みなさんこんにちは!
今回は招待状特集の4つ目の記事!
海外旅行における招待状準備についてです。
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結婚式の招待状っていつ何をすべき?招待状のやることリスト!
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結婚式招待状はWEBにしたいけど大丈夫?デメリット・メリットから花嫁さんたちの本音も紹介!
- 海外挙式カップル必見!! 招待状のマナーや旅費の負担方法(本記事)
これを読めば招待状キホンの全てがわかる♡
招待状マスターになっちゃいましょう!
近年では海外のリゾートなどで挙式や結婚式を挙げるカップルも多いですよね。
海外ウェディングの場合、ふたりだけで行うなら費用負担も少なくて済みますが、両親、親族や友人を招待する場合の交通費や宿泊費をどうするか悩んでしまうカップルも多いのではないでしょうか。
そこで、今回は海外で結婚式をするカップルの招待状のマナーや費用負担の方法についてご紹介します。
1.海外挙式にゲストを招待する割合
海外挙式に親族・友人を招待する?
はい 58%
いいえ 48%
半数以上の方が海外挙式に親族や友人の方まで招待するという結果が出ました。
せっかくの晴れの舞台ですから、ごく親しい関係の方には見てもらいたいと思うカップルが多いようです。
海外挙式の場合、ゲストに遠距離の移動をしてもらう必要があり、旅費もかかるので出来るだけゲストに負担のない方法を考えましょう。
親族・友人を招待しない場合は?
海外挙式に費用や日程の関係で親族や友人を招待できなかった場合、
・国内で改めて披露宴をする
・身内でカジュアルなお披露目パーティをする
という方が多いようです。
海外への招待がゲストに負担になったり、金銭的に招待できないという場合は、海外と国内でゲストを分けて2回結婚パーティーをするのもひとつの方法ですね。
体験談
「お互いの両親だけ招待」
■お互いの両親を招待しました。国内で披露宴を行なっていたので両親のみ招待にしました。(30代前半女性)体験談
「お互いの両親+兄弟姉妹の家族」
■両家の両親と兄弟姉妹の家族を招待し、11人で行きました。
両家の家族と行くことで仲良くなれたらと思ったのと、こういった機会はなかなかないので身内のみで行きました。
帰国後、国内で友人・親族を呼んで披露宴を行ないました。(20代後半女性)体験談
「お互いの家族+親族+友人」
■両家の両親、兄弟、祖父母、その他親族を12名、友人を10名です。
親近者と本当に仲の良い友人を選びました。(30代前半女性)体験談
「両親+親戚・友人の希望者」
■親族は両家全員の他、親戚の中で何が何でも行きたいと立候補してきた方のみ招待しました。
友人も同じです。(30代後半女性)
2.招待状を送るタイミング
2・3ヶ月前には招待状を発送
国内での結婚式と同様、招待状を送るタイミングは挙式の2・3ヶ月前が目安です。
ただし、国内と違って海外の場合は往復に時間もかかり、数日間スケジュールを押さえてもらう必要があります。
招待状を発送する前に、海外挙式が決まった時点でなるべく早めに電話などで出席できるかどうかを打診しておきましょう。
早めにスケジュールが分かれば、結婚式に合わせて現地を観光するなどの計画もゲストが立てやすくなるでしょう。
招待状を送る前に
1.ゲストの費用負担の方法を決める
招待状を送る前に、旅費の負担方法を明確にしておきましょう。
旅費の負担があるなら行きたいという人もいれば、旅行を兼ねて自腹を切ってでも出席したいという人もいます。
出席したらどのくらいの出費になるということがわからなければゲストも不安です。
もしゲストに旅費を負担してもらう場合は、大体いくらかかるということを伝えられると親切ですね。
■新郎新婦が交通・宿泊費を全額負担
新郎新婦が交通費・宿泊費を全額負担して招待する場合は、ご祝儀をいただくことが前提。
旅費を全額新郎新婦が支払うのは、金銭的負担が大きいため両親のみ・両親と親族のみなど、ごく少人数の結婚式の場合に多いようです。
■新郎新婦が旅費の一部を負担
招待人数が多い場合は、一部だけお金を負担してそれ以外はゲストの負担にするというパターンもあります。
負担方法としては新郎新婦が飛行機代は支払い、宿泊費はゲスト負担にする・またはひとりにつき5万円のお車代を支払うなどの方法があります。
交通費、宿泊費の金額によってバランスの良い負担方法を考えましょう。
■交通費・宿泊費はゲストが負担
自ら希望して出席してくれる友人ゲストなどは自腹で海外挙式に出席することが多いようです。
ゲストに旅費を負担してもらう場合は、ご祝儀は辞退するのが一般的なマナーとなっています。
2.飛行機・宿泊先の手配担当を決める
海外挙式の場合、あらかじめ飛行機や宿泊先を押さえておくことが重要。
海外になれていないゲストがいる場合、それらの手配を自分でやってもらうのは大変です。
誰の分を誰がいつまでに手配するのか、しっかり担当を決めておきましょう。
