結婚式にお呼ばれしてゲストとして出席する時、どんなドレスやワンピースを着ていくか迷うという方も多いと思います。 結婚式の服装にはドレスコードなどマナーが大切。
そこで、今回は20代前半女子のドレス事情をご紹介します!
1. 20代前半女子のドレス所持数
いつも同じドレスというわけにはいかないし、次の結婚式にそなえて別のドレスも必要かな…。 お呼ばれドレスについては悩ましいですよね。
実際には、みんな何着持っているものなのでしょうか?
20代前半の「みんなのウェディング」ユーザーにアンケート調査を行なったところ、次のような結果がでました。
1位:2着 47%
2位:1着 17%
2位:4着 17%
3位:3着 12%
5位:5着 1%未満
これによると、半数近くの人がお呼ばれドレスを2着で着回していることがわかります。
20代前半は、ちょうど社会人になって数年、先輩など少し年上の女性の結婚式に招待されはじめるころでしょう。
同級生や同僚の結婚式はまだそれほど多くはないかもしれません。 つまり、所有しているドレスは多くありませんが、なんとか乗り切っていけるようですね。
2.ドレスにいくらかける?
20代前半の「みんなのウェディング」ユーザーにドレス費用について質問をしたところ、次のような結果となりました。
1位:10,000-15,000円未満 58%
2位:5,000円-10,000円未満 24%
3位:5,000円未満
3位:20,000円以上
8割強の人がドレスにかけられる費用は10,000円前後と回答しています。
結婚式に出席するとなると、ご祝儀の用意も必要です。
20代前半は、まだまだ収入に余裕がない頃、結婚式へのお呼ばれ服の費用としては妥当なのかもしれませんね。
3.20代前半女子に人気なドレスの色
さて、20代前半女子は何色のドレスを選んでいるのでしょうか?
「みんなのウェディング」でのアンケート調査によると、次のことがわかりました。
1位:赤・ピンク系
2位:ブルー・グリーン系
3位:黒系
今どきの結婚式場では「黒系ドレス」が主流といわれていますが、意外なことに20代前半女子は「きれい」で「さわやか」な色のドレスが主流のようです。
初めてのお呼ばれドレスである場合も多く、お祝いにはきれいな色のドレスを着たい!という気持ちのあらわれかもしれませんね。
4.20代前半女子のリアルコーディネート
では次に、それぞれのドレスの色ごとにリアルエピソードをご紹介しましょう。
赤・ピンク系ドレス
体験談
「他のゲストとかぶらない、華やかな色を」
■ゲストが同じようなスタイルばかりになってしまうのが嫌だったので、あえてみんなと被らないような色やデザインの物ばかり選んでいます。やはり華やかさは重要なので、素材は光沢のあるものを、色も明るい色にしています。(20代前半女性)体験談
「色ものドレスは華やかになる!」
■定番の黒や紺は、みんなが着てきますので、華やかにするために【若い人だけですが】色ものも必要だと思います。(20代前半女性)体験談
「華やかな色で若々しさを演出!」
■年齢的にも若々しい華やかな色が良いと思った。自分の肌色にもあっていたため。スカート部分がフリルの段になっていて、バラの形をした飾りが、斜めのラインでついている。サテン素材。(20代前半女性)
赤やピンクのドレスはまわりを華やかにします。 20代前半は明るい色を着ても「浮かない」年代です。
もちろん、花嫁の衣装とのバランスは大切ですが、お祝いの席でもあり、きれい色のドレスはおすすめです。
ブルー・グリーン系ドレス
体験談
「落ち着いた色のワンピースを選んだ!」
■落ち着いた色が好きだから。2着ともワンピースで、1着は普段着でも大丈夫そうな半袖の緑色のワンピースです。(20代前半女性)体験談
「歳を重ねても着られる色を!」
■なるべく歳を重ねても着れるように、パープルや濃緑など少しビビット・ダークな色を選んでいます。片方は立襟で、もう片方は胸元の開いているもの。どちらもスカートは少しフレアなラインでプリーツが入っています。(20代前半女性)体験談
「華やかな色で若々しさを演出!」
■6月の式でさわやかにしたかったので、淡い紫のような水色にしました。珍しいのか人とかぶらなかったです。ひざ丈でティアード、小さい袖がついています。(20代前半女性)
ブルーやグリーンのドレスはさわやかで落ち着いた印象になります。
年長者が選ぶとシックな印象ですが、20代前半女子が着ると、決して地味にはなりません。
将来的にも長く着られる色でもあるので、便利で経済的ですね。
黒系ドレス
体験談
「流行によらない無難な色を!」
■色物は流行りが気になるので無難ものを購入しました。デザインはミニワンピばかり、素材は、シフォン、スパンコール付きなどです。(20代前半女性)体験談
「明るい色とあわせて華やかさを演出!」
■黒い色のシフォンの素材のワンピースです。それだけだと、肩が出過ぎてしまうし、暗いイメージになるので、明るい色のボレロをあわせています。(20代前半女性)体験談
「黒ならば多目的に使える!」
■多目的に使えるため黒を選びました。ただし、それだけだと地味になるので季節に合わせて明るい色の羽織り物を合わせるつもりです。食事を食べられるようにあまりお腹に締め付け感のないもので、素沢はサテンです。(20代前半女性))
黒系のドレスは最も無難で着回しがきく色といえるでしょう。
それだけにどの年代でも所有率が高い色ではありますが、披露宴会場のゲストが全員黒系ドレスでは不祝儀のよう。
かならず華やかな羽織り物や小物をつかって、お祝いムードを盛り上げましょう。
5.ドレス選びのポイント
20代前半女子は、実際のドレス選びでどのようなポイントに気をつけているのでしょうか?
