挙式+披露宴にかかる費用の平均は約331万円。物価高の今「高すぎる」と感じるカップルも多いかもしれませんね。
「結婚式を挙げたいけれど、貯金がない…」「なるべく節約して新生活にも予算を回したい」そんなふたりにおすすめの“結婚式のスタイル”をピックアップ!“安くても満足度の高い結婚式”にしたいカップル必見です。
挙式+披露宴にかかる費用の平均は約331万円!
なにかとお金がかかるイメージの強い結婚式。実際いくらかかるのか気になりますよね。「みんなのウェディング」が実施したアンケートによると、 挙式+披露宴の費用の平均は331万7500円で、招待客数は平均41人でした。
ただし、結婚式の費用はその全額を新郎新婦が負担するわけではありません。総額からゲストからいただくご祝儀を引いた額が自己負担額となります。例えば、ご祝儀が3万円だとした場合、招待客41人で約123万円。総額の331万円から123万円を引いた208万円が自己負担額の目安です。
費用の総額はゲストの人数や式場、料理のランクやオプションの利用などによって大きく変わるため一概には言えませんが、だいたい200万円ほど負担しているカップルが多いということです。
費用を抑えられる!おすすめの結婚式スタイル
結婚式といえば、挙式+披露宴をおこなうもの…というイメージを持つ人もいるかもしれませんね。しかし、結婚式のスタイルにこれといった決まりはありません。
ライフスタイルや価値観が多様化している今、「挙式のみの結婚式」や「挙式+親族のみの食事会」など、結婚式のスタイルもニーズに合わせてさまざま。
ふたりにとって最適なスタイルを選べば、費用を抑えながらも満足度の高い結婚式を挙げることが可能です!
費用を抑えられる5つの結婚式スタイルの特徴と、平均費用または費用例を紹介します。
1.ふたりだけでもOK【挙式のみの結婚式】
挙式のみの結婚式の平均費用
42万円
「大々的なお披露目はしなくていいけれど結婚式は挙げたい…」というカップルにおすすめなのが挙式のみの結婚式。
挙式のみの結婚式とは、教会や神社などで結婚の誓いを交わすだけの結婚式スタイルのこと。料理代や引き出物代がないぶん、披露宴よりも安く済むことが多いです。
ふたりだけでおこなう、または家族・親族のみを招待するケースがほとんどで、「ふたりだけの挙式プラン」や「挙式+記念写真プラン」など、少人数挙式にぴったりのお得なプランを出している式場も!活用すればより費用を抑えることができます。
挙式のみの結婚式はこんな人におすすめ!
- 人前に出るのが苦手
- 親に晴れ姿を見せたい
- 準備の負担を減らしたい
- 教会や神社での挙式に憧れがある
コストアップのポイント
- 会場の使用料
- 衣装代
- 着付け、ヘアメイク代など
- カメラマン代
- 演出(楽器演奏者・聖歌隊・フラワーシャワーなど)
- 挙式料(教会式・神前式・人前式) etc…
おすすめのNEWウェディングスタイル
- 新婚旅行+海外または国内リゾート地でふたりだけの挙式
- 挙式+食事会
- 挙式+後日1.5次会
▼「ふたりだけ挙式」の魅力を徹底解説
2.ゲスト30人以下!【少人数結婚式】
少人数結婚式の平均費用
ゲスト10人程度:92万円
ゲスト20人程度:131万円
ゲスト30人程度:201万円
「本当に大切な人たちだけを招待したい」「招きたいゲストがそこまで多くない…」というカップルにおすすめなのが、ゲスト30人以下の少人数結婚式。
少人数であれば小規模な会場で済むため、会場使用料が安くすむことがほとんど。また、料理代や引き出物代、ペーパーアイテムにかかる費用を抑えられるため、総費用がグッと安くなります。
ただし、ゲスト数が少ないぶんご祝儀も減るため、会場使用料や衣装代などの「固定費(ゲストの人数が増えても変わらない費用)」の割合が高くなり、場合によっては大人数の結婚式よりも自己負担額が増えてしまうこともあります。費用を抑えたいなら、固定費にお金をかけすぎないように注意してくださいね。
少人数結婚式はこんな人におすすめ!
