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昼の結婚式にサテンのドレスはアリ?ダメな素材や生地など服選びのマナーを解説

2023.09.29

結婚式のお呼ばれドレスを決める際、デザインや肌の露出具合と合わせてチェックしたいのが生地や素材です。ニットにデニム、ツイードなど、実は結婚式というフォーマルな場にはあまり適していない服の生地があることを知っていますか?

この記事では、結婚式におすすめの生地や素材、昼・夜などの時間帯や季節にあった服選びのポイントを解説!会場の格式や式のスタイルに合わせた1枚を見つけましょう。

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結婚式お呼ばれドレスの素材・生地基本マナー

結婚式にお呼ばれしたら、服装のマナーには気をつけたいですよね。主役である新郎新婦への礼儀として「真っ白な服を避ける」「過度な露出をしない」「派手な柄を避ける」などのマナーがありますが、服の素材・生地選びにもポイントがあります。

例えば、昼の結婚式は光沢感を抑えた服装がよいとされているため、スパンコールがたくさん施されたドレスや、ダッチェスサテンのような光沢の強いサテン生地は避けた方が無難です。また、服装の季節感も大切。暑い夏に温かみのあるベロアドレスを着用するとチグハグな印象になってしまいます。

結婚式の雰囲気と時間帯、季節にあった服装になるように、素材・生地選びにも気をつかいましょう。

▼【結婚式の服装のマナー】年代別のコーディネート例

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ドレスの素材・生地を選ぶポイント

結婚式で着るドレスの素材・生地を選ぶ際に気をつけたいポイントを紹介します。

会場の格式やゲストの顔ぶれに合わせて

結婚式の服装は昔と比べてカジュアルな傾向にありますが、会場の格やゲストの顔ぶれによっては慎重にドレスを選ぶ必要があります。招待状の内容を確認し、雰囲気にあった素材・生地を選びましょう。

一方で、友人のみを招待したカジュアルなパーティーの場合は、服装にあまりこだわらなくて良い場合もあります。不安であれば、新郎新婦にドレスコードを確認してみるのもおすすめです。

▼格式の高い会場って?結婚式の種類&スタイル解説

夏は涼しく冬はあたたかな素材を選んで季節感を

夏には涼しい素材や生地を、冬にはあたたかみのあるものを選ぶようにしましょう。季節にあわない服装では悪目立ちしてしまう可能性もあります。春夏・秋冬に着られるものを1着ずつ持っておくと安心です。その都度用意できない場合は、レンタルを利用するのも◎。

昼は光沢感控えめなドレスで

一般的に、昼の結婚式では派手さを抑えるのがマナーとされています。光沢の強いドレスや過度な装飾、肌の露出は避けるのがベターです。

反対に夜の結婚式では、華やかな装飾のイブニングドレスが正装とされています。ドレスのデザインや合わせる小物は、時間帯も考慮するといいでしょう。

全身同じ生地・素材にならないように意識して

素敵なドレスを購入しても、トータルコーディネート次第では魅力が半減してしまうことも!例えば、ベルベット生地のドレスに合わせてバッグや靴もベルベットにする…となると、メリハリのないコーディネートになってしまいます。とくにワントーンで揃えるときは注意が必要です。全体がぼやけないよう、生地で変化をつけるのもおしゃれに見せるポイントのひとつです。

▼結婚式の羽織もの・小物の選び方をチェック!

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結婚式のお呼ばれドレスにおすすめの素材

服の「素材」とは、生地を作るための原料のことを指します。さまざまな種類がありますが、結婚式などのオケージョンシーンにとくに適した4つをピックアップしました。

絹(シルク)素材

絹(シルク)はしなやかで上品な光沢感があり、フォーマルに適した素材です。柔らかく肌触りが良いのでウェディングドレスにもよく用いられています。ただ、繊細な素材のため手入れが少し大変なのがネック。ランクの高いシルクは値が張るため、生地に含まれる割合が多いとそのぶんドレスの価格も高くなる傾向にあります。

ポリエステル素材

ポリエステルは合成繊維の一種で、軽くシワになりにくい特徴があります。耐久性や速乾性に優れているため手入れがしやすいのが魅力です。準100%のポリエステルドレスは吸湿性・通気性があまりよくないため、夏に着用する場合は混合タイプを選ぶのが◎。

レーヨン素材

レーヨンは再生繊維の一種で、天然の素材が原料となっています。絹を模した素材で、レーヨン混の生地は光沢感があるのが特徴です。アクリルやポリエステルと混紡されることが多く、ドレスに“とろみ感”を出してくれます。ただし、レーヨンが多く含まれている服は濡れると縮みやすいので手入れや保管には注意が必要です。

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結婚式のお呼ばれドレスに向いていない素材・ダメな素材

次の素材は、結婚式のお呼ばれの服装には向いていません。なるべく避ける、もしくは割合が少ない生地を選びましょう。

綿(コットン)素材

綿(コットン)は肌触りがよく、肌着や普段着などの衣服に幅広く使われています。ただしカジュアルな印象になるため、フォーマルな結婚式の服装には向きません。

麻(リネン)素材

麻(リネン)は丈夫で吸水性の高い素材です。普段着としては便利ですが、一般的にカジュアルなものが多いため結婚式には不向きです。

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結婚式のお呼ばれドレスにおすすめの生地

同じ素材を使っていても、織り方や編み方、製法によって完成する「生地」は異なります。結婚式などのフォーマルな場に適した生地はこちらです!

サテン生地

サテン生地https://item.rakuten.co.jp

サテンは艶があり、なめらかな肌触りが特徴です。光沢感があり、シンプルなデザインでも高級感を演出できます。オールシーズン着用できる生地といえるでしょう。華やかさをプラスしたい夜の結婚式におすすめです。

タフタ生地

タフタ生地https://item.rakuten.co.jp

タフタはパリッとしたハリが特徴です。見た目は硬質感があるため高級感を演出できますが、着心地は軽やか。美しいドレープを作ることができ、お呼ばれドレスの生地としても人気です。こちらも夜の結婚式にぴったり!

シフォン・レース・オーガンジーなどのシアー生地

シフォン・レース・オーガンジーなどのシアー生地https://item.rakuten.co.jp

シフォンやレース、オーガンジーなどの透け感のあるものはシアー生地と呼ばれます。肌の露出を抑えつつ抜け感をプラスでき、ふんわりやわらかな印象を与えます。春夏の結婚式におすすめの生地です。

シャンタン生地

シャンタン生地https://item.rakuten.co.jp

シャンタンは横糸の模様が独特で、ハリ感が特徴です。ほどよいツヤ感があり、パーティにぴったりの生地といえるでしょう。オールシーズン、昼・夜どちらの結婚式にも使えます。

ベロア生地

ベロア生地https://item.rakuten.co.jp

ベロアは毛羽のある滑らかな生地で、見た目にあたたかく保温性も高いため秋・冬の衣服に向いています。ベロア生地に使われる素材は色々とありますが、レーヨンやアセテートが含まれた艶めき&品のある生地が結婚式に向いています。

ベルベット生地

ベルベット生地https://item.rakuten.co.jp

ベルベットはベロアとよく似た生地で、毛羽がありやわらかな手触りと見た目の高級感が特徴です。パーティドレスのほかバッグや高級家具にも使われています。保温性が高いため秋・冬の結婚式におすすめです。

ラメ入り・スパンコールなどの装飾生地

ラメ入り・スパンコールなどの装飾生地https://item.rakuten.co.jp

ラメ入りやスパンコールなどの装飾が施された生地は、夜の結婚式におすすめです。ただし、花嫁より派手にならないように、バランスよく取り入れるようにしてください。

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結婚式のお呼ばれドレスに向いていない生地・ダメな生地

次の生地は、結婚式のお呼ばれの服装としては避けたほうがいいとされています。

スパンテレコ・かのこなどのニット生地

スパンテレコ・かのこなどのニット生地https://item.rakuten.co.jp

スパンテレコはリブニットとも呼ばれる、ゴム糸を織り込んだ伸縮性の高い生地です。かのこはポロシャツやスポーツウェアに使われる夏定番の生地。いずれもカジュアルな印象になるため、結婚式には不向きです。

デニム生地

デニム生地https://item.rakuten.co.jp

デニムはインディゴ染料で染めた糸と染めていない糸を織って作った生地で、耐久性が高いのが特徴です。スタイリッシュでおしゃれですが、カジュアルなので普段着として使いましょう。

ツイード生地

ツイード生地https://item.rakuten.co.jp

ツイードは目の粗い厚手の生地で、保温性に優れています。最近はシックなデザインも増えていますが、もともとは防寒用のためフォーマルには向いていません。ただし、二次会やカジュアルなパーティではOKの場合もあります。

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ドレスの素材・生地選びはフォーマル&季節感がポイント

衣服は同じデザインでも、素材や生地によってその印象は大きく変わります。結婚式のお呼ばれ服の自由度は高くなっていますが、フォーマルな場なのでカジュアルすぎるデザインは避けるのが無難。開催時刻や季節感も意識して、大切な人の晴れの日にふさわしい1着を見つけてくださいね。

▼親族・男性ゲストの服装マナー

▼【ゲスト向け】結婚式のお呼ばれマナー

※ 2023年6月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー