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リゾートウェディングの探し方! 海外挙式の日程調整や注意点

2020.07.07

海外リゾートで行うウェディングは、その土地ならではの衣装があったり、広大で真っ青な海が見えるチャペルがあったりと、国内挙式とのイメージも異なり、思い出作りにも最適な機会です。
そこで今回は、海外リゾートでウェディングを希望する新郎新婦へ向けた、準備や費用面、注意点についてご紹介します。

海外ウェディングを行う上で、まず考えたいこと

ふたりで行うか、家族や友人も呼ぶのか

まず最初に決めるべきことは、ふたりだけの挙式にするのか、家族や友人にも参列してもらうのかということになるでしょう。

ふたりだけでの挙式であれば、ふたりの都合を優先してスケジュールを組めばよいのですが、家族や友人も同行するとなると、パスポート手配など、スケジュール調整に時間がかかります

またリゾートウェディングは、そのままハネムーンとなるケースが多く、家族や友人も同行すると、そのフォローでふたりの時間がつくりにくいこともあります。
一方、ふたりだけの挙式は、ふたりっきりの雰囲気を満喫できるものの、大切な家族にウェディングドレス姿を披露することができず、残念と感じることもあるようです。

どちらも、ふたりの考え方次第、といえるため、自分たちはどちらがよいのか、じっくり話し合ってみましょう。

挙式を行う場所

挙式を行う場所

海外ウェディングの場所を決める場合には、国内と異なる特徴が多いため、複数の要素を総合的に判断することが大切です。

主な挙式地は、大きく分けて3つのタイプにわかれます。

  • 自然を満喫するスタンスに徹しているところ
  • ふたりだけのプライベート空間を味わえるところ
  • それなりに買い物を楽しめるところ

ハワイやグアムのように観光やショッピング施設が充実しているところと、広い海に浮かぶ離島に建造されているところなど。
離島の海外リゾートは、住民は居なく、施設内には滞在者とスタッフのみのパターンがみられ、施設内の限定されたサービスとなる可能性が高そうです。

そのため、挙式後のハネムーンも「海を眺めたい」「ダイビングを楽しみたい」「美味しい食事を堪能したい」 など、希望を挙げながら、検討していきましょう。

時期を考える

挙式時期

ふたりの結婚の記念なのですから、「行ってみたい!」リゾート地を選ぶことが多いようです。

ただし、南半球や赤道近辺に多く点在する海外リゾート地は日本とは季節が異なるため要注意

  • 時期を決めて、その時に気候のよいリゾート地を選ぶ
  • 行きたいリゾート地を決めて、最適なシーズンを選ぶ

など、ふたりのなかでの優先順位を決めましょう。

準備のスケジュールを立てる

準備のスケジュールを立てる

海外でのウェディングは両親や友人のスケジュール調整に手間取る可能性が高いので、多くの方が1年前~6ヶ月前には準備を始めています。

また、人気のウェディングスポットやレストランは早々と予約で一杯となってしまう場合もあるので、早めに準備をするに越したことはないです◎

スケジュールが具体的に決まったら、旅行会社や専門のプランニング会社数社から見積もりを依頼し、費用とスケジュールを見比べましょう。
その上で、ふたりに最適な日程、挙式エリア、挙式会場、手配会社を決定します。

予算を立てる

結婚式費用の予算

渡航費があるため、費用がかかるイメージがあるかもしれませんが、実際には日本国内では味わえない海外挙式の特別感と「+ハネムーン付き」と考えれば、比較的リーズナブル

海外リゾートウェディングの費用は、滞在日数はもちろん、利用する航空会社のクラスやホテルのランク、ハネムーンの内容によって異なるものの、一般的におおよその相場は次のとおりです。

  • ハワイ:約100~150万円
  • グアム・サイパン:約100万円
  • フィジーやニューカレドニア、タヒチ、バリなど:約200万円

費用の中には以下のものが含まれています。

  • プランニング会社の基本の挙式プラン
  • 挙式の追加オプション
  • 現地でのパーティ費用
  • ふたりの渡航費&旅費
  • 現地での食費
  • リゾート施設利用費用
  • ショッピング費用

