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新郎新婦が押さえたい結婚式の妊婦ゲストへの丁寧な配慮&マナー

2020.01.31

結婚式には、様々な年齢層のゲストを招待するものですが、なかでも妊婦のゲストには気遣いが必要です。

お呼ばれマタニティゲスト側も、結婚式への出席に慎重になっています。

結婚式場にお願いするべき配慮やマナーにはどのようなものがあるでしょうか?

そこで今回は、新郎新婦が押さえておきたい!結婚式のマタニティゲストへの丁寧な配慮&マナーについて、ご紹介しましょう。


結婚式披露宴の妊婦ゲストへの配慮

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1.挙式前の配慮

結婚式には是非呼んでね!と約束し合っていた親友が、ちょうど結婚式を予定している時期に妊娠中であった場合、新郎新婦としてどのような配慮が必要になるのでしょうか?

結婚式場へのアクセス

マタニティゲストを招待する場合には、会場への移動の負担を軽減するために、駅からのアクセスがよい、あるいは、マイクロバスなどの送迎サービスがある結婚式場であるとよいですね。

もし、すでに選んだ結婚式場が、アクセスがあまりよくない場合には、プランナーの方と相談しつつ

・送迎の手配をする:タクシーチケットを渡すなど

の配慮が必要です。

マタニティゲスト側が、そこまでの気遣いを遠慮する場合には、ちょっと特別扱いではありますが、

・「お車代」を渡す

ことを心得ておきましょう。

体験談
「駅からの会場へのアクセスの配慮は必要」
■駅からたくさん歩かないわかりやすい場所にすること、コートなどはクロークで預かってもらい身軽に過ごせるようにすることに配慮しました。(30代前半女性)

体験談
「駅から遠い会場はタクシーチケット配布がありがたい」
■最寄駅から遠い会場など、ゲストに寒い思いをさせてしまうことになる場合には、タクシーチケットなどの配慮のある会場を選ぶと良いと思います。(30代後半女性)

体験談
「送迎用バスサービスが会場選択のポイント」
■駅から少し距離がある会場でも、送迎用のバスを出してくれるホテルを選びました。
移動は寒いので、それを配慮しました。(30代前半女性)

結婚式場の構造

マタニティゲストは、普段よりも身体の動きが変わっているものです。

そのため、新郎新婦側としては、

・会場の構造がバリアフリーになっていること

・披露宴会場とお化粧室との距離が近いこと

など、動線のチェックしておくことも必要です。

これは、マタニティゲストだけでなく、年配ゲストやさまざまな年齢層のゲストへの配慮ポイントでもあります。

出欠の返事への配慮

マタニティゲストは日頃の体調管理にとても気を遣っています。

そのような時期に、フォーマルな場である結婚式にゲストとして出席することは、当日までの体調管理に加え、緊張感も加わるため、さまざまな負担がかかります。

したがって、マタニティゲストの招待にあたっては、配慮がとても大切になります。

具体的には、

・招待状の出欠の返信はがきはギリギリまで待つ

・返信はがきに「出席」としたマタニティゲストには、体調次第では当日欠席もOKと伝える

など、マタニティゲストの負担を最大限減らすように心がけましょう。

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2.挙式中の配慮

挙式前に配慮することに加えて、挙式中にも様々配慮すべき点があります。
ぜひチェックしてみてくださいね。

そして、当日、マタニティゲストが快適にすごせるように、素敵な「おもてなし」をしましょうね。

ブランケット&クッション

妊婦にとって、外気と室温との急激な変化は、とてもこたえます。

特に、ゲストドレスはどうしても薄着になりがちなので、会場の空調への配慮は必須になります。

そして、さらに座席には、

・ブランケットやカイロ

などの防寒グッズを準備するよう、心がけましょう。

そして、マタニティゲストは、お腹周りが大きいことから血流が悪くなり、同じ姿勢をとり続けることがつらいもの。

そのようなときに、クッションがあると、とても楽になるので、ぜひ準備をしておきましょう。

なお、なかには「マタニティゲスト」であることを公表してほしくない、という人もいるかもしれません。

その際は、プランナーの方と相談して、マタニティゲストの様子をみつつ、さりげなくサポートしてもらえるよう、事前に打ち合わせておきましょう。

体験談
「春先でもブランケットはありがたい」
■3月とはいえ、3月末だったので寒さについては考えませんでした。 そのときに自分が未経験で気が付かなかったのですが、妊婦さんのゲストの方にひざ掛けを用意させてもらえばよかったかな。
わたしが妊婦で友人の結婚式に出席した時に用意していただいていて、寒くはなかったけれど、心遣いがありがたかったから。(30代前半女性)

体験談
「寒い場所があることを事前に知らせておいた」
■妊婦さんにはひざかけを用意したら喜んでもらえました。
また、やむをえず寒いところに出ることがあれは、予め伝えておくこと。(30代前半女性)

体験談
「室内外の寒暖の差に配慮した」
■妊婦さんなどには事前にブランケットを用意してもらいました。
3月の挙式で日陰は寒く、室内は暖かいので、ホッカイロと汗ふきシートの両方をアメニティで用意しました。(20代後半女性)

飲み物:アルコールやカフェインはNG

妊娠中は、胎児のためにアルコールは控えるべき、といわれています。

乾杯の時には、アルコールではなく「炭酸水」に差し替えるなど、気配りをしましょう。

また同様にカフェインも妊婦が避けるべき飲み物です。

コーヒー・紅茶・緑茶・烏龍茶・ココア

には、カフェインが入っています。

したがって、カフェインレスの飲み物、例えば、

麦茶・ノンカフェインコーヒー・ルイボスティー

などが用意できるとよいかもしれません。

なお、妊娠期間中は好みが変わるので、マタニティゲストに直接、「飲める飲み物」を確認しておいてもよいかもしれません。

お料理への配慮

飲み物同様、妊娠中は食事の好みが変わります。
また、生ものは避けたほうがよい、とされています。

もし会場側で対応できるのであれば、マタニティゲストに合わせたメニューを用意してもよいかもしれません。

万が一の休憩場所

マタニティゲストが結婚式・披露宴の途中で体調が悪くなった場合を想定して、横になって身体を休める場所を用意しておくと安心です。

ホテルはそのような設備が整っていますが、専門式場やレストランなどの場合は事前に確認しておきましょう。

会場内の席次

妊娠するとさまざま身体に変化が起こるものですが、お腹が大きくなることから、トイレが近くなる現象が起こります。

長時間の披露宴では、マタニティゲストがお化粧室に数回通うことを想定して、

・出入口に近い席

・途中退場しても目立たない席

がよいでしょう。

会場内は禁煙に

マタニティゲストを招待するならば、全席禁煙にする配慮は必須でしょう。

披露宴だけでなく、忘れがちなのですが、二次会の会場も全席禁煙の配慮は必要ですね。

※ 2016年8月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー