ドレスは金額を気にせずに好きなものを選びました。またヘアメイクも3回チェンジをしました。雰囲気も変わってすごく満足です。新郎もお色直しの際に少し小物を変えたり、ヘアメイクもつけたりしたので、2人で衣装やヘアメイクにはお金をかけました。写真や映像に残るものなので妥協せずにやってよかったです。
ペーパー類など持ち込めるところはほとんど持ち込みにしました。また保険に加入すると割引があったりしたので、そういうものも含めて検討するようにしました。
とびきりの笑顔いっぱいなおふたりには大切なご家族と大好きなご友人、そして愛犬のメルちゃんとココちゃんがそばに。おふたりもゲストのみなさまも自然体でいられるカジュアルウェディングには、おふたりのこだわりがいっぱいありました。コロナ禍で2度の延期の末に迎えた結婚式。みなさまと会えず、大変だった時期を乗り越えた今だからこそ、結婚式を通して何を感じたのでしょうか。
開催時期 | 2022年10月 | ||
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総額 | 401万円〜500万円 | ||
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おふたりが結婚式を開催する場所は、和の雰囲気が漂うTHE SORAKUEN。和の雰囲気の会場に、洋の要素を取り入れるのがおふたりのこだわりだったそう。会場の入り口では、暖簾がみなさまを出迎えます。和の趣が感じられる暖簾も、おふたりの希望で洋の要素を取り入れ、名字を英語で表記することにしました。
相楽園は、敷地内にカフェや庭園もあり一般の方も入場料を支払って観光できるような場所。都会の中なのに、まるで観光に来たかのような気分をゲストのみなさまに味わってほしいという想いがありました。当日は一般の方から手を振ってもらうこともあったそうです。
おふたりは結婚式を迎えるまでに2度の延期をされました。結婚当初は、お姫さまのような結婚式をするのがまきさんの憧れで、お城のような会場を選ばれていたそう。しかし、さまざまな理由で結婚式が開催できなくなり、約4年。時が経ち、環境の変化とともにまきさんの趣味嗜好にも変化があったとのこと。そして、少ない候補の中から会場を選んでしまったり、衣装の選べる幅が少なかったりという後悔から、新たな会場を一から探し始めることにし、THE SORAKUENに出会いました。
まきさんの趣味嗜好が変わり、お城のような会場ではなく、カジュアルなスタイルで開催でき、みなさまで楽しむことができる会場に魅力を感じられたそう。そして、THE SORAKUENなら、まきさんが衣装を納得いくまで選ぶことも叶えられました。
とーるさんとまきさんのお支度は、同じ部屋をパーテーションを隔てて隣でおこないました。仕上がりはファーストミートまで内緒でしたが、スタッフさんが挨拶に来るときに「まきさんはどちらにいますか?」と訊かれることもあり、とーるさんにもちょっと見えてしまっていたかもとまきさんは笑ってお話ししてくれました。
ドレスをまきさんと一緒に選んでくれたとーるさん。しかし、当日のファーストミートのお写真を残したかったおふたり。
メイクやヘアセットの内容は内緒にしておこなったファーストミート。衣装を知っていたとしても、仕上がりがイメージできないとーるさん。当日の雰囲気も相まってお互いドキドキの瞬間をお写真に残しました。
ファーストミートから、挙式のリハーサルへ。おふたりが結婚して家族に迎え入れた愛犬2匹が、リングドッグとしておふたりに大切な指輪を届けます。リハーサルではきょとんとした表情で止まってしまい、本番がドキドキ。
ご家族と対面し、お手紙で想いを伝え、感謝の気持ちを込めた贈り物をお渡しします。まきさんには、家族と結婚式の思い出をつくりたいという願いもありました。そのきっかけは、まきさんのお兄さまはおふたりとも結婚式は開催しないというカタチを選んだことだったそう。ファミリーミートでは、ご家族だけの大切な時間を過ごされました。
結婚式当日、まきさんのお父さまと伯父さま、とーるさんのお父さまが事情により参列できず、とーるさんのお母さまも途中までの参列だったたそう。家族全員がそろうことは難しいけれど、家族だけの大切な時間が欲しかったおふたり。
プランナーさんに相談して、特別に挙式前に30分ほど家族だけで過ごすことができる時間をつくられたそうです。
テラスで挙式をおこなうことを強く希望されていたおふたり。ゲストのみなさまはとても開放的にリラックスした様子だったそう。入場はおふたりで一緒にみなさまのもとへ。入場すると、笑顔でみなさまが迎えてくれる様子が遠目に見えたのが、まきさんが一番印象的な瞬間だったそうです。緊張をほぐすように、おふたりでゲストのみなさまのことを静かに話しながら、L字の長いバージンロードを進まれたようです。
カジュアルでリラックスした式になるよう、テラスを挙式会場に選ばれました。外の空気がみなさまを開放的にさせたのか、「入場から『きゃー!』という歓声を浴びてアイドルになった気分でした」とまきさん。緊張して一礼するのを忘れてしまったとーるさんをみなさまの温かな笑い声がおふたりを包み込んでくれたそうです。近い距離だったことでみなさまの声が聞こえてとても楽しい挙式だったとのこと。
誓いの言葉は、みなさまから募集し、おふたりで3つずつ選びました。選ばれた6つの誓いの言葉である「自分たちの価値観を築くこと」「互いを褒めることを大事にすること」「互いに嘘、偽りなく誠実であること」「喧嘩をしても毎日朝と夜はハグをすること」「感謝の気持ちを忘れないこと」「困難にぶつかっても互いの心の中に、笑顔を灯し続けること」をみなさまの前で誓われました。
人前式をしたいけど、誓いの言葉が恥ずかしかったおふたり。
プランナーさんに相談したところ、ゲストのみなさまに誓いの言葉を作ってもらうことを提案してもらったおふたり。特にとーるさんが大賛成されたそうです。カジュアルな挙式にしたいという、おふたりの希望がかなったカタチに。
おふたりの愛犬メルちゃんとココちゃんにリングを運んでもらうドキドキの瞬間。まきさんのお兄さまに連れてきてもらったメルちゃんとココちゃんは、おふたりのご友人にたくさんかわいがってもらいながら、おふたりのもとへ。ゲストのみなさまからの愛も一緒におふたりに届けてくれたようです。
ゲストのみなさまに協力してもらった植樹の儀。夫婦の木と言わるオリーブの樹に土を入れてもらい、おふたりでたっぷりの水を注ぎました。
いままでに参列した結婚式のなかで見たことがないことを取り入れたかったおふたり。結婚証明書は年輪がみえる木の盤に。
テラスで自然を感じることができる挙式に合わせて、結婚証明書もナチュラルなものにしたかったそう。木の形も吟味して選ばれました。
フラワーシャワーの後、ブーケセレモニーへ。まきさんがおこなったのは、コスメを詰め合わせたコスメブーケをリボンを使って当ててもらうブーケプルズ。本来、ゲストのみなさまを呼びたかったところ、人数に制限があったことからブライズメイドのご友人を呼ばれました。とーるさんはカップラーメンを詰め合わせたカップラーメンブーケをゲストの方へお渡しするために、勢いよく後方へカップラーメントスをおこないました。
結婚式に参列してお料理が残念だったというのはよく聞く話だと思ったので、お料理は妥協したくないとおふたりとも感じていたそう。
実際におふたりでお料理を試食。選んだコースに他のコースのお料理を追加して、おふたりでセレクトしたコースのお料理にされました。お食事でも秋を堪能できるようなメニューになったそう。
2通りの楽しみ方ができるドレスを選んだまきさん。挙式で使用したドレスにボリュームのある袖をつけ、髪型も変えました。すっかりイメージチェンジした姿で入場されました。
ケーキセレモニーは、愛犬2匹と一緒に楽しみたかったので、テラスでおこないました。かわいらしくベビーカーで登場した愛犬2匹を見て、ゲストの方からたくさんの歓声があがったそう。お持ち込みで犬用の小さなケーキも用意されました。まきさんが2匹を抱いて、とーるさんからケーキをあげる様子にゲストのみなさまも大盛り上がり。
見たことがない演出にしたかったため、おふたりは同時にファーストバイトをおこないました。その後に、愛犬2匹もとーるさんから同時に一口。
まきさんのご友人ととーるさまは、おふたりがお付き合いされてから知り合いましたが、すっかり仲良し。「新郎さんは初対面のことが多いけれど、すごく仲のいい友達どうしが結婚する感じがして、とても新鮮」とまきさんのご友人がおっしゃっていたくらいだそう。
おふたりはカジュアルな結婚式にしたかったため、歓談を多く取り入れることを意識したそう。高砂もソファー席にすることで、歓談中に来てもらいやすく、お話ししやすいようになったとのこと。
実は、まきさんは感謝の気持ちを伝えるために、受け付けの際に配る感染対策グッズの中にゲスト一人ひとりに向けたお手紙を忍ばせていたそう。卒業式などでお手紙を書くのが好きだったまきさんは、席札では収まらない想いを綴りました。「小さな字でつめつめに書くのがまきらしいね」とご友人から言われたと嬉しそうなまきさん。
コロナ禍でなかなか会えなかったゲストのみなさま。「大好きな人たちがひとつの場所に大集合して、私たちの目の前で楽しそうに笑ってくれている。それだけで胸がいっぱいになるほど嬉しくて、とても楽しい時間でした!」とのこと。
20代 兵庫県 & 20代 兵庫県
マイペース、ひとを楽しませるのが好き、とことんこだわる、トレンドに敏感
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カジュアルに結婚式を開催したいという思いから取り入れたくふうが、おふたりとゲストのみなさまの笑顔が絶えない一日をつくりあげたようでした。みなさまと会えなくて大変だった時期を乗り越えた今だからこそ、人とのつながりがとても尊いものだと感じられるひとときだったのではないでしょうか。