スタイル良く見えるドレスと写真映えするドレス

画像を見ないとなんともいえないのですが、文章を読んだだけでの率直な意見としては
教会式なら①、人前式なら②が良さそうです。ただ、披露宴でもずっとそのままなら②が良さそうです。

理由としては
教会式では、お客さんはほぼずーっとバックスタイルを見ます。しかも、入退場が一番身近に花嫁を見れるチャンス。でも横を通るのは一瞬で、やっぱり殆ど後姿を見るのです。
ベールで隠れるといっても、スポットが当たっていますのでやっぱりドレスのデザインはわかります。
つまり、プロが撮る写真にもそのように、きちんと撮られます。
バックスタイルが気に入っているのであれば、綺麗な立ち姿に越したことはないので。
そのまま披露宴で着用するときは、上半身のアレンジにちょっと力を入れたほうがいいですよ。

人前式なら、②がオススメです。理由としては「派手さ」です。
人前式では、ゲストと一緒に写真に写ることになるので、ただの白ではゲストのカラフルな衣装に
負けてしまいます。そしてゲストのほうが、ヘアが派手で頭だけ目立ったりしますので
それに負けないアレンジが必要です。
ふわふわした感じがあると、いかにも花嫁らしいので、写真栄えします。
またお花がついているので、よりナチュラルな人前式らしい雰囲気も出ます。

披露宴では殆ど上半身だけが皆さんに見られます。写真も同じく、上半身が写っています。
理由は、「ほぼ座っている」ことと「スナップは数人で写るので、横サイズで上半身しか入らない程度」のアングルになるからです。
ですので、ドレス全体の綺麗さよりは、上半身の映え方を優先すると
後に残る写真で後悔しなくて済みますよ☆

それを踏まえて、最終的にはどちらがすきか。決められなかったら、ショップ店員さんにも相談して
同じドレスで挙式した人の写真があれば見せてもらい、イメージしてみましょう。

着心地や最初の直感を大事にする・・という意味では、①のほうがいいかなと、私は思いました。

結婚式を終えた経験から言うと、結婚式当日、ドレスに袖を通す時の気分や着心地っていうのも、晴れの日の大きな印象として残るので重要です。
実際、サイズ直しが必要なドレスの場合、部分的に伸ばしたり詰めたりはできても
加工後のドレス全体のシルエットはオリジナルではなくなるため、ちょっとアンバランスになったりすることもあるので、注意が必要です。

シンプルなドレスだと心配かも知れませんが、実際に結婚式となるとブーケやヘアメークでも華やかさがグッと出ますし、あくまで主役はドレスではなくよよよいさんなので、花嫁を美しく見せるドレスならシンプルなもののほうが、より花嫁を際立たせてくれる気がします。

私は個人的には「清楚な美しさのある花嫁さん」が好みだったので、挙式時はあまり華美なものではなくメイクの色も控え、ヘアスタイルもオーソドックスにし、アクセサリーも王道のパールにしました。
その代わり、お色直しは髪も崩して華やかさを出しました。
（どちらもドレス自体の形ははシンプルでしたが、ヘアメイクとブーケで印象ががらりと変わりました）

よよよいさんが、もし和装のお色直しをするなら、①のシンプルな装いから華やかな和装にされると、艶やかさというかインパクトがあると思いますし、もしお色直しをされない場合、②のほうだと、イメージチェンジでヘアメイクを変えたとしても、ドレスのインパクトが強くてあまり代わり映えしない気がします。
シンプルなものの方が、いろいろと手を加えやすいのでイメチェンもしやすいです。

また、可能であれば事前にでも当日でも、カメラマンさんに「このドレスのこの部分が気に入っているので、こういう写真も撮ってほしい」と伝えておくのも有効です。
たとえば、バックスタイルが好きとか胸元のギャザーがとても気に入っているなどを伝えて、カット数を増やしてもらったりアングルを調整してもらったり。

一点気になるのは、会場の広さなどはどのくらいですか？
招待客との距離の近さや遠さでも、選ぶドレスは変わるのではと思うのですが・・
会場が広いなら、華やかなものを選ぶのもひとつの手段です。