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結婚式での親族の服装マナーは?新郎新婦の親やきょうだい・おじおばの服装の選び方

2023.05.25

結婚式に新郎新婦の親族として参加する場合の服装はどうすればいいのでしょうか。
両家の服装を決めるときのポイント、親やきょうだい・いとこ・おじおばなど新郎新婦との関係に応じた服装の選び方を紹介します。

結婚式で親族はゲストを「もてなす側」

結婚式で親族はゲストを「もてなす側」

親族はフォーマルな服装が基本

結婚式において親族は新郎新婦とともにゲストをもてなす側です。そのためゲストを迎え入れるのにふさわしいフォーマルな服装が基本になります。さらに、新郎新婦に近い関係性の人ほど格の高い服装が求められます。

両家親族で服装のすり合わせをしておくとよい

服装には格式があり、正礼装・準礼装・略礼装・平服と区別されます。結婚式では両家の親族の服装の格を揃え、写真を撮る際に統一感があるといいですね。

全員洋装・和装とまで統一する必要はありませんが、新婦側が和装で新郎側が洋装のように偏りが出てしまわないよう、新郎新婦が中心となってすり合わせをしておくと安心です。

体験談

■夫の両親から相談があったので、私の両親の服装を伝えたら安心して決められたようでした。親同士の付き合いがまだ浅かったので、夫婦で連絡役を担いました。(20代後半・女性)

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家族だけの少人数結婚式での服装は?

家族だけの結婚式でもフォーマルが基本なのは同じです。通常の結婚式にふさわしい服装であれば問題ありません。

ただし、招待状に「平服でお越しください」と書かれている場合やレストランやガーデンのようなカジュアルな会場での結婚式の場合は礼装でなくてOKです。

同様に、新郎新婦がスーツやワンピースを着る食事会の意味合いが強い会の場合は、少しカジュアルダウンした綺麗めの服装を選びましょう。

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新郎新婦の親の結婚式服装マナー

結婚式での親の服装マナー

新郎新婦に最も近い立場である親は正礼装が基本です。

新郎新婦の父の服装

洋装

昼の結婚式ではモーニング、夕方や夜の結婚式では燕尾服やタキシードが正礼装にあたります。カジュアルな雰囲気の式や会場であれば準礼装で、昼はディレクターズスーツ、夜はブラックスーツでもOKです。

和装

和装の場合は黒の五つ紋付き羽織袴が正礼装です。

新郎新婦の母の服装

洋装

昼の結婚式ではアフタヌーンドレスが正礼装です。スカートの丈は長めで、袖のある露出が少ないものがいいでしょう。黒色を選ぶ場合は地味になりすぎないように華やかさのあるシャンタン素材や織り柄入りのものを選んだり、コサージュやアクセサリーをプラスするのがおすすめです。

夜の結婚式ではイブニングドレスが正礼装です。ロングスカートに肩や首元が開いた華やかなデザインのドレスで、夜会服とも呼ばれます。ただ日本ではあまり馴染みがないので、肌を露出するのに抵抗を感じる場合は両家で相談してみてもいいかもしれません。

和装

背中・両胸・両袖に5つの家紋が入っている五つ紋の黒留め袖が正礼装です。既婚女性が着る着物の中で最も格が高いとされています。

模様が大きいものが若い人向けで、おめでたい意味合いの鶴や亀、松竹梅などの柄がおすすめです。

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結婚式での新郎新婦のきょうだいの服装マナー

兄弟・姉妹ももてなす側としてゲストを迎えます。親よりは少し格を落とした準礼装・略礼装が適しています。

新郎新婦の兄弟の服装

洋装

兄弟の服装・洋装 兄弟の服装・洋装・靴

礼服やブラックスーツを着用しましょう。ベストを着用したりポケットチーフで華やかにしたりと、フォーマルでありながら地味になりすぎないコーディネートがおすすめです。

ネクタイはホワイトやシルバー、足元は黒の革靴と黒の靴下を着用します。

和装

和装の場合は三つ紋付き羽織袴かグレーや紺の紋付き羽織袴を着用します。

新郎新婦の姉妹の服装

洋装

フォーマルワンピースやアンサンブル、ツーピースなどを着用しましょう。柄物よりも無地のほうが格が高いとされています。

座ったときに裾が膝の上にこない長めの丈のものがおすすめです。夜の結婚式ではカクテルドレスが準礼装です。

和装

和装の場合は未婚なら振袖、既婚なら黒留め袖を着用します。

既婚でも年齢的に黒留め袖に抵抗がある場合は色留め袖でもOKです。色留め袖は未婚でも着ることができるので、未婚だけど振袖はちょっと…という人にもおすすめです。

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結婚式での男性親族の服装マナー【おじ・従兄弟・祖父】

結婚式での男性親族の服装マナー【おじ・従兄弟・祖父】

男性親族も兄弟と同じく準礼装・略礼装がマナーです。
昼夜問わず着用できるのが略礼装のブラックスーツ。準礼装は昼はディレクターズスーツ、夜はタキシードです。

若い年代の従兄弟は濃いグレーやネイビーなどのダークスーツでもOKです。和装の場合は三つ紋付き羽織袴やグレーや紺の紋付き羽織袴がいいでしょう。

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結婚式での女性親族の服装マナー【おば・従姉妹・祖母】

女性親族は洋装ならフォーマルワンピースのほかセットアップ、フォーマルスーツなどを着用します。親族の服装はダークトーンになりがちなので、若い年代の従姉妹が明るい色の服装で華を添えてもいいですね。和装の場合は黒留め袖か色留め袖、訪問着でもOKです。未婚の従姉妹であれば振袖でもいいですよ。

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結婚式場やネットでレンタルもできる

手持ちがなかったり準備が難しかったりする場合は、結婚式場やネットでレンタルすることもできます。ヘアセットや着付けを合わせて予約しておけば当日バタバタすることがなく安心です。

結婚式場のレンタルは一般的に式場側から新郎新婦に案内があるので、早めにレンタルを希望する旨を伝えておきましょう。バッグやアクセサリーのような小物も合わせてレンタルできるところもありますよ。

体験談

■式場からレンタルできる衣装のパンフレットをもらったので、そのまま家族に見せて検討してもらいました。(20代後半・女性)


結婚式は新郎新婦にとってはもちろん、両家の親族にとっても特別な日です。早めに準備をして、ふさわしい服装で参加できるといいですね。

※ 2021年9月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー