結婚式の受付挨拶やスピーチ、余興をお願いした方へのお礼について【先輩花嫁の体験談付き!】

みんなのウェディング編集部
最終更新日 2019.06.09
結婚式の受付挨拶やスピーチ、余興をお願いした方へのお礼について【先輩花嫁の体験談付き!】

結婚式で主賓として祝辞をお願いした方や、受付係やスピーチや余興を依頼した方にはお礼をしましょう。

のし付きのご祝儀袋に相当の金額を包んだり、感謝の気持ちを書いた手紙を封筒に入れて手渡すなど、いろいろな方法があるようです。

そこで今回は、結婚式の挨拶や余興をお願いした方へのお礼について ご紹介します。


ゲストへのお礼とは

出席してくれるすべてのゲストは、 ふたりの結婚を祝うために会場に足を運んでくれます。

お礼とは、忙しいスケジュールを調整してくれたり、遠方からわざわざ駆けつけてくれたり、また時間をかけてスピーチや余興を準備してくれたり、ふたりのために時間と労力を割いてくれたゲストに対して、感謝の気持ちとして金一封あるいは金品に相当するものを渡す慣習です。

絶対にしなくてはならないわけではありませんが、結婚式に招待した側の礼儀として広く浸透している慣習なので、「知らなかった」ということはないようにしておきたいもの。

「みんなのウェディング」にて先輩カップルたちへお礼についてアンケート調査を行なったところ、次のような回答結果となりました。

【祝辞を依頼した方にお礼をしましたか?】
はい  71%
いいえ 29%

【乾杯の挨拶を依頼した方にお礼をしましたか?】
はい  53%
いいえ 47%

祝辞や乾杯の音頭を依頼するゲストは主賓準主賓クラスでもあり、お礼はするべきという傾向が強いことがわかります。

お礼金の渡し方

結婚式のご祝儀袋は紅白の結び切りの水引きに「御礼」「お礼」または「御車代」「お車代」 と熨斗(のし)に書き、金品を包み、それぞれ渡すべきゲストに手渡します。

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事前に準備すること

お礼すべきゲストや渡すべき金額のリストアップ

お礼やお車代や心付けを渡すべきゲストと金額を決めてリストアップをする

このリストを作成することで、お礼に関する準備が始まります。

両家それぞれの事情がある場合もあるため、金額を統一する必要は必ずしもありませんが、両家両親や新郎新婦で情報を共有しておくとよいでしょう。

ご祝儀袋やポチ袋を用意する

ご祝儀袋やポチ袋もリストを作成したあとで数量を確認します。

金額が1万円以上の場合

ご祝儀袋の種類

お礼やお車代などが1万円以上になる場合は、ご祝儀袋を用意します。
5万円以上、10万円以上と包む金額に応じて格式が変わるので気を付けましょう。

金額が1万円以下の場合

渡す金額が1万円以下の場合は「本当に気持ちだけですが」という意味を込めて、 ポチ袋でよいとされています。
最近ではハンコやトレーシングペーパーなどを使ってオリジナルのポチ袋を作る新郎新婦も増えています。

新札を用意する

ご祝儀袋には新札を用意する

きれいなお札をご祝儀袋にいれるのは礼儀です。
必ず銀行で新札を用意しておきましょう。

出向いた銀行の支店での新札の用意が足りない場合もあるため、 期日には余裕をもって準備をしておきましょう。

なお、新札の向きについては諸説ありますが、地域によっても慣習が違うようです。

上向きでも下向きでも、入れる新札が複数の場合は、 すべての向きが揃っていれば大丈夫です。

宛名書き

熨斗は「お礼」「お車代」とし、誰に対して渡すものなのか、 はっきりとわかるようにしておきましょう。

特に、渡す人(親や親族など)がゲストの顔と名前が一致していない場合は要注意。
席次表などと確認して、渡し間違いのないようにしましょう。

また、受付の際にリストに基づいてゲストに手渡しする方法は間違いがなく確実ですが、上席のゲストに対してはできる限り両親や親族から手渡すほうが礼儀にかなっているでしょう。

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主賓へのお礼

金額:1万円~
渡すもの:お車代
渡す人:両親
タイミング:受付前後や披露宴の合間など

新郎新婦の上司や恩師または両家両親の知人などから選んだ、 両家それぞれの筆頭ゲストが主賓です。

主賓はゲスト代表としての披露宴冒頭の祝辞を述べる重要な役目を担います。

また、ほぼ同格のゲストには乾杯の挨拶を依頼することが多いでしょう。

渡すもの:「お車代」

主賓ゲストへは「最も格の高い席」を用意して招待することで十分礼儀をつくしてはいるのですが、祝辞や乾杯の挨拶の準備の労力、足を運んでくれたことへの感謝として「お車代」を手渡すとされています。

