結婚式にゲストからお祝いの気持ちとしていただく「ご祝儀」。
集まったお金は“結婚式費用に充てる”というカップルも多いのではないでしょうか。ご祝儀がどれくらいの金額になるかをあらかじめ計算して結婚式準備を進めるカップルもいるかもしれませんね。ただ、あてにしすぎると想定よりもご祝儀額が少なかったときのショックが大きいかもしれません。
みんなのウェディングでは、「家族4人でご祝儀3万円ってアリ?」という相談が寄せられ、注目を集めています。
家族4人でご祝儀3万円ってアリ?
相談内容
1か月後に挙式を予定しています。
挙式には、彼の妹家族(義妹・夫・子ども2人)も招待します。招待する際に「ご祝儀は5万円しか出せない」と言われましたが、夫婦で5万円は一般的なので大丈夫としました。ところが、しばらくして義妹から「夫の給料が下がった。この月はほかに2件結婚式があるので、ご祝儀は3万しか出せなくなった」と彼宛にメールがはいったとのこと…。
お祝いの気持ちはお金では表せるものではないですが、失礼だと思いませんか?私の式は1人1万5千円のプランです。妹夫婦の場合は子どもも招待しているので明らかに赤字になります。
花嫁Q&A
※相談・回答内容は一部編集しています
この相談に対して、みんなのウェディングユーザーからコメントが寄せられました。
身内ということで、甘えているのかも
■妹だから相談者さまの彼に甘えている部分があるのかもしれません。私の夫にも妹がいますが、めちゃめちゃ甘いです。大切な結婚式ですからそんなことは気にせず、楽しくいきましょう。
ご祝儀の金額やメールの内容など気になる部分はありますが、兄妹だからこそのやり取りだった可能性も。「差額は自分が負担する」など、彼の反応と対応次第では、目をつぶってもいいのかもしれません。
来てくれるだけでもありがたい
■たしかに、義妹夫婦+お子さんたちでご祝儀3万円は少ないと思ってしまいます。ただ、やはりご祝儀は会費ではない(明確な金額が決まっていない)ので、「披露宴のプランが1万5千円で赤字になる」というのを参列していただく方に求めるのは違うのではないかなと思います。
結婚式場を選んだのも、披露宴のプランや引出物を選んだのも新郎新婦ですよね。結婚式当日はふたりのために時間を作って家族でお祝いに来てくれるのです。それだけでもありがたいと私は思います。
結婚式のご祝儀の金額には絶対的なルールはないため、有無や金額はゲストの気持ちに委ねられます。
想定していた金額よりも少ないとガッカリしてしまうこともありますが、会費制ではない以上、起こりうることです。気持ちを前向きに切り替えるよりほかないのかもしれません。
義妹の気持ちが分かる
■来月、私の実弟が結婚式を挙げます。わが家は子どもが3人、もちろん家族全員招待されてます。弟の結婚式、できれば私だってご祝儀をたくさん出してあげたいです。
しかし、夫の給料の大幅カットで日々の生活費の工面も苦しい状態です。今現在本当にご祝儀が準備できなくてどうしよう…という状況です。
お祝いしたい気持ちは十分にあります。でも、本当に難しいこともあると思います。
義妹の気持ちが分かる、という回答もありました。突然パートナーの給料が下がり、義妹にとっては苦渋の決断だったかもしれません。これから家族となり、持ちつ持たれつつの関係になることをふまえて「仕方のないこと」と受け止めることも大事なのかもしれませんね。
「家族4人でご祝儀3万円は少ない」「非常識」という相談者さまの意見に同意するコメントだけでなく、「ご祝儀は気持ち」「金額の大小で気持ちを判断すべきではない」とのコメントもあり、賛否両論の意見が飛び交いました。
ご祝儀はあくまでも“ゲストのお祝いの気持ち”というのが基本的な考え方。納得できない部分もあるかもしれませんが、彼が容認しているようであればここは波風を立てず気持ちを切り替えるのが良さそうです。
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