- 本当に大切な人たちだけを招待したい
- 招きたいゲストが多くない
- アットホームな雰囲気の結婚式にしたい
- ゲストとたくさん話をしたい
コストアップのポイント
- 会場の使用料
- 衣装代
- 着付け、ヘアメイク代など
- カメラマン代
- 演出(ケーキ入刀、ムービー演出など)
- 料理代
- 引き出物代 etc…
おすすめのNEWウェディングスタイル
- 滞在型ウェディング
- スイートルーム結婚式
- 食事会スタイルの結婚式
▼約3割が選択している!家族のみの結婚式
3.予算の目途が立てやすい【会費制結婚式】
ゲスト40人の会費制結婚式の費用例
(エニマリの会費婚の場合)
初回サービス利用料30万8千円+プラン料11万円=41万8千円
+
1人当たりの料金1万円×40人=40万円
合わせて81万8千円
※会費により自己負担額は変わる
ご祝儀制ではなく、会費制でおこなう結婚式スタイルです。会費が決まっているので金額を事前に把握でき、費用計画が立てやすくなるのがメリット。
また、ご祝儀制の場合はご祝儀に対するお礼として引き出物が必要ですが、会費制の場合は基本不要です。さらに立食スタイルなら席札や席次表などのペーパーアイテムも不要なので、その分費用を抑えることができます。
会費は主に食事のスタイルで変わります。カジュアルな立食や着席ビュッフェの場合は8,000円~10,000円、フォーマルな着席フルコースの場合は20,000円前後が目安です。ご祝儀制の結婚式に比べて、ゲストの費用負担が少なくなるのもうれしいポイント!
会費制結婚式はこんな人におすすめ
- 自由な結婚式にしたい
- ゲストの負担をなるべく減らしたい
- 友人とワイワイ盛り上がりたい
- 予め予算を把握しておきたい
コストアップのポイント
- 会場の使用料
- 衣装代
- 着付け、ヘアメイク代など
- カメラマン代
- 演出(ケーキ入刀、ムービー演出など)
- 料理代
- プチギフト代 etc…
おすすめのNEWウェディングスタイル
- ふたりまたは家族のみで海外挙式+友人のみを招待した会費制結婚式
- 友人のみを招いた結婚式
「コスパよく、理想の結婚式を叶えたい」というカップルにおすすめなのが、というカップルにおすすめなのが、エニマリの会費婚!
エニマリの会費婚は自己負担金0円~と、コスパよくこだわりの結婚式を叶えることができます。ホテルやゲストハウスなどの一流会場で、 従来のご祝儀制でおこなう結婚式と変わらない挙式&披露宴ができるのも嬉しいポイント!
ドレスやブーケといったアイテム類に加え、カメラマンや司会者などの「持ち込み料」がかからないので、前撮りの写真を持ち込んで飾ったり、購入したドレスやアクセサリーをそのまま活用しても◎。自由にこだわってオリジナルなパーティーに仕上げることができます。
詳しくは下記のボタンからチェック!
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▼会費制結婚式の基本!
4.おしゃれカップルに人気【披露宴のみの結婚式、1.5次会】
披露宴のみの結婚式の平均費用
202万円
(ゲストの平均人数39人)
「儀式めいたことは嫌、でもお披露目はしたい」というカップルは、披露宴のみの結婚式という選択もアリ!挙式にかかる費用を抑えられるのがポイントです。挙式の要素も取り入れたい場合は、パーティーの演出のひとつとして披露宴会場で人前式をする「宴内人前式」もおすすめ!
近年は、ホテルや専門式場のバンケットのほか、レストランやカフェなどカジュアルな会場を貸し切って自由かつおしゃれなお披露目をするのも人気です。
披露宴のみの結婚式はこんな人におすすめ
- 厳かな儀式はなくてもよい
- 憧れの披露宴会場がある
- 料理でおもてなししたい
コストアップのポイント
- 会場の使用料
- 衣装代
- 着付け、ヘアメイク代など
- カメラマン代
- 演出(ケーキ入刀、ムービー演出など)
- 料理代
- 引き出物代またはプチギフト代 etc…
おすすめのNEWウェディングスタイル
▼カジュアルな結婚式のアイデア集!