もし当日、車(ハイヤー)を手配する場合は金一封としての「お車代」は必要ありません

また、引き出物を贈り分けする場合には、他のゲストよりもランクを上げたものにするなどの配慮をすると、主賓ゲストも満足することでしょう。

渡す人:両家両親から

当日披露宴の合間など、目立たないようにそっと本人に手渡します。

受付の際に受付係から渡すという方法も見受けられますが、「主賓」はやはり別格の扱いなので、両親から礼儀を示すほうがよいでしょう。

手紙やお礼状は?

披露宴において新郎新婦へのはなむけの言葉を贈ってくれるゲストですから、ぜひ感謝の気持ちを伝えたいものですよね。

手紙をつけることは決まりではありませんが、当日は忙しく二人から「お車代」を直接手渡すことは難しい場合が多いため、お礼の言葉を書いたお礼状やメッセージカードを「お車代」に同封して両親に託してもよいでしょう。

あるいは、後日手紙を送ったり、新婚旅行みやげなどを直接挨拶に出向いて手渡す際にお礼を述べてもよいかもしれませんね。

【祝辞を依頼した方へのお礼】

体験談
現金を包み、手紙も同封した
■御車代として現金1万円札を手紙と一緒に包みました。とても素敵な先生だったのでお願いしてとても良かったと思います。(30代前半女性)

体験談
後日お礼状と贈り物を送った
後日郵送でお礼状と共にハムの詰め合わせを贈った。お車代としてお金を渡すことも考えたが、お礼状も送りたかったので物にした。(30代前半女性)

体験談
地域の風習にならい現金を包んだ
私の地方での風習からお車代として多めに渡した。特に一般的にされていることと理解していたため、迷いはなかった。(30代後半女性)

体験談
結婚後もお中元・お歳暮を欠かさなかった
義母が「御車代」を用意していました。具体的な金額は聞いてないので不明ですが、結婚式以降お中元・お歳暮を欠かさず、定年の際にも贈り物をしました。(30代前半女性)

【乾杯の音頭を依頼した方へのお礼】

体験談
席へのお礼をこめて金一封を渡した
お車代と書いた封筒に現金を入れました。目上の方でしたので、乾杯のご挨拶だけでなく来ていただいたことへのお礼も込めてこのようにしました。(20代後半女性)

体験談
主賓と同様に金一封を渡した
■主賓の方同様、お車代という名目で現金をお渡ししました。主賓の方と近しい関係の方だったので、同じようにしないとわかってしまうので。(20代前半女性)

体験談
「お金」は失礼と考え、贈り物をした
■謝礼金は失礼かなと思い、夫婦で選んだ、1万円程度の、心ばかりの粗品を渡しました。 新婚旅行のお土産も渡しました。(30代前半男性)

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受付やスピーチ、余興へのお礼

そのほか結婚式や披露宴では、ゲストにいろいろな依頼や手伝いを頼むことがあります。

スピーチをしてくれたゲスト

金額:3~5,000円
渡すもの:お礼
渡す人:新郎新婦または両親
タイミング:披露宴終了後

【スピーチを依頼した方に御礼をしましたか?】
はい  77%
いいえ 23%

スピーチを頼まれたゲストは、ひょっとするとふたりの結婚をお祝いするために スピーチ原稿の準備にかなり時間をかけて当日に臨んでいるかもしれません。

そのような労力に対して、感謝の気持ちを伝えるためにも「お礼」は必要ですね。

余興をしてくれたゲスト

金額:3~5,000円
渡すもの:お礼
渡す人:新郎新婦または両親
タイミング:披露宴終了後

【余興を依頼した方に御礼をしましたか?】
はい  74%
いいえ 26%

余興はたいてい披露宴がたけなわになるころに披露されます。

余興を頼まれたゲストは会場に到着してから出番になるまで準備が必要なため、せっかくの料理もゆっくり楽しめないかもしれません。

たとえ気軽な余興であったとしても、自分の順番がくるまではゲストは落ち着かないことでしょう。

そのような負担を考慮して「お礼」をすることは礼儀です。

受付係をしてくれたゲスト

金額:3~5,000円
渡すもの:お礼
渡す人:両親
タイミング:受付前

受付係は披露宴での「顔」です。 招待ゲストへは「親族側」のスタンスで挨拶をします。

また、かなりの時間が立ち仕事になる場合が多いものです。 感謝の気持ちを込めて「お礼」を渡すようにしましょう。

遠方から参列したゲスト

金額:かかる交通費の半額~全額
渡すもの:お車代
渡す人:両親あるいは親族または受付係
タイミング:受付時または披露宴終了後

遠方からのゲストは「ふたりの結婚をお祝いしたい!」「ふたりの晴れ姿をぜひ見たい!」と特別な思いで駆けつけてくれている場合が多いでしょう。

一般的に招待ゲストは当日の衣装などの準備やご祝儀などに、 それなりにまとまった金額の負担をしたうえ出席しています。

遠方からのゲストはそれに加えて交通費の負担があるのですから、 「お車代」を主催者側が負担することは当然といえるでしょう。

全額負担が可能ならばそれに越したことはありませんが、 結婚式費用の予算もあることなので、 できる範囲で失礼のないように「お車代」として包むようにしたいものです。

また、せっかく遠方から出席してくれたものの、 当日はなかなかゆっくり話す時間はないかもしれません。

「お車代」とともに、メッセージカードをつけてお礼の言葉の書きそえると、気持ちが伝わります。

【お車代の金額について】

体験談
距離と交通手段で3パターン用意
■1パターン目:北海道から飛行機で来るゲストに1万5千円渡しました。全額負担するとご祝儀をはるかに上回ってしまうのでギリギリまで悩みましたが…ご祝儀の半額までにしました。

2パターン目:東京から新幹線で来るゲストに1万円渡しました。北海道を基準に距離と交通手段の違いで、すこし変化を付けました

3パターン目:愛知から特急で来るゲストに5千円渡しました。東京を基準に距離と交通手段の違いで、すこし変化を付けました。(30代前半女性)

体験談
遠距離からの交通手段に応じて片道分を全員負担した
■新幹線、特急列車、飛行機が必要な人にお車代を用意した。金額は、交通費の片道分を目安にしていたので、一人一人計算して違う金額になった。その方が公平だと思ったから。(20代後半女性)

【お車代の渡し方について】

体験談
渡し方:当日は花嫁は多忙なので両親から渡した!
■お車代は両親から受付して挙式待ちの時間に渡してもらいました。スタッフさんにも絶対に当日は花嫁から渡せないと聞いていたし、親が渡してくれると言ってくれたのでお願いしました。

気を付けたこと:人間関係のためにお車代は渡すべき! 友人関係を損なわないためにもお車代は足りなくても少しでも渡した方がいいと思います。(20代後半女性)

体験談
渡し方:母親から式前の時間を利用して!
■友達には母親から、式が始まる前のウェルカムドリンクの際に渡してもらいました。母は私の友達はみんな把握していたので可能でした

気を付けたこと:金額の区分けを明確にすること! お車代をあげる、あげないの境目は誰が見てもはっきりしているような区分けが必要です。
加えて、過去に貰った方には同じ額を返す必要があるので、人によって金額がことなってくるかもしれないので、さりげなく渡すのが重要です。(20代後半女性)

体験談
渡し方:母親から、そのゲストが着座したときに!
■母親に披露宴会場に入って席に着いた時にでも渡してもらうようお願いしました。席についてたらその人だって絶対分かるだろうからそのタイミングでお願いしました。

気を付けたこと:事前にゲスト本人に交通手段を確認しておいた! 事前に本人にどの交通手段を使って来るのか確認し、車で高速を利用してくるということだったので高速料金を調べておいてその金額を出しました。
あと全額は出せないのでそれも前もって本人にお断りを入れておきました。(30代後半女性)

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仲人、スタッフへのお礼

仲人へのお礼

金額:ご祝儀の2倍
渡すもの:お礼
渡す人:両親
タイミング:披露宴終了後、新郎新婦も同席のうえ別室で

最近は結婚を取り持ってくれる仲人をたてない結婚式が増えたものの、仲人のいる結婚式は格の高いものになります。

それだけに仲人への「御礼」は礼儀をつくし、別室での場を設け両家両親から直接お礼の言葉とともに手渡します。

新郎新婦が同席する場合はお礼の言葉を述べることで感謝を伝えられますが、そのような機会が予定できない場合は、お礼の気持ちを書いた手紙を両親に託しておくとよいかもしれません。

仲人への「御礼」は、予想される仲人からのご祝儀の2倍を想定するとされています。

5万円ならば10万円、10万円ならば20万円を包みます。
また、ご祝儀袋も高額になるに従って、見合った格の袋を用意します。

当日の式場スタッフへのお礼

金額:3,000~1万円
渡すもの:心付け
渡す人:新郎新婦・両親や親族
タイミング:挙式・披露宴前または披露宴後

準備段階から当日の結婚式までを「裏方さん」として支えてくれた介添え人・ヘアメイク・カメラマン・司会等へ、感謝の気持ちと幸せのおすそわけという意味合いで渡すものです。

金額としては数千円ほどとされているので、ポチ袋に入れて目立たないように手渡します。

その際に、メッセージカードなどを同封したり添えるなどして、ひと言お礼の言葉を伝えられたら素敵ですね。

プランナーへのお礼

式場で具体的な準備が始まってから当日まで、ずっと新郎新婦と一緒に走ってくれたプランナーに対しては、新郎新婦から、または両親も加わって、直接お礼の言葉とともに「お礼」を手渡すことをおすすめします。

【プランナーへ御礼をしましたか?】
はい 73%

いいえ 7%

【プランナーへのお礼内容について】

体験談
口頭で伝えた
■当日、お礼として心付けを用意しておいて渡そうとしたけれど、受け取って貰えなかった。なので、口頭で何度もお礼を言い、一緒に記念写真を撮った。次の日もお礼を言ってから帰った。丁寧に見送ってくれた。(30代前半女性)

体験談
口頭で伝えた
■ささやかですが、披露宴で使ったプチギフトを渡し、口頭で感謝の気持ちを伝えました。その後も何度かお会いする機会があったので、そのたびにお礼は伝えています。(20代後半女性)

体験談
御礼を渡した
■お礼として現金を1万円包んで渡しました。値引きや無理なお願いをたくさん聞いてもらったのと、自分たちの気持ちで。

体験談
御礼を渡した
■式の直前にプランナー変更という状況の中、本当によくして頂いたと思い、プランナーと衣装メーカーの担当者には少ないながらもお礼を渡しました。(ふたりとも最後まで拒んでましたので後日物にしました)。(30代後半男性)

体験談
サプライズをした
■両親への手紙の前に、プランナーさんを呼び出し、みんなの前でオリジナルのミニ表彰状を贈呈し、感謝を伝えました。エンドロールにプランナーさんの名前を入れさせていただきました。(40代前半女性)

体験談
サプライズをした
■結婚式当日がなんとプランナーさんのお誕生日だったので、お誕生日プレゼントをこっそり用意してあげました。(20代後半女性)

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参列せず、結婚のお祝いをくれた方へのお礼

金額:結婚祝いやご祝儀金額の半分から3分の1程度
渡すもの:お返し
渡す人:新郎新婦
タイミング:直接または送付

遠方のため、あるいは事情によって出席できないゲストから結婚のお祝金(品)をいただく場合があります。

この場合は、お返しとして、当日の引き出物を用意したり、その方にあわせた贈り物をしたり、相応しいものを用意するとよいでしょう。

お返しの品は、いただいたお祝金(品)のおよそ半額を基準に考えるといわれています。

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お礼・お車代・心付け・お返しの金額やタイミングまとめ

主賓へのお礼

金額:1万円~
渡すもの:お車代
渡す人:両家両親
タイミング:受付前後や披露宴の合間など

スピーチをしてくれたゲスト

金額:3~5,000円
渡すもの:お礼
渡す人:新郎新婦または両親
タイミング:披露宴終了後

余興をしてくれたゲスト

金額:3~5,000円
渡すもの:お礼
渡す人:新郎新婦または両親
タイミング:披露宴終了後

受付係をしてくれたゲスト

金額:3~5,000円
渡すもの:お礼
渡す人:両親
タイミング:受付前

遠方から参列したゲスト

金額:かかる交通費の半額~全額
渡すもの:お車代
渡す人:両親あるいは親族または受付係
タイミング:受付時または披露宴終了後

仲人へのお礼

金額:ご祝儀の2倍
渡すもの:お礼
渡す人:両親
タイミング:披露宴終了後、新郎新婦も同席のうえ別室で

当日の式場スタッフへのお礼

金額:3,000~1万円
渡すもの:心付け
渡す人:新郎新婦・両親や親族
タイミング:挙式・披露宴前または披露宴後

参列せず、結婚のお祝いをくれた方へのお礼

金額:結婚祝いやご祝儀金額の半分から3分の1程度
渡すもの:お返し
渡す人:新郎新婦
タイミング:直接または送付


今回は、結婚式の挨拶や余興をお願いした方へのお礼について ご紹介しました。
お世話になった方々に感謝を伝える場でもある結婚式。
マナーを守ってスマートな花嫁さんを目指しましょう!

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