参加者全員主役の結婚式（母親目線）

　新郎の親として試食会と式当日と参加しましたが、清潔でコロナ対策も万全に見えました。食器も格調高いものやフェミニンなものから選べたようです。調度品も上品で化粧室も清潔そのものです。化粧室も、明るいのに顔色がよく見えてテンションが上がります。
　持病や職業柄、披露宴に参加できない方もいらっしゃり、結果的に近い親類だけの式だったので、会場は広々と感じられました。シックで華やかで、鏡や光を効果的に配所した素敵な部屋でした。

　結婚式のやり方は千差万別ですが、大半はパターン化しているのではないでしょうか。コロナ禍の縮小結婚式という事もありますが、息子とお嫁さんは【オリジナル書き下ろしの結婚式】を挙げました。
　式の生演奏や、参加者の登場場面では好みを考えた音楽の選択をしてくれて、心が揺さぶられました。通常の進行は司会の方が、参加者紹介では、新郎・新婦が最大の長所を探し出し、エピソードで全員を盛り上げてくれました。普通は、新郎・新婦だけが主役なのに、招待客は親族だけだったからか、全員参加型の式に演出してもらえました。二人の今あるのは、列席の面々に因ること大ですよと言う感謝の気持ちが伝わるものでした。報われた思いです。母親二人は共に甘いもの好きで、大好きなケーキを運ぶ役をもらえてはしゃぎました。父親二人も、パフォーマンスを発揮できる場面多々。兄妹、叔父叔母、従兄弟、小さな子供たち、オンラインの祖母も！！
　
　
　

　新郎の母として事前の試食会にも参加しました。その時に、スタッフの方々が、気さくで真摯で和やかだったので、話しやすかったのを覚えています。息子とお嫁さんは、スタッフの方と既に打ち解けて信頼関係が築けた話しぶりで相談していました。パティシエの女性も紹介されて、スタッフのお顔が見えるのは良いなあと思いました。
　その後、コロナが広がり、制限下、招待客にキャンセルや延期・再度招待の通知をして、先の不確かさにオロオロとしながら式の当日を、当人たちと待ちました。
結婚式での親やフラワーガールなどのリハーサルの指導、ウェルカムドリンク＆ケーキに加えて、新郎父の淹れるコーヒーサービスの場の提供（ 笑 ）、式での生のミニクラシック演奏、施設のディスプレイに使えるところはなんでも（壁や鏡やガラスやカウンター）全て使わせてもらえたのも、スタッフの理解やお膳立てがあったからできたのだと思います。専属カメラマンや司会の方や料理の温度管理の行き届いた料理のサーブ、式後にアルコール類の提供禁止を補うために、好みでセレクトできる持ち帰りアルコールドリンク等工夫がされていて楽しかったです。
　お花が、生き生き可愛らしく、洗練された上品なものばかりで、お土産に持たせてもらえた私の姉は大はしゃぎでした。
　式後の着物の着替えに手間取り、一番遅くなった私を片付け真っ最中のスタッフさんがタクシーまで見送りに出てくださいました。

　雨天で着物でも着ていなければ、JR恵比寿駅からタクシーを使うことなく、数分で歩いて行けて楽です。