5.結婚の記念を残したい【フォトウェディング】
フォトウェディングの平均費用
スタジオ撮影:平均13万円
ロケーション撮影:平均17万円
スタジオ+ロケーション:平均18万円
結婚式にあまり興味はないけれど、結婚の記念を残したいというふたりにおすすめなのがフォトウェディング。
フォトウェディングとは、挙式や披露宴の代わりに結婚記念写真を撮影することを言います。結婚式場やフォトスタジオのほか、街中や大自然の中でのロケーション撮影も人気!最近は写真に加えてムービーを撮影するカップルも増えています。
フォトウェディングはこんな人におすすめ
- 結婚の記念を残したい
- 親に晴れ姿を見せたい
- 結婚式はしなくてもよいがウェディングドレスは着たい
- 再婚で結婚式を考えていない人
コストアップのポイント
- スタジオ代
- 衣装代
- 着付け、ヘアメイク代
- カメラマン代
- 小物代
- オプション etc…
おすすめのNEWウェディングスタイル
- 新婚旅行を兼ねた国内外でのフォトウェディング
- セルフで撮影
▼フォトウェディングの費用相場
▼後悔のないフォトウェディングを撮る方法
憧れの式場で挙式+披露宴をしたい!費用を安くする方法はある?
大勢のゲストを呼んで、格式の高い憧れの式場で挙式+披露宴をしたい…というカップルもいるはず。その場合は、紹介した結婚式スタイルよりも費用がグッと高くなることがほとんど。
そんなときは、以下の方法でコストカットできるかもしれません。
1.オフシーズンを狙う
気温の高い夏(6月・7月・8月)や気温の低い冬(12月・1月・2月)は結婚式のオフシーズン。春秋シーズンよりも割引率が高いことが多いです。
1月は閑散期ということもあり、見積もりの時点でかなり割引していただいたかと思います。席次表や芳名帳、フラワーシャワーはなしにしました。
(30代前半女性・2024年1月「ホテルニューグランド」で挙式)
2.割引プランを活用する
多くの結婚式場で、特定の条件下で結婚式費用が安くなる割引プランが用意されています。3~4か月前予約で適用される「直前プラン」や、仏滅・赤口といった結婚式に不人気の日取り限定の「日取り別割引プラン」などがあり、基本料金がかなり安くなることも!
割引プランを利用したい場合は、ブライダルフェアや式場見学の際に費用を抑えたいことを伝え、どんな割引があるのかを聞いておきましょう。デメリットとしては、直前プランの場合はゲストの予定調整が難しく、また、日取り限定のプランではお日柄を気にするゲストに説明するなどの配慮が求められる場合も。
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3.アイテムの持ち込みを検討する
衣装やブーケ、ペーパーアイテムなどアイテムによっては、式場が提携している業者に依頼せず自分たちで手配したほうが費用を抑えられることもあります。
ただ、式場によっては持ち込みができないものがあったり、そもそも持ち込みがNG…なんてことも。また、持ち込み料が高額な場合もあるので、ブライダルフェアや下見の際に事前に確認しておきましょう。
4.ブライダルフェアや式場見学の際に値下げ交渉する
値引きの交渉は本契約前にするのが鉄則!交渉する際は、同じ内容で他式場に出してもらった見積もりを引き合いに出すと具体的な金額が出ているぶん交渉しやすいです。また、自社で契約をして欲しいので検討してくれる確率がUPします。
交渉の際は、こちらの要求を一方的に通すのではなく式場側にもメリットを感じてもらうことが成功のカギになります。ただやみくもに「値下げしてください!」と伝えるのはNG!式場側にとっても納得のいく話の材料を用意する(例えば他社の見積比較など)ことが重要です。
みんなのウェディングでは、式場見学や相談会の予約を取らせていただいたカップル限定で、「見積もりチェック」サービスもおこなっています。
式場で受け取った初期見積もりの画像をLINEで送っていただき、その内容を拝見して「費用を抑えるポイント」「費用が上がりやすいポイント」などを結婚式のプロがわかりやすく解説!相談は無料なので、ぜひ活用してくださいね♪
▼そのほか節約ポイントはこちらの記事をチェック!
コスパ良く理想の結婚式を叶えよう!
ただ安いだけでなく、こだわるところと費用をかける部分のメリハリをつけることが大切!ふたりらしい結婚式のカタチを見つけて、コスパ良く理想の結婚式を叶えてくださいね。
アンケート引用
・「みんなのウェディング」2023年1月~9月実施・式場選びに関するアンケート(有効回答数860名)
・「みんなのウェディング」2023年5月・実施結婚式の前撮りと後撮りについてのアンケート(有効回答数207名)
※ 2024年3月 時点の情報を元に構成しています
「結婚式の費用」 の ハウツー・ノウハウ に含まれています