結婚指輪は日常的に身に付けるもの。
希少価値の高いプラチナはダイヤが映えますし、シックなシルバーはお手頃価格。
ピンクゴールド、ホワイトゴールドなどのゴールド系は日本人の肌色に映える色です。
今回は【2014年版】結婚指輪の素材、人気ランキングをご紹介します。
結婚指輪はふたりの愛の証である「一生もの」であると同時に、日常遣いに耐えられる素材である必要があります。
「みんなのウェディング」にて、先輩カップルたちにアンケート調査を行なったところ、結婚指輪の素材としては次のようなランキングとなりました。
第1位 プラチナ 78%
第2位 ピンクゴールド 8.5%
第3位 ホワイトゴールド 3.8%
第3位 プラチナとゴールドの合金 3.8%
第5位 シルバー 2%
第5位 ゴールド 2%
この結果から、8割近くの先輩カップルたちが定番のプラチナを選んだことがわかりました。
値段は少し高いのですが、だからこそ一生ものの結婚指輪にふさわしいとも言えるでしょう。
一方、プラチナに続く人気の金属素材はゴールド系となりました。
ゴールドの黄色は日本人の肌色に合うとされています。
結婚指輪には次のような特徴の素材が適しています。
・日常生活に耐えられる硬さを備えていること
・金属アレルギーをおこさない(おこしにくい)素材であること
・宝石をより輝かせること
・変色・変質しないこと
・純度の高さ
・希少性
上記の「みんなのウェディング」のアンケート結果では、プラチナかゴールドを選んだカップルが大半でしたが、どちらの金属素材でも実用面、デザイン面、金属の価値を満たしているといえるでしょう。
金属アレルギーが心配な方
結婚指輪を一生つけ続けたい方
プラチナは金属としての希少価値が高いため、それに比例して価格も高めですが、それだけに結婚の証として一生身に付け続けるにはぴったりです。
日常遣いをすると指輪にはどうしても傷がつきやすくなるのですが、プラチナは硬度が高く、傷や変形に強いことが特徴で、その点でも結婚指輪の素材として適しています。
また、金属アレルギーが起こりにくい素材としてもプラチナは優れものです。
様々な点でプラチナは万能の素材といえるでしょう。
体験談
「結婚指輪はやっぱりプラチナ!」
■基本はプラチナが良いと思っていました。なんというか…「プラチナの指輪」という憧れは大きかったかと思います。(20代後半女性)体験談
「長持ちしてアレルギーも置きにくい素材」
■特に素材にこだわりはなかったのですが、長持ちする素材でアレルギーも起きにくいので良かったかなと思います。
変に目立ち過ぎないのも気に入っています。(30代前半女性)体験談
「金蔵アレルギーだったのでプラチナを購入」
■私が金属アレルギーなことと、どうせ買うなら丈夫なものがよかったのでプラチナを選びました。(30代前半女性)
肌に似合う色を身に付けたい方
手持ちのアクセサリーと合わせたい方
日本人の黄色みがかった肌色にはゴールドが似合います。
なかでもピンクゴールドは肌を明るくみせるため人気です。
また、金属の硬度も固めの素材です。(いずれにしても、長きにわたって付け続けているうちに、傷はどうしても入ってしまうものなので、時々お手入れをすることが大切です。)
なお、ゴールド自体は金属アレルギーが起こりにくいとはいえ、たいていは硬度を補強するために他の金属を合わせています。
その加工によってはアレルギーが起こりやすくなるので注意が必要です。
金属アレルギーが気になる場合は、加工内容を確認するようにしましょう。
体験談
「自分の指の色にあるピンクゴールドを選んだ」
■長い目で見ればプラチナが良かったかもしれませんが、自分の指の色にしっくりきて、日にちとともに風合いが出てくる、ピンクゴールドの方が自分たちらしいと思いました。(20代後半女性)体験談
「他のアクセサリーと合わせやすいゴールドを」
■時計やピアス、ネックレスなどの金属系アクセサリーがゴールドで統一されていたので。
プラチナに比べてリーズナブルで、好きな色を選べてよかったです。(20代後半男性)体験談
「色黒肌にはホワイトゴールドが似合う」
■旦那さんが色黒でプラチナでは浮いてしまうのでホワイトゴールドにしました。(30代前半女性)
一方、金属アレルギーがある方にとって、結婚指輪の素材選びは悩ましいですよね。
汗に金属が溶け出して金属イオンとなり、肌に染み込むのが金属アレルギーの原因。
なので、溶け出しにくい(イオン化しにくい)金属を選ぶことがポイントです。
金属アレルギーを「起こしにくい素材」を次にご紹介します。完全にアレルギーを起こさないというわけではないので、事前にパッチテストをしてくださいね。
・プラチナ
・金
金属が溶け出しにくい(金属アレルギーを起こしにくい)といわれています。
ただし、プラチナや金の硬さを強化するために、パラジウムや銅(金属アレルギーを起こしやすい素材)を混ぜて加工している場合が多く、金属アレルギーを起こしやすくなってしまうので注意が必要です。
金属アレルギー対策として、硬さを強化するために、最近は希少金属(レアメタル)と呼ばれる金属類を使用したリングができました。
硬さのために加工が難しいとされていましたが、最近技術が開発されたことで可能となってきました。
金属アレルギーのあるカップルには朗報ですね。
レアメタルと呼ばれる金属の種類には、
・チタン
・ジルコニウム
・ハフニウム
・ニオブ
・タンタル
・イリジウム
が挙げられ、非常に金属アレルギーを起こしにくいとされています。
ただし、金属自体に希少価値があり、さらに加工が難しいため、結婚指輪としてはかなり高価なことが難点です。
天然素材ではありませんが、金属アレルギーを起こしにくい指輪の素材としてステンレスも挙げられます。
ステンレスは、鉄、ニッケル、コバルトなどの人工的な合金です。
どれも金属アレルギーを起こしやすい金属ばかりが使われていますが、それらを錆びにくくなるように配合されているため、安心して使えます。
金属アレルギーが気になる人は、是非ともこちらの講義も参考にしてみてくださいね。
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