厳かな雰囲気の神前式から始まり、披露宴では共通の趣味である「登山」をテーマに掲げて準備に取り組んだと語るたかやさんとはるかさん。今回の取材では、そんなおふたりの挙式披露宴について詳しくお話を伺ってきました。挙式会場に京都の平安神宮を選んだ理由やウェルカムスペースに飾ったアイテム、登山をイメージした演出や料理、デザートビュッフェなどをご紹介します。
20代 滋賀県 & 20代 滋賀県
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「みんなのウェディング」運営会社
本当は大勢のゲストを呼ぶつもりだったそうですが、新型コロナウィルスの影響によ…
本当は大勢のゲストを呼ぶつもりだったそうですが、新型コロナウィルスの影響により緊急事態宣言が発令されたため、親族のみを招く少人数ウェディングにしたそう。
京都府の平安神宮は、はるかさんの地元である大阪府からも、現在おふたりが住んでいる滋賀県からもアクセスしやすい立地のためゲストを招待しやすいと考えたとか。また、チャペルやゲストハウスなどいわゆる結婚式場で開催するのではなく、この先もずっと残り続ける神社仏閣などで結婚式を挙げたいと考えていたといいます。歴史ある神社仏閣は商業施設などと違って半永久的に残り続け、結婚式の後にも気軽に戻ってくることができるのが魅力。「子どもができたときや周年祝いの際に訪れられるかなと思い、由緒ある平安神宮を選びました」とおふたりは嬉しそうに語ってくれました。
雅楽の調べに包まれ、伝統的な作法に則っておこなわれる神前式は特別感たっぷり。…
雅楽の調べに包まれ、伝統的な作法に則っておこなわれる神前式は特別感たっぷり。はるかさん曰く、歴史ある空間での特別な時間に感動したとか。また、平安神宮の儀式殿内は写真撮影禁止のため、はるかさんは「この光景を目に焼き付けよう!」と意気込んでいたそう。確かに写真に残せないのは残念ですが、だからこそ特別に感じるひとときもありますよね。
「ふたりらしい結婚式にしたい!」と考え、ウェルカムスペースには山を登る際に愛…
「ふたりらしい結婚式にしたい!」と考え、ウェルカムスペースには山を登る際に愛用しているテントやリュック、コップ、ランタンなどの登山用のアイテムを展示。また、「登山というテーマは他の人の結婚式となかなか被らないため、訪れてくれたゲストにも楽しんでもらえそう」と考えていたそうです。実際に、挙式当日ウェルカムスペースを訪れた方や会場スタッフさんは「ふたりらしさが出て素敵!」「他の人とは一味違う!」と言いながらたくさんの写真を撮ってくれたのだとか。おふたりらしさだけでなく、ゲストに対する思いやりが伺えるエピソードですね。
披露宴時には、入口に飾っていたウェルカムボードを新郎新婦が座る席の近くに移動。多くの時間を披露宴会場内で過ごすため、ゲストが退屈してしまわないように、こだわって撮影に挑んだ前撮りを見られる機会を増やしたそうです。
おふたりは「料理でもふたりらしさを出したい」と考え、プランナーさんに相談。シ…
おふたりは「料理でもふたりらしさを出したい」と考え、プランナーさんに相談。シェフやパティシエと打ち合わせをおこない、料理やデザートビュッフェでおふたりの共通点である登山を表現しました。また、ナプキンも山の型に折ってもらったそうです。登山をテーマにしたユニークな料理はゲストからも好評だったとか。「たくさん写真を撮ってもらえたみたいです」と、おふたりとも嬉しそうに語ってくれました。
神前式を選んだおふたりですが、人前式やキリスト教式と同様にお父さまと一緒に歩…
神前式を選んだおふたりですが、人前式やキリスト教式と同様にお父さまと一緒に歩きたかったというはるかさん。そのため、プランナーさんの提案により、再入場の際にはお父さまと一緒に腕を組んで入場したそうです。お父さまも「一緒に歩けてよかった!」と喜んでいたとか。異なる挙式スタイルの演出も叶える、素敵なアイデアですね。
挙式会場選びから始まり、ウェルカムスペースの装飾、披露宴で提供する料理やスイーツビュッフェ、演出にまでくふうをこらした結婚式ですね。ただ自分たちの理想を叶えるだけでなく、ゲストに楽しんでもらえるようウェルカムボードを披露宴会場内に移動するなど、細やかに配慮されている点も素敵です。