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上品な大人デートにするために覚えたい洋食テーブルマナー

2019.10.10

結婚式でのテーブルマナーや、高級レストランでのデートのマナーには、知らないと困ってしまうことがあります。

フォークの順番、ライスの食べ方やナプキンの使い方など、男性からエスコートされるにふさわしい上品な所作を身に付けておきましょう。

そこで今回は、上品な大人デートにするために覚えたい洋食テーブルマナーをご紹介します。

【目次】

  • 1.はじめに
  • 2.女性が注意したいテーブルマナー
  • 3.男性が注意したいテーブルマナー

1.はじめに

結婚式でのフルコースや特別な日の高級レストランでのデート。
いざというときに、テーブルマナーを心得ておくと、素敵な大人の女性・男性としての評判がアップします。

しかしながら、テーブルマナーをはじめ、マナーにもさまざまあり、すべてを完璧に身に付けることは大変です。

そもそもマナーとは、同席した相手や、その場にいる人々を不快にさせないためのコミュニケーションツール。

したがって、マナーを心得ておけば、まわりを不快にさせずに済むのです。

一方、マナーは覚えればよい、というものでもありません。

もしも同席した相手がマナーを間違えたり、知らなかったとしても、それを指摘して相手のメンツをつぶしてしまったり、周りを気まずい雰囲気にさせることのないよう、配慮することが大切です。

食事の前のマナー

【荷物は最小限に】

結婚式はもちろん、高級レストランではクロークが設けられています。

食事の場を楽しむために、大きな荷物を持ち込まないことがマナーです。
テーブルに持ち込むものは、女性は化粧直し道具と貴重品を入れたクラッチバックだけ。

男性は胸ポケットに財布を入れるなどして、最小限にしましょう。

【座席の座り方】

丸テーブルでは、入り口から遠い方が上座、入り口に近い方が下座。
ふたりの席の場合も、基本は奥が「大事な人」が座る席です。

一方、奥の席では景色が見えない場合は、「大事な人」には景色のよい席に座ってもらうなど、工夫も大切です。

レストランによって、「よい席」が異なるため、デートの予約を入れる場合にはお店に確認しておきましょう。

なお、座るときは左側から着席するのが基本です。 そして、「大事な人」の着席が先。

お店の人が椅子をひいてくれる人が「上客」となります。 デートの場合は、女性が先に座ってから男性が座ります。

【世界共通のテーブルマナーとは】

ナイフとフォークのテーブルセッティングは世界共通です。
ナイフとフォークは料理が進むに従って外側から順に使っていきます。

また、ナイフとフォークで食べる際、食べ物はフォークで指して、あるいはフォークの「腹」にのせて口に運びます。
フォークの「背」にのせて食べることはNGです。

そして、「音をたてない」「小さく刻んで口にいれる」「大声で話さない」など、基本を守りましょう。

【すべては「大事な人」から】

座ってすぐにテーブルの上のナプキンを取ったり、飲み物や食事を口にしてはいけません。 すべて、上座に座る人が行なうのを待ちます。

デートであれば「女性優先」。

また、食事の速度も女性の速さに男性は合わせるようにしましょうね。

2.女性が注意したいテーブルマナー

周囲を不快にさせない程度にマナーのポイントを押えて、レストランでの楽しいひとときを過ごすことが素敵な女性として一番大切な心がけです。

特に気をつけたいマナーにはどのようなことがあるのでしょうか?

男性からポイントアップ!の女性のテーブルマナーとは?

【テーブルナプキンの使い方】

ナプキンは二つ折りにして、折り目(輪)の部分がお腹側にくるように膝上に置きます。

ナプキンは、席を立つときには、必ず「座席の上」に置きます。
食事が済んだら、ナプキンは机の上に置きます。

食事が済んだあとのたたみ方は「きちんとし過ぎない」ことです。
きれいにたたむと「おいしくない」という意味になるからです。
「適当に」たたむことがマナーです。

【ワイングラスの上品な持ち方・乾杯】

ワインやお酒を注がれているときは、グラスを持ってはいけません。
そして、持ち上げるときは持ち手の部分をもち、グラスの部分は持ちません。

親指、中指、薬指の3本で持ち、人さし指と小指は添える程度に軽く持ちます。
そして、乾杯のときは、グラスを目の高さまで持ち上げて、アイコンタクトをしましょう。

グラスを合わせてカチン!と音を出すことはNGですよ。

【グラスに口紅がつかない工夫】

グラスに口紅がついてしまうケースがよく見られます。

その場合、ナプキンでふくのは、グラスに細かな傷が入るためNGです。
また、指でグラスについた口紅をぬぐうことも美しくないとされています。

基本は、食事前に口紅をふき取っておくか、ナプキンで口をふきましょう。

【会計する際のマナー:女性編】

レストランでのデートでは、支払いは男性が行なうことがスマートとされています。

とはいえ、女性は決して「支払ってもらって当然」という態度をとってはいけません。
そして、男性が支払っている横で待っていることはNG。

必ず「さりげなくその場をはずす」ように化粧室にいくのが女性の大人マナーです。
そして、「ごちそうさま」と言うのは当たり前。

「◎◎料理はおいしかった」「外の景色が素敵だった」などと、料理やレストランの具体的なところを挙げてお礼を言えると完璧です。

3.男性が注意したいテーブルマナー

高級レストランなどでの正式な食事の場面では、男性が女性をエスコートすることがマナーです。

特に会計するときのマナーなど、素敵な大人デートにするためにも、スマートにこなすようにしましょう。

【男性は女性をエスコートする】

レストランに予約を取り、名前を告げるのは男性です。
クロークに荷物を預けるのも男性が行うのが一般的です。

席に付く際は、必ず女性が先に座ったことを見届けてから男性が座りますし、支払いは男性がサッとすませます。

レディーファーストですべてを行なうことが男性の大人マナーです。

【ドレスコード】

正式なレストランでは、ドレスコードを指定されることがあります。

そこまで要求されない場合でも、財布を胸ポケットに入れられるような、ジャケット着用は基本と心得ておきましょう。

【女性をエスコートするときに】

席に案内される際、お店の人が先に歩く場合は、「お店の人→女性→男性の順」で入ります。

少しカジュアルなお店で、お店の人の案内がない場合には、「男性→女性の順」で、エスコートして歩きましょう。

【会計する際のマナー:男性編】

レストランでの支払いは、スマートであることが大切です。
女性に化粧室を勧めて、その間に男性が支払いを行うのが基本パターン。

女性がそのような動きをしない場合は、男性が化粧室に行くフリをして支払いを済ませます。
支払い方法は、食べた合計金額を確認後、手早く行なうためにも、カードがベストかもしれません。

あるいは、一万円札など、大きなお金で支払います。
料金きっちり支払いたい!と、小銭をそろえたりするのはスマートではないので気をつけましょう。


みんなのウェディング相談デスク

※ 2016年2月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー