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【結婚生活の隠れポイント】押さえておきたい!義母への印象UPの極意

2021.02.28

結婚が決まったら、結婚の挨拶や結婚式の段取りの相談など、相手の両親とたびたび顔を合わせていくでしょう。

相手の両親とは長く付き合っていく関係です。
特に女性は、よくいわれる結婚後の「嫁姑関係」を結婚前からうまく築けると、その後がかなりスムーズでしょう。

そこで今回は、相手の両親に会う際の第一印象を良くする方法をご紹介します。

1.義母への第一印象

人との出会いにおいて、第一印象はとても大切といわれています。それは相手の両親に対しても同じです。

特に、相手両親と頻繁に会うことがない場合は、相手両親に与えた最初の印象がその後の「嫁」のイメージを作り上げてしまうといってもいいくらい。

結婚後に続く長いお付き合いのためにも、良い第一印象となるよう、ポイントを押えておくことが大切です。

好感を持たれる服装と身だしなみ

特に初対面の際は、社会人としての常識ある服装を心がけることがポイント。まるで就活の面接みたい!と思われるかもしれませんね。

しかし、実は、まさに「面接」と思ってもよいくらいなのです。彼の母は、目の前にいる女性がきちんと息子を支え家庭を築いていってくれる人物であるのか、しっかりと見定めたいと思っているものです。

「派手」、「不潔」、「だらしない」印象をあたえてしまっては、「きちんと生活していけないのでは?」とご両親に不安を与えてしまいます。

普段オシャレを楽しんでいる人もTPOをわきまえた服装を心がけましょう。

【服装】

女性は「清楚」な服装を心がけることがポイントです。

親世代にとっては、トレンドを追ったファッションよりも、コンサバな服装のほうが「落ち着いている」、「常識的」という印象を与えます。服装としては、スーツまたはワンピースが清楚な印象でオススメ。

・膝上5センチくらいまでのスーツまたはワンピース
・やわらかい色彩の服

身体のラインが強調されるようなデザイン、また胸元が見えるなど露出のある服装は避けましょう。

【髪型】

髪型は「まとめる」、「とめる」ようにして、「だらしない」という印象を持たれないように気をつけましょう。カラーリングも控えめの色で清潔感を出すとよいでしょう。

【メイク&ネイル】

メイクとネイルは親世代との感覚の違いが大きく出るところかもしれません。普段は「オシャレ」なメイクとネイルでOKなのですが、親世代に対しては「身だしなみ」という観点が欠かせません。

つまり、メイクなどは自分のセンスを主張するためでなく、相手に失礼にならない程度の「きちんと感」を出すことが目的となります。

・メイクは薄すぎず、濃すぎずとバランスを考えましょう
・ネイルは何も塗らないでおくか、あるいは薄い色にします。

【足元】

足元は素足を避け、必ずストッキングを着用します。オシャレなデザインのものよりは、肌色おストッキングが無難です。伝線していないか、直前にチェックしましょう。

そして、靴はパンプスが基本です。きれいにみがいておきましょう。 ミュールやサンダルはカジュアルな靴と思われますので、たとえ素敵なデザインであっても、「きちんと感」を出す際にはさけたほうが無難です。

【その他の小物】

ハンカチはアイロンのかかった清潔なものを用意します。シンプルで可愛らしいデザインだと好印象ですね。

好感を持たれる挨拶

清楚な服装や身だしなみで整えたならば、ぜひ好感を持たれる挨拶をしましょう。ここでも「社会人としての常識」が問われています。

その後の親戚づきあいなどの場面で、「この女性は常識的な立ち居振る舞いをしてもらえるだろうか」という視点からチェックされているもの。

本当に「まさに就活!」のようですが、それくらいの心積もりでいてもよいかもしれません。

自分のことは「私」。自分の両親のことは「父」「母」。当然ですが「です・ます調」で話します。
挨拶や会話の声のトーンは大きすぎず、しかしハッキリと。

自然な笑顔を絶やさずに、背筋を伸ばし、姿勢を正して相手の目をみて話します。 そして、必ず注意したいことは、「相手両親の呼び方」と「相手の呼び方」です。

家族にもなっていないうちから「お義父さん」「お義母さん」などと呼ぶことには、相手両親は抵抗を感じることが多いようです。

「○○さんのお父さん」「○○さんのお母さん」という呼び方が無難でしょう。

また、いつも彼のことを「○○」と呼び捨てしたり、愛称で呼んでいる人は要注意。特に彼の母親の前で彼の名前を呼び捨てしてしまうと、「うちの息子が尻に敷かれている!」と過剰に反応されてしまう可能性があります。

呼び慣れなくて言いづらいかもしれませんが「○○さん」と「さん付け」することがマナーでしょう。

たとえ彼から「うちの両親はユルいから大丈夫だよ」と言われていたとしても、きちんと良識をわきまえられる女性であることをアピールすることが大切です。

好感を持たれる手土産

初対面の際には、必ず手土産を用意することをオススメします。 なぜならば、ここでの手土産はわざわざ(自分と会う)時間を設けてくださったことに対するお礼の意味があるからです。

手土産の相場は3000円くらいといわれています。マナーとしては、「相手の自宅近辺で用意しない」ということ。

たとえ、相手の自宅の近くに有名なお菓子屋さんがあったとしても、そこのお菓子を手土産としてしまうことで、「まるで間に合わせで用意した」と思われてしまうからです。

手土産の内容は、彼経由で相手の両親の好みを事前にリサーチし、好物を準備できれば完璧です。
一般的には、和菓子や洋菓子などのお菓子がオススメですが、相手の両親がお酒好きなのであれば、銘柄を調べて持参してもよいでしょう。

お菓子ならば、個別に包装されているもの、そして家族の人数分は最低限入っているものを選びましょう。

手土産の渡し方

手土産を渡すタイミングは、席に座る前、あるいは、席につき少し落ち着いてから渡しましょう。

そして、「美味しいと評判のお菓子ですので、ぜひ召し上がってみて下さい」、「お好きとうかがいましたので」 など、ひと言添えることができれば、好感度アップになるはず。

よく聞かれる「つまらないものですが」という言葉は、実は「つまらないと思うものを差し上げる」という意味にも取られかねないようです。あまり使わないほうがよいかもしれませんね。

2.嫁姑・親戚関係との距離感

まだ結婚前。家族ではないにもかかわらず、その後の家族の一員を想定した立ち居振る舞いが要求されるという、難度の高い状況ですよね。

ただし、第一印象をよく見せるがために、普段とかけ離れすぎると、その後が続かなくなってしまい、いつかメッキがはがれる事態にもなりかねません。

自分らしさを押し殺す必要はありませんが、テクニックとして覚えておくと便利なことがあります。

心がけておきたい気遣いのポイント

【言葉遣い】

もちろん敬語をスマートに使いこなせることがベストです。しかしながら、緊張しているシチュエーション、うまく使えない可能性大ですよね。細かなことに気をとらわれすぎて、おかしな話し方になってしまうよりも、

・丁寧に話そうと心がける姿勢

を相手にわかってもらえるようにすることが大切かもしれません。

そして、相手の両親から聞かれたことに対して、「即答!」するよりも、やわらかい話し方のほうが好感をもたれるでしょう。

例えば、相手の提案を断るシチュエーションが生じた場合は、「すみません、ムリです」とばっさり断ると角が立ってしまうでしょう。

相手両親:結婚式は気候のよい○月頃がよいと思っているんですよ。
自分:あいにく、その時期は両親の都合が揃わないのですが、○月はいかがでしょうか?

など、遠回しに断り、さらに別の提案ができるとバッチリ。「やわらかく」「にこやかに」話すように心がけましょうね。

【お手伝い】

相手両親のお宅を訪問した際に迷ってしまうのが「お手伝いをすべきかどうか」ではないでしょうか?
お手伝いの意志表示をすることは、好感度アップのための大切な要素であることは確かなようです。
しかしながら、厚かましいと思われないことも重要。

相手の母親は、初対面の人間に台所に入り込んで欲しくないと思っているかもしれません。
間違っても、断りなく台所に入らずに、必ず「何かお手伝いはありますか」と尋ねてみることです。

断られても、一度は「ご遠慮なさらずにどうぞおっしゃってください」と伝えましょう。 それでも断られたら手伝わないことがマナーです。

一方「じゃあ、○○をお願いね」と言われた場合には、その指示に従います。その内容がわからなかったり、できない場合には、正直に尋ねましょう。

「できない」と思われてしまうことを恐れるよりも、こういう場面では正直さや素直さのほうが評価されると言われています。ドキドキする場面ですが、がんばって乗り切りましょうね。

【会話】

緊張してしまって、なかなか話のきっかけがつかめない場合に備えて、彼と事前に相談しておくことをオススメします。
一般的には、

・きっかけをつかみやすい話題:趣味・家族の話・相手の幼い頃の話・スポーツ・ペットの話
・避けたほうがよい話題:宗教・自慢話・お世辞・ギャグ・下ネタ

と言われています。

気をつけるべきこと

相手両親との初対面の雰囲気が、とてもうちとけてよい感じになるケースも多くあります。

「自分を受け入れてくれてうれしい!」と思う場面もあるでしょう。でも、決して気を緩めないことが大切です。会話がはずんできても、うっかり調子に乗らないこと。

例えば相手両親が彼のことを「本当に小さいときから気が利かない子なのよ」と、楽しく振ってきたとしても、「ええ、本当に気が利かないですよね」などとは間違っても言わないことです。

そのような場合は「いえ、そのようなことは…」などと、かわしてしまいましょう。

初対面のあとに…

初対面のあとのマナーとして、「お礼状を送る」と完璧です。できる限り早く、相手方のご両親にお礼状を送りましょう。

これは、相手が当日自分との時間を割いてくれたことへの感謝と、具体的な今後への気持ちの表明の意味があります。

初対面で、あまりパッとしなかったな…と思うケースでも、この「お礼状」で挽回できるかもしれませんよ。

3.まとめ

彼の両親、特に将来の「義母」となる彼の母親にはぜひとも好印象を残したいものですよね。

しかしながら、長い結婚生活を続けていくにあたって、いつも第一印象のテンションを保つことは大変です。 社会人としての最低限のマナーをわきまえつつ、自分らしさをどうやってアピールしたらよいのか、実際に相手両

親に会うことになる前に、ちょっと考えておくとよいかもしれません。

※ 2021年2月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー