結婚式、披露宴を東京で考えているお二人へ。「旧細川侯爵邸 和敬塾本館」は、文京・池袋・練馬・板橋エリアのゲストハウスです。挙式や外観、会場内の写真から式場の雰囲気をつかんだら、先輩カップルが投稿した実際の費用と料金プランを見比べたり、結婚式場口コミで料理やスタッフ、進行演出、衣装や施設の評価をチェック。気になったら、ブライダルフェア・見学予約をして式場訪問してみましょう。
下見時 20代後半 女性
訪問日 2008年6月 (投稿2008年9月)
和敬塾本館には2つのプロデュース会社(Glocal、Wedding Garden)が入っています。
その両方に説明を聞きましたので、2社の違いも良く分かりました。結局はやめましたがほとんどここに決まりそうな位、有力候補でした。
【ロケーション・会場設備について】
場所は江戸川橋から徒歩15分位。椿山荘のお庭と建物を通り抜けていくと少し近道?かもしれませんが、やはり遠いのでタクシー手配が必須です。
和敬塾本館は男子学生寮を運営している財団法人和敬塾の所有であるため、学生寮の敷地の中にあります。見学に行ったときには学生寮から出てきた学生さんたちが「こんにちは」と挨拶してくれたりしてほほえましいのですが、雰囲気を大事にされる方には微妙かもしれません。
ただこれは、現在本館の側で新寮の設営工事をしているために、正門から入れなくなっていることが原因です。工事は来年3月に終了予定らしいので、そうすると正門から即、本館入り口の車寄せにアクセスできますので、上記のようなことは気にならないと思います。
建物は都の有形文化財指定を受けており、天井が高く細部の意匠も見ごたえがあります。各部屋ごとに吊り照明のデザインが違っていたり、建物好きにはたまらないでしょう。手入れも行き届いています。私も古い建物が好きなのでかなり気に入っていましたが、もっとカジュアルな洋館が好きな方には重厚すぎるかもしれません。
建物には靴を脱いであがるのですが、新郎新婦だけは靴OKです。スリッパもGlocalのやつは黒のきちんとした感じのものなので、あまり気にならないと思います。むしろ参列者の方は脱いだ方が楽なのでは?
部屋は多いので、控え室は充分すぎる位あります。新婦支度室の竹の間にはユニットバスまでついてます。1階は友人用、2階は親族用として使い分けできます。親族控え室はものすごく広い和室があるのでゆったりできます。トイレも各階にあり充分です。
バンケットルームは3階の屋根裏だった部屋を使います。屋根裏なので天井の梁が目立ち、これを上手くいかせれば面白い雰囲気のパーティーができると思います。窓はありますが、あまり大きく開かないので、そこから庭の眺めが楽しめる、ということにはなりません。床は絨毯敷きではないので、悪く言えば体育館みたいに感じるかもしれません。3階までのエレベータはなく、2階から3階に上がる階段はあまり広くないので、ちょっと不便です。
挙式やガーデンビュッフェができる庭は、大きな木に囲まれており男子寮の敷地内にあることが分かりにくくなっています。ただ芝生ではなくただの原っぱ(シロツメクサやオオバコが生えている)なのでもうちょっと手入れがされているとすばらしいと思いました。
庭を見学していたとき、庭の隣のグラウンドから突然サッカーボールが!!垣根を踏み分け、学生が入ってきたのにはさらにびっくりしました。まあこういうことは当日はほとんどないでしょうが。
【スタッフ・費用・料理等のサービスについて】
GlocalもWedding Gardenも、担当者の方の説明は丁寧で好感を持ちました。
この会場の最大のネックである、「使用できる日が半年前にならないと確定できない」という点に対しては、2社で対応が異なっています。
Glocalでは、早く申し込んでくれた順に希望日に入れてもらえる、という形をとります。この場合の申し込みは仮予約状態なので料金は発生しません。希望日を伝え、半年前まで待ち、上手くいけば希望日に挙式できます。その日が無理な場合は別な日に、となりますが、その第2候補日を別カップルが第一希望にしていた場合、申し込みが早かったカップルが優先されます。
Wedding Gardenではウェイティングというシステムをとります。半年以上先の各月ごとに1組だけ予約が入れられます。こちらも料金は発生しません。ウェィティングカップルは、日にちが希望通りになるかは分かりませんが、とにかく5月だったら5月に必ず挙式できるという権利をもらえます。
いずれの場合でも、いい時期でしたら1年以上前に予約させることをお勧めします。
料理はGlocalでもWedding Gardenでも同じで、和敬塾本館付きの料理人が提供します。BとCコースを試食しましたが、値段の割りに…という感じでした。Glocal申し込みで試食しましたが、試食料がさほど安くならないのも残念でした。
最終的には、費用が予算よりオーバーだったこと、料理がいまいちだったこと、アクセスが良くなかったことを考慮し、候補から外れましたが、とにかく建物とその部屋の立派さは特筆ものでした。
あなたの疑問は解決しましたか?
わからない事があれば、この式場に決めた先輩花嫁・花婿に相談してみましょう
会場名 | 旧細川侯爵邸 和敬塾本館 |
---|---|
挙式スタイル | 教会,人前 |
収容人数 | 40人~70人 |
TEL・予約 |
空き日程などの確認や資料のお問い合せはこちら
|
住所 |
東京都文京区目白台1-21-2
アクセス情報へ > |