした濃い黒字であれば、サインペンなどでも大丈夫です。

筆は軽くもち、筆の弾力を生かしてかきましょう。
ペンをもつ時よりも、少し立てて書くと、文字がつぶれません。
一方、筆であっても薄墨のもの、またはボールペン、万年筆などはお悔みごとで用いるため注意しましょう。

包む金額に注意

数字

ご祝儀を包む金額にもマナーがあります。
割り切れない数字である「奇数」 がよしとされており、これは、ふたりの仲が分かれないようにという意味が込められています。
万が一、千円札や五千円札を混ぜる場合も、奇数枚数にするようにしましょう。

子どもがいる場合のご祝儀

基本的に、未成年の子どもに関しては親が一緒にご祝儀を包む場合が多いです。
目安としては、小学生までの子どもがいる場合は1万円、中学生以上の子どもがいる場合は2万円となっています。

欠席をした場合

出席と返信していたのに、当日やむを得ず欠席をする場合は、出席する場合の金額の半分、もしくは3分の1(一人1万円前後)を目安にした現金、もしくはお祝いの品を渡すのが一般的です。

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表書きの書き方

わかりやすく名前を明記

名前を明記

水引の下にフルネームで名前を記入します。 この時注意すべきことは、くっきりはっきり明記し、表書きの名目よりも少し小さめに書くことです。

名目の書く際の注意

ご祝儀袋

名目は、すでにプリントされたご祝儀袋も多いですが、自分で書く場合には、「寿」「御祝」「御結婚御祝」等を書くのが適切です。
4文字は「死文字」と言われお祝いごとには不適切とされているため、「祝御結婚」などは避けるようにしましょう。

連名の場合

連名

複数人でご祝儀を贈りたいという場合は、まず目上の人の名前を書き、そのあとは左へ順に連名にします。
友人同士で贈る場合は、五十音順がスマートです。

連名は3名が限度です。
それ以上は代表者の名前を中央に書き、その左側に「外一同」と書き添え、別紙に全員の氏名を書いて中包みに同封します。

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中袋に関するマナー

金額や住所はきちんと書く

「相手も自分のことを知っているし…」と、ご祝儀の中袋に何も書かないのはNG。

ご祝儀を受け取った新郎新婦が、あとでお金を整理する際に、住所が書かれていないと大変困ります。 中袋には、金額・住所欄が印刷されている場合が多いので、そこに忘れず記入しましょう。
筆文字が理想ですが、ここはペン字であってもかまいません。また、筆で記入する場合でも、郵便番号の数字は読みやすいようにペン字で書くといいでしょう。

金額の数字は旧字表記にする

金額の数字

中袋に金額を記入する場合は、必ず「金○萬円」と書き、数字は「旧字体」で書く のが正式とされています。
各漢数字に応じた、旧字をご紹介します。

旧字   

お札の入れる向きに注意

ご祝儀袋

お札はすべて向きをそろえて中袋に入れます。
この時に、中袋を開いたときに、お札の表(肖像が印刷されている面)が上 になるように入れましょう。

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ご祝儀の包み方

お祝いごとは「上向きを表」に

旧字

上包みの裏側の折り上げ方は、特に気をつけたいマナーのひとつ。
結婚式のようなお祝いごとでは「喜びは天を向く」「幸せをもらい受ける」という意味で、上向きに折り返されている方を表 に重ねて水引きを通します。
ちなみに、下向きを表にするのはお悔やみごとの場合です。間違えたら、大変なことに!

短冊を重ねて表す「二重の喜び」

購入したご祝儀袋には、表書きの文字が入った短冊が複数枚と一緒に、無地の短冊が入っている場合があります。
これは失敗したときための予備ではなく、表書きの短冊の下に、重ねるためのものです。こうして「喜びが重なるように」という意味を表しているのです。

同様に、表の包み紙(たとう紙)も二重に重ねてあるものが正式です。
ですが、現在はあまり気にされなくなっているマナーでもあるので、1枚だけはさんでも問題はありません。

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袱紗(ふくさ)のマナー

袱紗

ご祝儀袋は袱紗で包むのがマナー。
この場合選ぶのは、暖色系の明るい色の袱紗。
沈んだ色味のものは弔事用なので気を付けましょう。 ただし、紫色はどちらにも使えるとされています。

結婚式などのお祝いごとでの袱紗の包み方は、まず袱紗を広げて中央よりやや左にご祝儀を置き、

  • (1)左側を中に折り込む
  • (2)上部を中に折り込む
  • (3)下部を中に折り込む
  • (4)右側を中へ折り込み、あまった部分を裏へ折り返す

これが、お祝いごとやお見舞いのときに使える袱紗の包み方です。
お悔みごとのときは逆で、右→下→上→左の順に包みます。
ご祝儀袋をカバンやスーツのポケットからそのまま出したり、購入した時のセロハン袋ごと出したりして渡すのは、マナー上あまり好ましくありません。

もし、袱紗を持っていない場合は、小さなふろしきやハンカチで代用しましょう。

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正しいご祝儀袋の選び方

ご祝儀袋

友人や後輩へのご祝儀の場合

ご祝儀袋の色は「白」が基本ですが、最近のご祝儀袋はデザインや色もさまざま。
カラフルなものやデザイン性のあるご祝儀袋は、親しい友人や後輩の結婚式へのご祝儀を包む際に選ぶことができます。

贈り主の個性が表れたご祝儀だと、新郎新婦のために選んだということが伝わり喜ばれることでしょう。
ただし、先輩や上司へのご祝儀にはこういったご祝儀袋は好ましくないため、通常の「白」を貴重としたものを選びましょう。

個人で10万円以上包む場合

ご祝儀袋

兄弟姉妹の結婚式には、個人で10万円前後を包む場合が多くなります。
そんな大きな額を包む場合には、ご祝儀袋もそれに見合った格の高いものを選びましょう。
袋の部分に鶴や亀などの縁起物が描かれているご祝儀袋が適しているとされています。

夫婦で5万円以上包む場合

夫婦  ご祝儀袋

夫婦連名でご祝儀をお渡しする場合は、ご祝儀袋の右側に夫の名前を、左側に妻の名前を記入するようにします。名字は両方につけてもかまいません。
また、表書きの部分が短冊ではなく、檀紙(波状に折り込まれているもの)は格の高いご祝儀袋です。
夫婦でなくとも、個人で5万円以上包む場合にも使用しましょう。

結婚式欠席で1万円程度包む場合

夫婦  ご祝儀袋

親戚以外の結婚式を欠席する場合は1万円を相場として、ご祝儀を送ります。 送付方法は、現金をご祝儀袋に入れて、そのご祝儀袋をさらに現金書留の封筒に入れます。 包む金額も少ないため、ご祝儀袋もシンプルなものを選びましょう。

複数人で5万円以上包む場合

複数人で5万円  ご祝儀袋

会社の部のメンバー・同僚や友人などの複数人でご祝儀を包む場合は、先述の通り、中央に目上の人の名前を書き、そのあとは左へ順に連名にします。


いかがでしたか?
このように、ご祝儀袋やふくさに関するマナーも、多くのものがあります。
マナーを守った素敵なふるまいで、心のこもったご祝儀を贈りましょう。

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