1. 結婚式口コミ みんなのウェディング
  2. みんなのウェディングニュース
  3. 結婚式レポ
  4. ひまわりに囲まれた自分らしいウェディング*感染症対策もばっちり!

ひまわりに囲まれた自分らしいウェディング*感染症対策もばっちり!

2020.08.12

withコロナともいわれる今、花嫁さんにとっては、結婚式をどうするか、というのは切実なテーマですよね…!
今回は、感染症対策をしながら自分らしいウェディングを実現させた、maiさんに取材させていただきました*


待ちに待った結婚式、延期はしたくない…!

ライター大石

このたびはご結婚おめでとうございます♡
式場や日取りは、いつ頃から決められていたんですか?

新婦

6月21日に結婚式をするというのは、1年半前には決めてました!
入籍したのが去年の9月で、2019年に挙式したかったんですが、夫の仕事の都合でその年にやるのが難しくなってしまって…。
それで、一度延びて今年の6月になったんです。

ライター大石

待ちに待った結婚式の直前に、コロナが流行ってしまったんですね…!
緊急事態宣言が出たときはどう思われましたか?

新婦

実は私は看護師なので、いち看護師としては、結婚式をやってはいけないかな…と思ったんです。
でも、4月の時点で、6月なら緊急事態宣言は解除されるかもしれないとも思いました。
ここで延期しても、しばらくこの状況は続くんだろうな、とも思っていて、そうなったらもういつ挙げられるかわからないな、と…。
そこで、もし緊急事態宣言が解除されたら、予定通り今年の6月21日に挙げよう、と4月の段階であらためて決めていました!

ライター大石

確かに、いろいろと延期するとしてもタイミングもむずかしかったかもしれませんね。

新婦

その時期は、県外移動が解禁されてすぐの時期だったので、タイミング的にはちょうどよかったかもしれません。
最初は呼びたいゲストの数を減らしきれなくて、Zoomでオンライン結婚式をやることも考えたんですが、親戚には直接やっぱり会いたいかもということで、式場の方にもいろいろと対応していただき、人を呼んで結婚式をすることに決めました。

目次に戻る

準備期間~直前にバタバタ!~

ゲストの数は変更が相次ぐ…!

ライター大石

ゲストの方は何人いらっしゃいましたか?

新婦

友人40人、親族20人の計60人ほどです。
招待状は、4月頭に95人に出していたんですが、そのあと感染症対策の関係で、2テーブル分くらいの方には、こちらからやむをえず「申し訳ございません」とお断りしました。
出席のお返事をもらったのは72人ほどだったのですが、職場関係の方と遠方の方が来られなくなり、最終的に60人になりました。

ライター大石

時期的に、ゲストの数が変動するのはやむをえないことですよね。

新婦

私の仕事柄、ゲストに医療従事者が多いので、自分の職場の人も呼べなかったというのはありました。
最終的には、ゲスト一人一人のかたの判断に任せる感じにしました。

ゲストや式場とのやりとり

ライター大石

感染症対策については、招待状の時点でゲストの方に何か伝えたりしましたか?

新婦

コロナについては招待状にあまり書きたくないな、というのが私たち夫婦の意見で。
そのかわり、発送した時点でみんなにLINEでメッセージを送りました!
「締め切りより後になってもキャンセルしていいですよ」という旨を伝えました。

ライター大石

それは親切な計らいですね*
準備段階で、式場とのやりとりはどんな感じでされましたか?

新婦

直前の時期、式場が1ヶ月半ほど休館になってしまったので、その時期はメールか電話で打ち合わせしていました。
最終打ち合わせのときには、式場のコロナ対策について書かれた紙をもらったので、それにしたがって直前にゲストの方々にLINEで対策についてお伝えしました。
当日は出発前に熱を測ってきてほしい体調が悪かったら無理せず当日キャンセルしてほしい、などです。

ライター大石

式場の方のご対応はいかがでしたか?

新婦

ぜんぶ一緒に親身になって考えてくださいました!
もともと会場のラ・セーヌブランシュさんは、プランナーさんの良さで選んだんです。
「NOを言わないおもてなし」をモットーにされているようで、見学のときも、会場のどこを歩いていても声をかけてくださったり。
ゲストがいちばん接するのはスタッフさんだから、そこは大事にしたいなと思いました!

ライター大石

準備期間、苦労されたことはありますか?

新婦

人数が変動したので、席次表は5、6回作り直したのが大変でしたね…!
途中で式場から、1テーブル6人まで、と制約が入ったので、席次を組み直したり。
席札の代わりにひまわりのブローチを手配していたのですが、それも人数が変動したので、直前までかかりました…!

ライター大石

気持ち的にも落ち着かないですよね…!
どのようにきもちをキープされていましたか?

新婦

欠席連絡がくるたびに、「うわぁ~」ってなって、そっちばかりに頭がいっちゃうんですよね…。
でも、楽しみにしてくれてる人がいる!という気持ちでモチベーションを上げ直すことができました。
Instagramでいろんな結婚式のレポートを見てみたりするのも良かったです!
来られない人のことで落ち込むより、来てくれる人が楽しんでもらえるような時間にしたい!と考えて準備することにしました*

目次に戻る

いよいよ結婚式当日!対策&こだわり

当日のスケジュール

  • 9時半:挙式リハ、親族紹介(全員マスク着用)
  • 10時半:挙式→ガーデンセレモニー
  • 11時半:披露宴
  • 14時:お見送り
ライター大石

当日の感染症対策はどんな感じでしたか?