■新郎新婦が一括で手配する
新郎新婦が一括で手配すれば、ゲストの負担や手配ミスを少なくできます。
ただし、費用をゲストに一部負担してもらう場合は料金の徴収が必要になるという手間があります。
全員と連絡を取り合い、スケジュールの確認はしっかり行いましょう。
■グループを作って担当者が手配する
親族は新郎新婦で一括して手配する、友人グループは代表者に一括して手配してもらうなど、ゲストをグループ分けして手配する方法です。
グループごとに滞在スケジュールが異なる場合に便利。
全員へ結婚式の日取りやフライトにかかる時間をしっかり連絡しましょう。
■ゲストが自分で手配する
ゲストの自腹で結婚式に出席してもらう、または旅行慣れしているゲストの場合は、自分で手配してもらうことが多いようです。
自分で手配してもらう場合は、おすすめの旅行会社や宿泊先の情報を提供するようにしましょう。
また、宿泊先が結婚式場とアクセスの良い場所になるよう気をつけてもらいましょう。
3.ドレスコードを決める
リゾート地でのウェディングの場合、国内で着るようなかっちりした礼服ではなくても大丈夫。
それに、礼服や礼服に合う革靴を海外に持って行くのは大変ですからゲストの負担軽減にもなります。
ハワイであれば男性はアロハシャツ、女性はムームーを着てもらうのもありです。
「男性はアロハシャツ、女性はムームーなどスマートカジュアルでお越しください。
ビーチサンダルなどのカジュアルなものはご遠慮いただけるようお願いします」などと、招待状や付箋で細かくドレスコードをお知らせしておきましょう。
プランナーさんと相談の上、挙式に参列する時のドレスコードについてしっかりと決めておきましょう。
3.招待状の文例
海外挙式の招待状を送る場合、費用やご祝儀のことを明記しておく必要があります。
ゲストによって旅費負担の有無が異なる場合もあるため、基本の招待状文面にくわえて付箋で料金について案内する方が多いようです。
下記の文例では、招待状の基本文と、付箋につける案内文の例文を掲載しています。
※いずれの招待状文例も、日時・時間・場所の記載を省略しています。
交通費・宿泊費に関する招待状
新郎新婦側が負担する場合
■招待状文例
拝啓 初春の候(←適切な時候の挨拶を入れる)
皆様におかれましては 益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて このたび私たちは ○月○日にハワイオアフ島の○○○教会にて結婚式を挙げる運びとなりました。
つきましては、挙式ののち ささやかな披露の宴を催したいと存じます。
ご多用中、遠方からのお越しで誠に恐縮でございますが、ぜひご出席を賜りたくご案内申し上げます。
敬具
◯◯年○月吉日
(新郎の名前)◯◯ (新婦の名前)◯◯
■付箋文例
遠方よりお越し頂きますので、交通費・宿泊費は私どもで負担させていただきます。
ゲストに負担してもらう場合
拝啓 初春の候(←適切な時候の挨拶を入れる)
皆様におかれましては益々ご健勝にてお過ごしのこととお慶び申し上げます。
さて、このたび私たちはふたり希望により○月○日にハワイオアフ島の○○○教会にて結婚式を挙げることとなりました。
つきましては、挙式ののち、ささやかな披露の宴を催したいと存じます。
ご多用中、遠方からのお越しで誠に恐縮でございますが、ぜひご出席を賜りたく、ご案内申し上げます。
敬具
◯◯年○月吉日
(新郎の名前)◯◯ (新婦の名前)◯◯
■付箋文例
旅費を各自でご負担頂きますので、ご祝儀などのお心遣いはなさいませんようお願いもうしあげます。
帰国後の披露宴にきてほしい場合
■招待状文例
謹啓 初春の候
皆様にはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。
このたび、私たちは○月○日ハワイのオアフ島に於いて結婚式を挙げ、帰国後にささやかではありますが宴席を催したいと存じます。
ご多用中誠に恐縮でございますが、ご出席くださいますようご案内申し上げます。
敬具
◯◯年○月吉日
(新郎の名前)◯◯ (新婦の名前)◯◯
あれば便利な「旅のしおり」の例
海外で親族や友人が行動する場合、新郎新婦がずっとついている訳にはいきません。
トラブルを回避するため・スケジュールをきちんと把握してもらうためにも、ゲストにわかりやすい「旅のしおり」を用意するのがおすすめです。
■旅のしおり作成例
【1】予定表
到着後のタイムテーブルを明確にし、搭乗する飛行機の便名を記載しておきましょう。
◯月◯日
20:00(日本時間)成田空港発 ◯◯航空◯◯便
8:00(以下現地時間)ホノルル着
9:00 ホテル着
12:00 ホテルにて昼食
13:00 新郎新婦のヘアメイク開始・移動
16:00 親族一同◯◯ホテルから教会へ移動
17:00 挙式開始
18:00 披露パーティ
21:00 ホテルへ移動
【2】宿泊先・挙式場の住所・地図
海外で迷子になった時のためや、言葉が通じなくても行き先を伝えるために、宿泊先や挙式場の住所と地図をいれましょう。
また、現地でのゲスト同士の連絡先も明記しておくと安心です。
