結婚式、披露宴を東京で考えているお二人へ。「七社神社」は、文京・池袋・練馬・板橋エリアの神社・仏閣です。挙式や外観、会場内の写真から式場の雰囲気をつかんだら、先輩カップルが投稿した実際の費用と料金プランを見比べたり、結婚式場口コミで料理やスタッフ、進行演出、衣装や施設の評価をチェック。気になったら、ブライダルフェア・見学予約をして式場訪問してみましょう。
本番時 30代前半 女性
挙式日 2017年4月 (投稿2017年10月)
・神殿はそんなに遠くない過去に改装したそうで清潔感がある。他の設備もきれいに清掃されていた。和室付近のトイレが新しくてきれい。
・新郎新婦が当日の準備に使う可能性のある神楽殿の楽屋は古めだが、招待客が使うわけではないので気にならなかった。神楽殿自体は色使いなど素敵だと思う。
他方、控室(ブライズルーム...とは呼べないな笑)は全くおしゃれではないので、お支度部屋のいい感じフォトを撮影したいという方にはお勧めしない。私は準備のフォトの背景はどうでもよかったので何の問題もなかった笑。
・渡り廊下が美しく参進はここを通る。天候に左右されない。むしろ雨天時は廊下の外から撮影したら、雨粒が植物やガラスに付いて美しいかも。参道から参進も可能だが、私はこの廊下が気に入ったのでここから参進した。
・よく和婚の前撮りなんかで見かける縁側はありません。
・いわゆる普通の神前式に則って行うためオリジナリティはありません。が、オリジナリティは全く求めていないので問題なし。
・演出カテゴリに含むべきかわかりませんが、神前式によくある「舞」について、ここでは巫女さんではなく禰宜さんが踊ります。Youtubeでどんなものか事前に分かります。私はこういうシュールともとれるものにめっぽう弱いため事前に動画を見て笑わないように訓練したつもりでしたが、当日少し笑いがこらえられなくなりました。
その時の様子はちゃんと写真に残っていますが、いい味出してます。アルバムに入れました。
・親への手紙を式中に読むのは不可。
・提携の衣装店はなく持ち込み完全自由ですが、つまりすべて自分たちで揃えることになります。
・毛氈(赤いじゅうたん)、大きな赤い和傘、撮影用のひな壇、子供用の和傘あり。
【式以前】
・メールのレスが速く、24時間以内に返ってきた。とはいえ祭事の時は遅くなると思いますが。よく「プランナーからレスが遅い」という話を聞いていたし、そうでなくても神社なんてアナログの極みだろうと思っていたので、意外性からこの点を大変評価します。あとSNS拡充もぼちぼちされているようで、いやらしくない程度に笑、ネットを活用されていると感じた。
・禰宜さんに清潔感がある。ま、そんな不潔な禰宜さんも多くはないと思うが笑。
・「神前式に積極的に力を入れいるわけではないしあくまで神社なのでやれることは少ないが、できる範囲で対応する」という姿勢がある。これはおそらく他の小規模神社さんでもそんな感じのところは全然あるんじゃなかろうか。
【式中】
・式中神殿で用いるイスは和風の背もたれがないイスなのだが、「よく考えると妊婦さんが参加するから背もたれがあったほうがよい」と当日になって気づき、1脚イスの変更をお願いしたところ、背もたれ付きのイスに変えていただきました。
・当日の式前は新婦の撮影会みたいになり、式の開始少し前まで境内で撮影をしておりまして、和室への集合時間に遅れてしまいました。がしかし特に嫌な顔も嫌味なことを言われることもなく、流れで定刻に式がスタートしました。これは申し訳なかったなと感じております。こっちも約束は守らないとね。
良い。西ヶ原駅徒歩2分(実質3分くらい)で、道も迷いようがない。
強いて言えば南北線というところで、銀座や六本木なんかに比べると★1つマイナスくらいか。
【神前式執り行いの概要】
・基本的に一日一組のみで、開始時間も相談可能。
・本殿の中央部分以外は自由に写真撮影可能。フォトグラファーと事前に打ち合わせもしていただき、当日何の滞りもなく撮影ができた。
・式の1週間程前にリハーサルがあるので式の流れを把握できて安心。
・貴重品管理について、金庫等はないので自分たちで行う必要がある。
【この七社神社のような、有名ではない神社のメリット】