また、ゲストの有無や人数によって「招待ゲストにかかる費用」がプラスされることも。

これについては、すべてのゲスト渡航費を負担することはなかなか大変なので、多くの方は「渡航費はゲスト持ち+現地宿泊代&パーティ費用(食費など)は新郎新婦持ち」という形を取っているようです。

両親には「親孝行」を兼ねて全額負担するケースも少なくないようです。 また、ゲストに旅費を負担してもらう場合には、ご祝儀は受け取らないことを事前に伝えておきましょう。

1.5次会を開催するかどうか

最近では海外で挙式を行った後に、国内で友人や同僚などへお披露目をする「1.5次会」を行なうケースが多く見られます。

1.5次会は会費制で行うことがほとんど。
雰囲気も通常の披露宴とは違って、カジュアル度が高くなります。

ここでは、海外挙式にも出席してくれたゲストから会費はとらないのがマナーですので、覚えておきましょう。

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イマドキの海外ウェディングとは

人気のスポットの特徴

  • ハワイ

海外旅行先としても人気のハワイ。きれいな海が広がる景色はリゾートそのもの。飛行機での移動時間もそれなりにあり、海外旅行気分を味わえます。
挙式会場をはじめ、日本語の通じる場所が多く、レストランでの食事やショッピングも安心です。

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  • グアム・サイパン

日本からの飛行機での移動時間が短いことで人気のエリアです。
ショッピング環境が充実していて、言葉が通じやすいこともポイントです。
特に、年配の方、小さなお子様への負担も少なく、家族を招待する場合には候補に挙げやすい場所です。

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  • バリ

日本語サービスも充実していて、挙式スタイルも独特であることで人気のバリ。
山も海もあり、リゾートを満喫できる思い出づくりには最適な場所です。
ただし、「雨季」と「乾季」のある地域なので、よい時期を選んで計画をたてましょう。

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  • タヒチなど離島

海外リゾート地として人気のタヒチを初めとする離島。 水上コテージの間をぬって、小舟で登場する挙式シーンなど、南の島ならではの演出も可能です。

また「セレブな隠れ家」的なイメージを追求した施設など、プライベート空間にも配慮されているため、ハネムーンには最適です。
一方、費用が少し高いことと、子ども不可な場合があったり、ファミリー向けではない地域も多く、「ふたりだけの挙式」を予定するカップルにおすすめですよ*

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挙式当日を迎えるにあたって

挙式の数日前に現地に到着した際には、現場を確認して打ち合わせを行います。

挙式当日の流れはおおよそ次のとおりです。

  • アメイクの担当者がホテルやウエディングサロンに来る
  • ヘアメイクと着付けをする
  • 挙式会場へ出発
  • 挙式
  • 記念撮影&ロケーションフォトツアーなど
  • おふたりで食事 or ゲストとのパーティー

※この流れは、ふたりだけの挙式か、家族やゲストがいる挙式かによって変わることがあります。

プランニング会社とよく打ち合わせを行ない、現地スタッフともコミュニケーションをとっておきましょう。


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海外リゾートウェディングの注意点

海外リゾートウェディングの注意点

どのようなケースでもハプニングはつきもの。
ひょっとすると、挙式準備に集中できないようなことが起こるかもしれません。

特に家族を伴った海外挙式の場合には、ふたりだけの旅行の場合よりも、より綿密な計画をたてましょう。
海外旅行経験がない両親の場合はもちろんのこと、経験があっても語学に不安のある両親の場合は、日本語の通じるスタッフのサポートがあると安心です。

  • 現地に日本語スタッフが滞在しているツアーを利用する
  • 緊急連絡先の確認をする

ことを怠らないようにしましょう。

そして、万が一のために、海外旅行保険にはしっかり入っておくことも大切です。


現地を直接確認できるのは挙式当日、という点では海外リゾートウェディングはリスクがあるように感じるかもしれません。
しかし、現在は、現地での日本人スタッフが常駐しているプランニング会社が増えています。

また、現地との時差で連絡にタイムラグが生じることはありますが、最近の利用者の増加に応じて、プランニング会社のほうでもサービスの充実度も上がっています。

とても大切なことは、少々のトラブルがあっても、「それもいい思い出」と思えるくらい、ゆったりと過ごせることです。
ふたりでどのような海外リゾートウェディングにするのか、しっかり話し合って心構えをしておきましょう。


みんなのウェディング相談デスク

※ 2016年8月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー