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結婚式の持ち込み料とは?かかる項目と相場、メリット・デメリットを解説!

2024.02.02

結婚式の費用のなかにある「持ち込み料」という項目をご存知ですか?ブライダルフェアなど、最初の段階ではあまり話題に出てこないので、持ち込み料とは何を指すのかわからないプレ花嫁さんもいるかもしれません。

この記事では、持ち込み料がかかる項目や持ち込みのメリット・デメリットを紹介します。

結婚式の持ち込み料とは

持ち込みとは、式場やその会場が提携している業者やショップ以外のサービスを使ったり、レンタル・購入して自分たちの結婚式で使用することを指します。 持ち込むアイテムに対して、会場に手数料として支払うのが持ち込み料と呼ばれる代金です。

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持ち込み料はなぜかかる?

持ち込み料がかかる理由のひとつは、結婚式場の利益確保のためです。ほかのショップからの持ち込みがあると自社で提供しているサービスや提携先ショップからの紹介手数料がなくなるため、持ち込み料で補填し運営コストを保証しています。

また、持ち込むアイテムによっては保管が大変なこともあるため“保管料”として支払いが発生する場合もあります。

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衣装に、カメラマン…持ち込み料が発生しやすい項目

持ち込み料が発生しやすい項目は以下のとおり。

  • ドレス、タキシードなどの衣装
  • ブーケ、ブートニア
  • 引き出物
  • カメラマン・ビデオ業者
  • 神職
  • ヘアメイク
  • ペーパーアイテム

結婚式場によってはアイテムの持ち込みが完全NGだったり、高額だったりする場合もあります。こだわりたい項目がある場合は式場見学やブライダルフェアの段階で確認しておきましょう!

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次からは、一般的に持ち込み料が発生しやすい項目について、持ち込み料の相場とともに解説していきます。

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衣装の持ち込み

持ち込み料の相場は、ドレス1点5万円~10万円など。

多くは前日持ち込みです。
翌日きれいな状態で着用できるように整えてくれます。
レンタル業者やオーダードレスの持ち込みのほか、自前の衣装や職場の制服も含まれる場合があるようです。 ドレスに関しては持ち込み完全NGなど厳しい会場もあるので、どうしても着たいドレスが決まっている場合には、契約前にきちんと交渉しておくのが◎。

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ブーケ・ブートニアの持ち込み

持ち込み料の相場は、ブーケ1本1万円~3万円など。

ただし、ブーケ・ブートニアについては、比較的持ち込み料について柔軟な会場が多い傾向も。持ち込み料がかからない会場もたくさんあります。
しかし、造花ならOKだけれど生のお花はNGというところもあるので注意が必要です。

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引き出物の持ち込み

持ち込み料の相場は、引き出物1点あたり500円~1000円など。

交渉によっては無料になるケースもあります。内容をよく確認しておきましょう。

持ち込む場合は、指定された期日までに式場に搬入します。

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カメラ・ビデオ業者の持ち込み

スタッフに対しても持ち込み料がかかることがあります。

なかには持ち込み料を回避するため業者を「友人」と偽る新郎新婦も…。そういったケースに備えて、式場側も「ご友人ならばお席をおひとりぶんご用意ください」とゲストとしてのカウントを求めてくる場合があります。

請求の段階でもめないように、正直に!伝えましょう。

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神職・司会者の持ち込み

知り合いの牧師さんなど、特別に頼みたいという場合は持ち込み料が発生するケースもあるようです。

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ヘアメイクスタッフの持ち込み

いつもの美容師さんにヘアメイクをお願いしたいという場合、持ち込み料が発生しない式場であっても、式場内の美容室を使用できないことがほとんどです。
ヘアメイク用の支度部屋の用意が別途必要になることもあり、費用と手間との兼ね合いで外部ヘアメイクスタッフを依頼するかどうか検討してもよいかもしれません。

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結婚式での持ち込みのメリット

結婚式の持ち込みのメリットは大きく2つあり、まずは自分のこだわりをとことん叶えられること

たとえば衣装の持ち込みであれば、提携のショップで決められた選択肢から選ぶのではなく、自分が着たいお気に入りのドレスを着ることができます。提携のドレスショップのドレスから選ぶのは選択肢が少ない場合も多く、ドレス迷子に陥ってしまうことも…。お気に入りのドレスブランドがある場合、明確に着たいドレスが決まっている場合は持ち込みがよいでしょう。

そして、もう1つのメリットは結婚式費用をおさえられること。 会場やアイテムによっても異なりますが、DIY(手作り)したり、ドレスをネットで格安のものを購入して持ち込むほうが、たとえ持ち込み料を支払ったとしても、会場の提携業者よりも支払いが安くなることがあるのです。

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結婚式での持ち込みのデメリット

それはもちろん、持ち込み料がかかることです!
格安ドレスを手配できたとしても、持ち込み料が発生することで提携ショップでレンタルした方が安かった…というケースはあります。

また、持ち込むアイテムに関してはすべて自分たちで手配しなくてはならず、準備の負担があります。会場が指定する日までに、発注、支払い、検品、納品までこなす必要があります。

たとえば引き出物を持ち込む際、会場から念を押される点としてはアイテムの破損とアイテムの不足は自己責任ということです。
自分たちで持ち込むので、すべての責任は自分たちでということをお忘れなく。

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結婚式場に持ち込みできないもの

どの会場においても持ち込みが難しいのが生もの
生ものは食中毒の懸念があるため持ち込みはほぼNGです。

そのほか、ドリンクやテーブルフラワーなども衛生上の理由から持ち込みできないと心得て。

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持ち込む際の注意点

持ち込み料を知らないまま契約してしまい、最終見積もりが跳ね上がったり、やりたいことを諦めてしまった…というのはよくある話。

とくにこだわる人も多いウェディングドレスは「着たいドレスがあったのに契約した式場が持ち込みがNGだった…」と、 涙をのんだ花嫁さんは本当にたくさんいます。
そうならないためにも、「持ち込みはできる?できない?」「持ち込み料はいくらかかる?」など、契約前のチェックは忘れずに!

式場探し、見積もりを出してもらう時と同じタイミングで持ち込み料のことなど話せると、費用面でも納得のいくものになるかもしれません。


以上、結婚式の持ち込みにまつわる基礎知識をご紹介しました。
できるだけやりたい結婚式の形を会場契約前に明確にしておくと、スムーズな会場選びができたり、持ち込みの交渉がしやすくなったりするもの。
ふたりで理想の結婚式を話し合う時間を取ってみてくださいね!

※ 2019年12月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー