結婚相手に求める条件はありますか?
幸せな結婚をするために、男性・女性ともに求める条件を徹底解説!
年収や学歴、外見、身長などの外見など、妥協する点しない点を明確にして失敗しない相手選びをしましょう!
結婚相手の条件とは?
内閣府による平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書を参考に、20~30代の未婚男女994名が回答した結婚相手に求める条件をみていきましょう。(複数回答あり)
未婚男性が結婚相手に求める条件TOP5
価値観が近いこと
男性の中で条件として掲げる人がもっとも多かったのは価値観が近いこと。72.2%が回答しています。
価値観の不一致はケンカの原因になることもあり、一緒に生活していくにあたって重要と考える人が多いようです。
価値観が近い女性となら会話が盛り上がりやすく、楽しい結婚生活になりそうですよね!
ただ、完全に価値観が一致する人はいないもの。どれだけお互いの価値観を知り、理解し合えるかが大切です。
一緒にいて楽しい・気をつかわないこと
調査では、「一緒にいて楽しい」は67.8%、「気をつかわない」は65.7%の男性が結婚の条件に選んでいました。 外で仕事を頑張って帰る家はリラックスできる場所であってほしいもの。 そのため、結婚する相手にも「楽しさ」や「気をつかわない」ことを条件として求めるようです。
金銭感覚が合うこと
35.3%の男性が結婚相手の条件として選んでいたのは、「金銭感覚が合うこと」。
結婚をすると、ふたりで一緒にお金の管理をする必要があります。
もし何も考えずに浪費を繰り返してしまうと不信感に繋がり、一緒に生活できないと思われてしまうかも。
何にお金をかけるのか?ふたりのお金はどう管理していくのか?といった金銭感覚のすり合わせができることが、夫婦間の信頼を築いていく上で重要です。
容姿が好みであること
金銭感覚と同じく35.3%の男性が結婚相手の条件として選んでいました。 美しい人がいい、ということではなく、一緒に生活するにあたり生理的に受け入れられない相手を選ばないという感覚にも近いようで、清潔感があり身なりがしっかりしている人は最低限の条件として挙げられるようです。
恋愛感情が持てること
恋愛感情を相手に求める男性が34.6%いました。 夫婦になり家族になったとしても、パートナーへの恋心や恋人のような関係を失いたくないと思っている男性が多いことが伺えます。
その他には、「自分の仕事を理解してくれること(32.7%)」、「共通の趣味があること(31.3%)」、「家事や家計が任せられること(25.5%)」などが挙げられていました。
「家事は女性がやるもの」という価値観は変容してきており、男性だけでなく女性も働き、家事は分担してやるものという認識が浸透してきている様子が伺えます。
未婚女性が結婚相手に求める条件TOP5
一緒にいて楽しい・気をつかわないこと
一緒にいて楽しい(80.0%)、気をつかわないこと(80.0%)が同率で、もっとも多くの女性が結婚相手の条件に挙げていました。 これから長い時間を一緒に過ごす相手には、日常の中で楽しく過ごせることを重視している人が多いようです。
価値観が近いこと
男性と同様に、回答した女性の78.5%が結婚相手に求める条件として「価値観が近いこと」を大切にしていました。 男女ともに、価値観は結婚においてとても重要なポイントとなりそうです。
金銭感覚が合うこと
57.4%の女性が金銭感覚が合うことを条件として選んでいました。
収入がたくさんある男性なら、安定した生活が得られると考えている女性も多いかもしれません。しかし、収入の多さよりも大切なのは「無駄遣いしない」など、金銭感覚が合う人を選ぶことです。
いくらお金を稼いでいても、貯金もせずに浪費しているなら、それは稼いでいないのと同じ。収入に合わせてきちんとお金を管理し、浪費しないことは大きな魅力です。
経済力があること
金銭感覚の次に、女性が結婚相手の条件に求めるものとして多かったのは「経済力があること」。52.5%の女性が条件に挙げています。 女性は出産や育児で働けないタイミングが来ることがあります。 収入は生活や子育てをしていく中でとても重要な要素。そのため、経済力を条件として挙げる女性は多いようです。
恋愛感情が持てること
男性と同様に、恋愛感情が持てることがTOP5にランクイン。 46.1%の女性が条件に選んでおり、夫婦になり、家族になったあとも、恋人のような関係をパートナーと持っていたいと思っている様子が伺えました。
以降は「親が同意してくれること(37.6%)」「自分の仕事を理解してくれること(36.0%)」と続いています。 その他にも、女性が結婚相手に求める条件には下記のような意見も挙げられていました。
一途で浮気しない
浮気は夫婦の信頼関係を崩す、結婚生活で最も避けたい事柄。
お金は自分で稼ぐこともできますが、パートナーが浮気性では心が満たされず疲れてしまいます。
パートナーと心を支え合う幸せな結婚生活を理想とするなら、「浮気しそうだな」と心配になってしまう男性との結婚は避けましょう。
理性的で感情的にならないこと
ささいなことで感情的になる男性は、結婚後に妻となった女性に対してさらに感情的に接してくることがあります。エスカレートすればDVやモラハラに繋がりかねません。
穏やかで理性的な男性のことを男らしさやワイルドさに欠けると感じるかもしれませんが、理性こそ夫婦円満のカギ。
理性的できちんと話し合いができる夫婦ならケンカを最小限に抑えられます。
お礼と謝罪をきちんと言えること
一緒に暮らしていく以上、ケンカすることが必ずあります。
嬉しい時はありがとう、悪いと思った時はごめんねと素直に言ってくれる人とは、ケンカを重ねていくうちにお互いのことを理解していけるでしょう。
しかし、絶対に自分の非を認めないような男性は、仲直りにも時間がかかるし、ケンカするたび意地っ張りになっていくかもしれません。
お互いが気持ちよくいられるために、感情表現をきちんとできる人を選びたいですね。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000032757.html
妥協できる点とは?
結婚相手に求める理想の条件の中で、「妥協できる点」はあるのでしょうか?
株式会社ネクストレベルが運営する『縁結び大学』が実施した調査では、婚活をして実際にパートナーを見つけた男女140名に、結婚相手を選ぶにあたり、妥協した点を調査しました。
容姿
結婚相手を探しているとき、「容姿が好みであること」は条件によく挙がります。
しかし、結婚相手を探しているうちにだんだん気にならなくなったという方がほとんど。
- 「容姿よりも性格が合うことの方が重要だと思った」
- 「婚活して仲良くなるうちに気にならなくなっていた」
理想の容姿を思い描いているうちに視野が狭くなり、素敵な結婚相手を逃してしまうこともあるので、理想はあくまで理想として捉えるようにしましょう!
年齢
最初は年齢を気にしていたものの、年齢以上に惹かれる点が見つかって条件から年齢を外したというカップルは多い様子。
ただし、子どもを生むことを考えて年齢を気にしている場合はなかなか譲れない条件かもしれませんね。
その場合は、子どもを望んでいるか、妊活に協力してくれそうかをしっかり確認しながら結婚相手を探す必要があるでしょう。
3K (高身長・高収入・高学歴)
「高身長・高収入・高学歴」といったいわゆる3Kを条件に挙げている方もいるのではないでしょうか。 こちらも結婚相手を探しているうちに気にならなくなることが多いようです。
- 収入は具体的にどのくらい必要なのか?
- 本当に身長が高い人が良いのか?
- 高学歴を望むのはなぜ?
といったように、本当に望んでいる条件なのかを見極めるようにしましょう!
趣味が合うこと
趣味が合うことは結婚相手を探す人からよく挙がる条件ですが、「意外と趣味が合わなくても良かった」との声が多いんです!
- 「趣味が合うことは必須だと思ったけど、相手のおかげで新しい世界を知ることができた」
- 「一緒に楽しむ趣味があると良いが、それぞれ異なる趣味があるとリフレッシュになって良い」
お互いの「好き」を尊重しあえることも、豊かな夫婦生活に置いて欠かせないポイントなんですね。
幸せな結婚の条件を見極めて
結婚相手を探すとき、さまざまな条件が浮かんでくると思います。
しかし、視野を狭めず、本当に幸せな結婚相手を見極めるためには、条件に挙げたそのひとつひとつが「本当に必須の条件か?」と考えることが大切。
世間で言われる結婚相手の理想像ではなく、自分にとっての幸せな結婚相手の条件を見つけていきましょう!
※ 2021年4月 時点の情報を元に構成しています
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