モダンな空間とホスピタリティ

★持ち込みなど駆使して抑えることもできる
プロフィールムービーやペーパーアイテム類を持ち込み前提、料理は一人14000円という抑えめのプランで、特典など付けていただいた結果、初回見積もりが45名で約237万円となりました。
お料理についてはこだわりたいので、今後予算アップすることが予想されます。

持ち込み料が他の式場よりかからないので、DIYでオリジナリティを出しつつ、経費を抑えることができると思います。（映像・ペーパーアイテムは持ち込み料がかからない）
※持ち込み料がかかるもの…衣装1着：3万円 引出物：300円×人数 引菓子：300円×人数

★建物全体の雰囲気
玄関・ファザードの作りがインパクト大。目新しさがあります。
今までの結婚式場の雰囲気と違い、入る前から驚きがありました。
いろいろな結婚式に参列経験がある招待客も、新鮮な印象を受けると思います。
有名な建築家が設計をされているそうです。床や壁面などに木や石をふんだんに使い、新郎も気に入る方が多いとか。
結婚式場によくある甘い雰囲気が苦手な人、モダンな空間が好きな人は特におすすめです。
逆に、従来の結婚式場らしさを求める人には向かないかもしれません。

★チャペル
旧態然としたシャンデリアなどの余計な装飾はなく、インテリア・エクステリアともに、質感で勝負しています。
壁面が直面だけで構成されていないため、音響が綺麗に広がります。
実際に音楽を流した状態で見せていただいて、たしかに耳に心地よく聴こえました。
向かって左側の大きな窓からも自然光が差し込み、爽やかで開放的な空間を演出しています。
ヴァージンロード両サイドの装花は造花ですが、色合いも木目の空間とマッチしており、安っぽさを感じさせません。
この装花も、希望すれば生花にグレードアップできるそうですが、そのままで十分素敵です。
客席は、座面が低反発で柔らかく、参列者の方にも快適に座っていただけそうです。
背もたれがついているのも、女性がクラッチバッグを置けるため、好評なようです。
（ほかの式場によっては参列席に背もたれが無かったので、これをプランナーさんに聞いてとても参考になりました）

★バンケット
2つあるバンケットのうちの、2階「Indigo Rios」を見学しました。
オープンキッチンが併設され、調理された料理がそのまま客席へ運ばれるので、次の料理の気配を感じながら過ごすのも楽しそうです。
キッチンスタッフの方が、その場でお客様の食べ進み具合を見ながら料理を提供してくれるそうなので、温かいものは温かく、美味しく食べていただけそうです。
高砂側の窓からは、イチョウ並木が見え、立体的なファザードがとても良いアクセントとなっています。
組木で作られた床や、天井から壁面へとつながるライティングのパネルも、モダンでどこか和を感じさせます。

★親族控室について
専用の親族控室が無いことが懸念ではありますが、挙式前の時間はドレスアップ後のファースト・タイムとして、チャペルの階で親族とともにセレモニーをしていただけるそうです。

挙式一時間前から、１Fのラウンジが貸し切りとなり、招待客だけの空間になります。
ウエルカムドリンクとピンチョスが供され、生のジャズ演奏でおもてなしできるとのこと。
ジャズバンドには、予め曲の要望を出すことができるので、二人のお気に入りナンバーはもちろん、
お子さんが多い宴席では、ディズニーメドレーで楽しませるなどの工夫もできるそうです。
ほかの式の招待客と混じって待つような、ホテルのラウンジではできない、オリジナルな演出だと思います。

式場の各担当の方が、ホスピタリティを持ってお仕事をされている印象でした。
ドアボーイの方も、挨拶が気持ちよく所作が丁寧で、好感が持てました。
プランナーさんも明るく品があり、これからの打ち合わせが楽しみです。
ラウンジの方も、ウエルカムドリンクのサーブのタイミングや、手荷物のお預かりなど細やかでした。
シェフのお料理のご説明も丁寧で、とても情熱が感じられました。質問にも丁寧に答えてくださいます。
ちょうど見学したバンケットでは、キッチンでスタッフの方々が仕込みをされている最中でしたが、私たちに気づくと、皆さん手を止めてご挨拶をしてくださいました。
会場全体で、ゲストをもてなそうとする一体感が感じられました。

白金台駅からの経路もシンプルでわかりやすいです。
立地柄、街の客層も落ち着いています。イチョウ並木を見ながら向かうのが気持ち良いです。