・「当初の見積もりから大幅に金額アップとなってしまった」という、あのよく聞くアレを耳にすることはない。
・まず倒産しない。挙式した会場が潰れるってのは悲劇だし、挙式後にその事態に陥ったとして金銭的被害はなくとも、なんだか寂しい気持ちになる。この春に銀座等に式場を構えていた会社が倒産したそうで、契約していた方は気苦労が絶えなかったそうだが、神社であれば万万が一、火災などがあったとしても挙式を挙げる私たちの金銭的被害は少ない。ちなみに七社神社は挙式1週間前のリハーサル時に現金で持参すればOK。また神社であれば、10年後も20年も、99%はそこに存在する。
・商売商売していないので強引な勧誘や、勧誘に根負けして契約し、やっぱやめようかな...という後悔は起きえない。
【私はなぜここを選んだか】
・島根にある有名どころ神社も調べたが、1時間に1組といういわばベルトコンベアー式の枠設定で、ハイ次!ハイ次!という機械的なやり方が嫌だし、また提携の衣装屋や、ウェディングフォトグラファーというより写真館のキャメラマン的な業者も、古臭い、おしゃれではない感じで選択肢から外れた。持ち込みNGならそこそこの選択肢を与えてほしいよねー。
・鎌倉の有名な神社のように、無数の一般の参拝客から撮影されるのは、珍しいから写真を撮るのはわかるが見世物じゃないんだ!という気持ちになるのでNG。結果的に当日挙式を終えて神殿から出たときに撮影する参拝客はいたが、計3名くらいで、こちらの思惑通りであった。
・ググって20弱の神社から候補を絞り込み、設備や境内の様子、アクセス、参拝客の少なさ、費用、受付の対応、メールのレスの速さなど総合的に判断して決めた。
...上記のような感覚をお持ちの花嫁さんにおすすめします。まあそもそも有名どころの神社がいいという方は選択肢にも入らないでしょうが、本当に祝ってくれる人だけの挙式というのも良いもんです。
【結婚式について感じたこと】
・なにかと、本当になにかと、入用になってしまう結婚式ですが、お金が無限にある人なんてほんの一握りです。
仕事でPMを担うことになったつもりで、自分やお相手、場合によっては家族の意向や嗜好を確認し、限られた資源(お金、時間、自分のエネルギーとか)を何に投じるべきか優先順位を決め、スケジュール表策定からタスク進捗管理、業者の比較などなどを行い、ある時は他人の失敗エピソードを知恵袋で見たら「事前に対応できることは何だろう」と思案し手を打っておく。雨の出現率とか調べて納得した上でその日を挙式日と選定していいか自問する。結婚式が雨になりそうで毎日泣いてるみたいな花嫁さんをインスタで見ましたが、それって天候を想定した上での決定だったのかしら。とか思った。で、当日トラブルが発生したらしたで最良の解決策を考える。
その一方で、100%完璧なものなんてこの世にどれだけ存在するのか?いや、しないっしょ、的な気楽な心構えでもって望む。
...って感じで臨むとよいんじゃないですかね。ってそううまくはいかないですが。期待値コントロールって難しいものです。
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会場名 | 七社神社 |
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挙式スタイル | 神前 |
収容人数 | 2人~30人 |
TEL・予約 |
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住所 |
東京都北区西ヶ原2-11-1
アクセス情報へ > |
費用・コストパフォーマンス
・満足。
・HPに記載されていた挙式料(初穂料)5万円+オプションの雅楽生演奏の2万円以外で値上がりすることはない。これはその他多くの神社も同様だと思うが、雅楽演奏も付けて7万円というのはその他神社とさほど変わらない~少し安めの金額帯ではないかしら。
・強いて付け加えるならば、神様へのお供えの品を供えるならばどうぞと言われるが、任意であり、別に供えずとも神様的には問題ないと思う。私たちは両家それぞれ地元のお菓子や特産品など1000円か2000円か、それくらいのものを持参した。ちなみにお供えって挙式後宮司さんたちが食べるのかしら。捨てられるよりは食べてほしいが。