とてもこじんまりしたチャペルだが、小規模の家族挙式だったのでちょうど良かった。バージンロードは短め。海が見えて景色もよく、なんといってもハワイ島のこのエリア一帯は青天率がかなり高いので当日も雲ひとつない青空だった。ホテルのロビーからチャペルまでは遠いが、モノレール等利用してアクセス可能。
目前が海ということで、式中に見える景色は最高。砂浜はないがハワイ島らしい溶岩に囲まれ、周りには綺麗な芝生、木々、そしてホテル内のこだわりのオブジェや建築など、フォトスポットはとにかくたくさんある。
挙式中、弦楽器の生演奏があったがとにかくそれがハワイ感を醸し出していて、まるで映画の中?非日常な感覚が味わえてとても良かった。牧師さんももちろん海外の方で、誓いの言葉も英語。といってもそんなに難しくないので問題なし。当日はリハーサルの段階で号泣してしまったが、牧師さんがハンカチを差し出してくれて優しかった。
当日は3人くらいワタベウェディングのスタッフさんが色々と手伝ってくれた。あとはメイクさんは前日のメイクリハーサルから当日までお世話になった。全員日本人で、皆さん細かく気を遣ってくださってこちらとしてはありがたかった。カメラマンさんは日系のハーフの方で、英語混じりに写真を撮ってくれたが気さくな人だった。
衣装はワタベウェディングで購入したドレス。国内披露宴でも着用しようと思ったのでレンタルではなく購入にした。たくさん試着させてもらえたし、セミオーダーで体にフィットしたドレスに仕上げてくれた。新郎のタキシードも同じくワタベウェディングで購入した。
概ね満足。当日はちょっとメイク濃いめかな?と思ったが太陽の下に出ると全く気にならなかった。かなり泣いたが全然崩れなくて、さすがブライダルメイクだと感心した。
ムービーをつけようか迷ったが、見せて貰ったサンプルのムービーがあまりに家族が撮ったようなアットホームな感じでプロっぽくなかったので付けなかった。写真はカメラマンの希望はハワイ島だと難しい部分もあったがオアフ島では結構柔軟に選べるそうだった。カメラマンが選べない不安はあったが、撮影指示書を細かく作って当日は満足のいく写真を撮ってもらえた。
パーティーといっても日本の挙式のように両親への手紙やウエディングケーキ等はなく、親族での食事会のような形だった。当日パーティーを行ったカムエラは料理も美味しく好きなレストランだったので満足した。パーティー中に海に鯨の潮吹きが見えて大盛り上がりだった。食事はコース料理かビュッフェが事前に選べる。
海外ウェディングを手配してくれる旅行会社やウェディングプロデュース会社の事です。
各社それぞれに特徴があるので、自分にピッタリな手配会社を選んでください。
元々夫婦と、それぞれの家族揃ってハワイが好きだったことから結婚式を挙げるならヒルトンワイコロアチャペルと決めていたので手配会社を迷うことはなかった。ワタベウェディングなら大手で不安もないのではという家族の勧めでスムーズに決定した。
元々ハワイ島好きな家族なため、到着後レンタカーを3台借りてあとは自由に散策。ヒルトン内にバーベキューができるスペースがあるため、コストコで食材を調達してみんなでバーベキューをした。
式のトータルが200程度、衣装が60万、旅費は飛行機が1人往復14万。ホテルは所有するヒルトンのバケーションレンタルで費用は発生していない。決して安くはないが不要なオプションはつけなかったため概ね満足。
コロナ禍でなかなか海外挙式ができる状況ではありませんが、日本とは違った素晴らしい経験ができるのでぜひ終息後に実現してみてください。