補足です

お金の関係って本当に難しいですよね…。

>親の縁を切る書面

血の繋がった親子の縁＝血縁は切る事が出来ません。
もし借金をこれからもして、こちらに来るのが怖いという場合は、
相続放棄をすればよかったと思いますが、
実の親子の縁というものを切る法律はありません。

なので、そういう事を踏まえてよく考えてみてください。
もちろんご自分の両親も一緒になって話し合いが必要です。

彼がどんなに立派で素敵な人でも、周りの人が悪影響を及ぼす場合、ちょっと立ち止まって考えたほうがいいかもしれません。

多分結婚前で今が一番彼のことが好きな時だと思います。これが生活が始まってお互いの嫌な面も色々見えてくると、以前のような感情は減ってくると思います。でも嫌いになるわけではないですよ。静かな感情になっていくとでもいうのでしょうか。けんかもあるけれども縁があって一緒になったのだから、なんとか生きていこう、と言う感じです。運命共同体とでもいうのかな。

ただそれは大きな問題が二人の周りや間にない場合です。

きっとこれからもお母さんは息子さんを頼りにして色々お金の工面を頼んでくるでしょう。彼だって息子ですから完全に切り離すことはできないと思います。今まで育ててもらったのですから。

だから今の状況では多分お母さんとも一緒に人生を歩んでいく覚悟で結婚しなくてはいけないと思います。お金の問題は根深いです。
その覚悟が定まらないのならば、やはりここで決断をしなくてはいけなくなると思います。

まゆさんのご両親はご存知ですか。ご両親にも相談した方がいいと思います。

頑張ってくださいね。

弁護士をしています。
お義母さんの借金額が分かりませんが、勝手に保証人契約を締結された彼に返済義務はありません。彼が返済しない場合、お母様は債務超過の状態に陥っているわけですから、弁護士を頼んで破産をするか、任意整理をした方が良いと思います。

破産というと腰がひけてしまいますが、以降の借金が出来なくなることとクレジットカードが作れなくなることくらいで、日常に支障はありません。登記等に記載されることもなく、他人に確認されることはありません。周りの人間にとっては借金が出来なくなるというのは１つの安心材料です。
破産の申立てには、裁判所に対する費用と弁護士報酬が必要となります。相談は、知り合いがいなければ、日弁連の公的相談（サラ金相談センター）を利用して弁護士を紹介していただいた方が良いと思います（ＣＭはあまりおすすめしません）。

気になるのは、本当に彼が知らない間に、お義母さんが勝手に保証契約を締結したかどうかです。彼本人が保証契約を締結していれば、お義母さんの破産にかかわらず、彼が支払義務から逃れることはできません。
今は保証契約の締結には必ず書面が必要ですし、実印や印鑑証明を必要とするのが通常です。お義母さんと同じ筆跡なら会社も疑うと思いますので、その点がちょっと心配です。

それから、彼にはお母さんの扶養義務があるので、お母さんの生活の面倒を見ていかなければなりません。これは民法で定められた義務で、縁を切る書面を作っても、その義務から逃れることはできません。お母さんのことといいますが、今後の彼とまゆさんに大きな影響を持つことですので、きちんと話し合いをしないといけないと思います。
少なくとも借金問題については、結婚前に目処をつけておきましょう。