<例>
挙式場:◯◯-◯◯ Kalanianaole Highway, Waimanalo Oahu
TEL:◯◯◯-◯◯◯-◯◯◯
新郎新婦ホテル:◯◯ホテル ルームナンバー ◯◯
◯◯-◯◯ Kalanianaole Highway, Waimanalo Oahu
TEL:◯◯◯-◯◯◯-◯◯◯…
◯◯家親族ホテル:◯◯ホテル ルームナンバー ◯◯
◯◯-◯◯ Kalanianaole Highway, Waimanalo Oahu
TEL:◯◯◯-◯◯◯-◯◯◯…
その他、緊急連絡先、現地での連絡先等、分かりやすく一覧にしておくのがおすすめです。
【3】挙式の注意事項・ドレスコードについて
<例>
・挙式について
挙式会場へはホテルから皆さんでバス移動してもらいます。当日時間に遅れないようご注意ください。
貴重品・多額の現金などは持ち歩かず、ホテルの金庫へお預けください。
・ご列席者様の服装について
男性は襟付きシャツ、チノパンツ、アロハシャツ等、女性はリゾートワンピースやムームーでご出席ください。
ビーチサンダルはご遠慮いただけますようお願いします。
【その他あると便利なもの】
海外慣れしていない方だと、チップの習慣や会話に困ってしまう方もいます。
下記のような旅で役立つ情報をつけてあげると親切です。
・ 旅で必要になる英会話例
・ チップの相場や渡し方
・ 紛失や盗難にあった時の対処法
・ 買い物の時に役立つサイズ交換表
・ 病気やけがをした時の対処法
・ 持ち物チェックリスト
・ おすすめのショッピングポイント・食事場所など
4.交通費・宿泊費の負担ケース
海外挙式に加え、ゲストの交通費・宿泊費を負担すると新郎新婦にとってはかなり高額な出費となりますから、どのような負担法にするか迷いますよね。
海外挙式を挙げたカップルから、どのように費用を負担したか実際の体験談を参考にしてみましょう。
新郎新婦が全額負担
体験談
「費用も手配も自分たちで」
■全員分、私達で支払いました。宿泊の手配などもすべて旅行会社に任せて私達で進め、決定後みんなに知らせました。
全額準備できなくて海外挙式をしたいなんて甘えている!という親の意見がもっともだと思い、頑張って貯めました。(20代後半女性)体験談
「金銭的に負担がかかるけど満足!」
■すべて自分たちで負担しました。
お金はかなりかかりましたが、満足がいく式ができたので、とてもよかったです。旅行会社にお任せしました。(30代前半女性)
新郎新婦が一部を負担
体験談
「手配の担当と滞在費を負担」
■すべて自分自身で手配しました。
交通費についてはすべて個々人に負担していただきましたが、ホテルなどの滞在費はこちらで負担しました。(30代前半女性)体験談
「宴会費・観光代を新郎新婦で負担」
■旅費、宿泊費はゲストに負担してもらった。その代わり、現地でのパーティー費用、島内観光のツアー代を新郎新婦で負担した。(20代後半女性)
ゲストそれぞれの負担
体験談
「手配は新郎新婦・費用は両家で折半」
■宿泊と渡航の手配は新郎新婦がすべてウェブでおこないました。支払いは両家ともそれぞれからいただきました。(30代前半女性)体験談
「手配を担当してお金はゲストに負担してもらう」
■手配はすべて私たちが手配しました。しかし、旅費やパーティ代などは一切出しませんでした。
あらかじめ、一切負担できないことを伝えた上で来れる方はどうぞと誘っていたので。(30代後半女性)
その他、手配時の心遣い
体験談
「全員が滞在を楽しめるようスケジューリング」
■全員仕事をしているので、休みを取れる日程を聞いてから飛行機やホテルの手配をしました。
できるだけゆったりと滞在できるようにしました。(30代前半女性)体験談
「同じホテルに泊まるメンバーに注意」
■ホテルに関して、両家の親族等違うホテルになるように手配をしました。
理由としては、同じホテルだと朝や出かける際に気を使うため、バラバラの方がリラックスして過ごせると思ったからです。
ホテルは、同じランクにして、あとでもめないように事前に確認をしました。(20代前半女性)
まとめ
海外挙式の場合、手配や費用負担の面で国内挙式より気を遣わなければならないところがたくさん!
プランナーさんの意見も参考にしながら、慎重に計画しましょう。
費用はあまり負担できない場合も、遠方から来てくれるゲストにとって良い滞在となるよう、手配や観光の面で手助けをするようにしましょう。
海外だし、仲のいい友人や家族だけだからカジュアルに送りたいなというカップルにはこちらがおすすめ!
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ゲストたちも紙で受け取る特別感はひとしお♪
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いかがでしたでしたでしょうか? わからないことはぜひ花コミュでも聞いて見てくださいね!
※ 2016年8月 時点の情報を元に構成しています
「結婚式の種類」 の キホン に含まれています