「無難」に走らないように気をつける
体験談
「無難な黒を選ぶと色がかぶりがち!」
■周りの招待されている友人とドレスの色がかぶらないようにすることです。一度行った二次会で、女子全員が黒ばかり着ていたため、カラスのようだったため…。(20代前半女性)体験談
「特別にとっておきの服装で参加を!」
■あくまで普段着の延長にならないようにしています。特別な、とっておきな、に相当する服装で参加するべきだと思います。 私は普段地味な色合いの服をよく着ますが、結婚式二お呼ばれしたときは絶対着ないようにします。(20代前半女性)
つい、着回しのことを考えて無難な色や形を選びがち。 しかし、まわりもみんな同じことを考えているものです。
結婚式なのですから華やいだ雰囲気を出すことも「お祝いの気持ち」のあらわれですね。
露出に注意!
体験談
「ドレス丈や胸元の露出には要注意!」
■友人の結婚式にはドレスの丈は膝上でもいいですが、あまり短すぎても下品に見えますし、羽織物が透けるものはブラの肩ひもが見える為、中の下着にも気をつけた方がいいです。(20代前半女性)体験談
「上品なデザインを選ぶこと!」
■気をつけるのは、ひざ丈であること、かがんだ時に胸が見えないこと。華やかさは大事だが、あくまで上品なデザインを選ぶのが良い。(20代前半女性)
露出が多いと華やかさは増しますが、一歩間違えると「下品」になりがちです。
特に結婚式では露出を控えることがマナーとされていますので、ドレス選びの際には気をつけましょうね。
長時間着ても疲れないように!
体験談
「疲れないコーディネートを!」
■ある程度長時間着るものなので、疲れないような服装&靴選びを心がけています。普段ドレスなど着ないので、意識的にふさわしい所作をするようにしています。(20代前半女性)体験談
「上品なデザインを選ぶこと!」
■着ていて疲れるものは避けます。(ヒールもそうです)ただでさえいつもと違う環境なので。(20代前半女性)
結婚式のお呼ばれ服の着心地は普段着と違って、少しきゅうくつかもしれません。 また着こなしには、それなりの所作が伴う必要があります。
ドレス選びの際には、長時間着ていても耐えられるかどうかを基準に考えてみましょう。
シワや汚れに気をつける!
体験談
「シワになりにくいタイプは便利!」
■私は遠方での挙式が多いので、持ち運んでもシワになりにくいタイプを選んでいます。(20代前半女性)
お呼ばれドレスを着て、そのまま結婚式会場に向かう場合ばかりではないでしょう。 持ち運びをしてもシワになりにくいドレスはとても重宝しますよ。
ゲスト構成によってドレスを変える
体験談
「職場や夫関連の結婚式には控えめの服装で!」
■会社関係や主人の知り合いの方の式の時は出来るだけ控えめに、ヒールも低めの物をはいたり派手にならないようにしています。(20代前半女性)
花嫁よりも控えめの服装、ということはマナーとして当然といわれていますが、ゲスト構成によっても控えめな服装を心掛けたほうがよい場合があります。
臨機応変に対応できるとよいですね。
※ 2016年8月 時点の情報を元に構成しています
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