新婦

式場の方がとても親身になって一緒に考えてくださいました!

当日の感染症対策

  • 移動のときは必ずマスク着用
  • 挙式と披露宴会場の入り口にアルコール消毒を用意
  • 受付に透明なパーテーションを設置
  • 受付係は手袋を着用
  • 披露宴会場も換気
  • 各テーブルの人数を減らし距離を保つ
  • 席は1席ずつ間隔をあける
  • スタッフがゲストのカメラを預かることはできない
  • テーブルのお花は持ち帰ってもらう前に消毒
  • プチギフトを手渡しする際はこまめに手を消毒

式受付 受付には飛沫防止のためのパーテーションを設置。ウェディングらしい白を基調としたデザインが素敵ですね。
受付係は手袋とマスクを着用!
受付ではご祝儀のみを受け取り、ゲストカードは回収箱を設置しました。

披露宴 披露宴ではゲスト同士の席の間隔をとり、入り口ドアを開けて換気を。

記念撮影 写真上のカメラマンにもご注目!
スタッフ全員がマスクを着用しています。

新婦

挙式リハと親族紹介は、写真撮影以外はみんなずっとマスク着用でした。

ライター大石

移動中もマスク着用を徹底していたのですね!
お写真を拝見すると、意外とマスクが気にならないのが驚きでした。

ライター大石

何か結婚式のテーマなどはありましたか?
新婦

ひまわりをテーマにしました*
ひまわりは私が好きなお花でもあるし、前撮りでもひまわり畑で写真を撮ったので、ちょうど夏だしぴったりだなと思って♪

ライター大石

統一感があって素敵ですね!

新婦

ダーズンローズの代わりに「ダーズンひまわり」もやりました*
最初は12人を指名して順番に前に来てもらうことにしたかったのですが、人と人との距離が近くなるので、通路側に座っている人からランダムにひまわりを集めるシンプルな形に変更しました。

ライター大石

やっぱり披露宴の内容も、感染症対策によって変わってきますか?

新婦

そうですね、ゲームのときも、ゲストに前に出て来てもらうときは間隔をあけるようにアナウンスしました。
各テーブルで紙飛行機を折ってもらって、代表に出てきてもらい、いちばん遠くへ飛ばしたテーブルの方にはプレゼントを渡すというゲームです!

ライター大石

工夫次第でゲームも楽しめますね♪

新婦

フォトラウンドも、各テーブルの人数を減らして、距離を保つように声かけすれば大丈夫、とのことだったので、予定通りできました。

ライター大石

感染症対策もしっかりしながら、自分らしさも出せるんですね*

新婦

はい、自分らしさも出したい!というのはありました。
インスタで#看護師花嫁というのがあって、参考にしていたのですが、ファーストバイトのときに使った注射器の形のスプーンは、インスタで見つけてお譲りしていただいたものなんです*
DIYアイテムはお譲りでいただいたものが多いですね。

目次に戻る

結婚式を決行して思ったこと

ライター大石

準備や対策など大変な時期だったとは思うのですが、実際結婚式をされてみて、いかがでしたか?

新婦

こういう時期だからこそ、スタッフさんが総出でお祝いしてくれたのが印象的でした。
式場で4、5月の結婚式は全部キャンセルだったそうで、休業から再開して初めての挙式が私たちだったんです!

ライター大石

逆に、困ったことなどはありましたか?

新婦

4、5月に打ち合わせができず、4月に予定していた前撮りも延期になってしまったので、5月末から6月頭にかけて、毎週式場に通って、前撮りもして、席次も変わって…というのが、とにかくバタバタで大変でした!

ライター大石

短期間で状況が変わっていくと、準備はバタバタしそうですね…!
ゲストの方々からの反応はいかがでしたか?

新婦

「こういう時期だからこそ、挙げてくれてありがとう!」と先輩が言ってくれたのが嬉しかったです。
人が集まる機会が全然なかった時期だったので、人と喋れる時間をとても楽しんでもらえたみたいです。
撮った写真はもっとマスクが写っているかと思ったけど、意外と気にならないね!という声もありました。
12月に式を挙げようとしている子もいたので、感染対策しつつ結婚式ってできるんだ!と参考になったとも言ってもらえました。

目次に戻る

withコロナのこれからに結婚式を挙げる人へ

ライター大石

これから結婚式を挙げたい、どんな対策をすればいいのかわからない、というプレ花嫁さんも多いと思うのですが、そんな方にアドバイスをいただけますか?

新婦

インスタのダイレクトメッセージでも、感染症対策について聞かれることが多いんですよね。
準備期間には、欠席連絡が届くたびに本当に心折れそうになってたんですが、来てくれる人のために一生懸命準備していれば、式が始まってからはすごく楽しい時間でした!
今までのプレ花嫁さんに比べたら大変なことも多いと思うけど、乗り越えた先にはきっと楽しい時間が待ってる!と伝えたいです。

ライター大石

とっても参考になるお話、ありがとうございました!

目次に戻る

この結婚式を行った会場はこちら

会場名 ラ・セーヌブランシュ
式場ジャンル ゲストハウス
収容人数 2人~130人
定休日 毎週火曜日
受付時間 10:00~20:00
住所 千葉県千葉市中央区新町15-16


ゲストの人数が変更するのは大変だったけど、理想の結婚式ができてよかった!と語ってくれたmaiさん*
式場と相談しながら感染対策を徹底すれば、自分らしいウェディングを作り上げることができる、ということが伝わってきたお話でした♡

※ 2020年8月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー