奈良 奈良市エリアのゲストハウス「ザ キクスイロウ ナラパーク」の結婚式口コミ、費用や写真が満載。料理やスタッフ、進行演出、衣装や施設の評価をチェックしよう。
本番時 30代後半 男性
挙式日 2019年6月 (投稿2019年6月)
もともと嫁も私も古風な雰囲気が好きなので、和のおもてなしには最高の会場だと思っています。玄関入ってすぐに月ごとに変わる和の飾り物(5月なら五月人形だったり)から始まり、館内は築約100年超えの建物にしては丁寧に整備されており、常に土足で入ってもよいように常に清掃されています。また、増設された別館では人前式の会場や、オープンキッチンの洋風な披露宴会場など、明治期と現代期が両方味わえる会場ともなっています。
演出に関しては費用削減のため、オープニング、プロフィール、エンドロールをすべて自分で作成(1万)しました。結果、約20万費用削減できました(オープニング4万、プロフィール4.5万、ライブエンドロール13万)。そのほかの演出としてはテーブルラウンドの際、新郎新婦へ送る言葉を色紙に書いていただくことを自ら考え、プランナーと時間調整としながら考えました。また、司会者との打ち合わせでは大阪のおばちゃんらしく(笑)色々と親身になって意見いただけたのは、私としてはありがたかったです。当日の直前まで司会の中で話してほしいことはどんどん言えたので、柔軟性はよかったです。大きな演出、オリジナリティは自分たちで考えましたが、それらに対するフォローについて、十二分に対応していただけたと思っています。すべての演出、オリジナリティを菊水楼に任せたわけではないので、星としては4にしていますが、満足のいく対応をしていただいています。
私は新郎なので、衣装、小物にはこだわりないのでなんとも言えませんが、持ち込み料は新婦衣装10万、新郎衣装5万と、普通に比べればかなり高額です。提携先は有名なトリートドレッシングとルシェルがあり、嫁の意向でトリートドレッシングにしました。新郎衣装のうち、羽織袴とタキシードを借りたのですが、タキシードはジャケット、ベスト、パンツがセットで、その他の靴はレンタル(1万)、またシャツ、タイ、チーフ、カフスリンクなどはお店から買うことになるんですが、値段の割にバラエティが多くなかったので、すべて自分で購入しました。これに関しては結果として自分にぴったりの満足のいく冠婚葬祭用の靴、蝶ネクタイやシャツが買えました。トリートドレッシングに関してはセット以外の別売りのものは大手デパートで買ったほうが良いと思います。結果として1万以上は費用を抑えられました(靴はレンタルじゃなくて買ったので別腹にしてます)。
料理長はとても気さくな方で、人の良い方です。全体の費用のうち、料理にかかる値段は大きなウェイトを占めるため、こちらの予算に合わせた相談をしていただきました。菊水楼さんは和食の上位から菊水(22000円)、春日(20000円)、若草(17000円)とあるのですが、断然和食をおすすめします。もともと菊水楼さんは料亭として和食の提供を基本としていたようで、料理長の作る胡麻豆腐は最高の一品だったのを下見の時点で味わいました。胡麻豆腐は入れたい!でも若草には胡麻豆腐が無いってことで金額的に困っていたところ、春日の料理品目(刺身を一種減らすことや胡麻豆腐に乗せている雲丹を取るなど)を減らすことで値段を抑え、望む品質を保った状態にすることができました。料理長の融通の良さ、また菊水楼の許容力に感服するところです。結果として、参加いただいたゲストの皆さまからは「フォアグラの茶わん蒸しが旨かった」や「胡麻豆腐が旨かった」など、料理に対する評価は最高でした。
人の記憶に残るものとして舌の味がありますが、良い披露宴だったとゲストの方々に記憶として深く印象付けられたのは菊水楼さんのおかげと感じています。
菊水楼はプランナーは女性スタッフしか見かけなかったですが、皆さん丁寧な対応ばかりでした。私たちは共働きだったので、私生活も結婚準備も大変でしたが、よくフォローしていただけました。一部、事前の食事会(両家集まって披露宴当日用の料理の試食)の際、出欠の最終確認がなかったのがありましたが、電話の取り方にしても、仕事の仕方においても、他のプランナーさん共々問題はなかったと思います。よく社内教育をされているとのイメージがありました。
ただ、捉え方は人それぞれですが、男性のメイクなどに関しては別料金というのが多かったので、結婚式は新郎新婦2人の共同作業だと思っていただけに残念に思いました。まぁ結婚式は花嫁メインなので、これが当たり前なのかもしれませんが・・・・
最寄りの駅は近鉄奈良駅から徒歩約10分、猿沢池の脇の道、割と傾斜のある道を上って行った先にあります。また、バスで行ったとしても県庁前バス停くらいから3~4分ほど、奈良公園の中を歩くことになります。奈良育ちの私からしたら大したことないですが、嫁(青森育ち)からすると少し遠いのかもしれません。親族だけでしたが、タクシーチケットは手配しておきました。
・菊水楼提携の美容BiEは対応力は素晴らしい。でも服を持ち込むとお金が取られる(色打掛を持ち込んで羽織って整えられるだけで和装掛け直し費用15000円がかかる)。
・遠方の方もいたので、引出物を袋ごと自宅へ郵送できるようにしたい旨相談したところ、後払いになるけどゆうパックの伝票を対象の方の袋に入れておくことを提案された。おかげで感謝された。(ただし、伝票のあて名などは自身で書くことになる)
・和をイメージさせるため、招待状のあて名は毛筆でお願いしたが、最低限わかっている範疇で2件分の文字の間違い(成の5画目が無い)
・菊水楼の持ち込み禁止事項は以下の通り
①引出物、引き菓子、引出物袋
②衣装(ただし、アクセサリーや下着は不要)
③ペーパーアイテム(席札、席次表、招待状、食事メニューなど)ドリンクメニューは自作が必要でした。
④メインテーブル、ゲストテーブルの花、花瓶
⑤カメラ撮影者、ビデオ撮影者
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会場名 | ザ キクスイロウ ナラパーク |
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挙式スタイル | 教会,神前,人前 |
住所 |
奈良県奈良市高畑町1130
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費用・コストパフォーマンス
下見の時点では予算が470万でした。最終的には載せているとおり約400万ですが、前金(40万)や前払い事項(前撮りや宿泊者などの宿泊費用)と挙式費用(春日大社での挙式費用)、別業者に頼んだ事項(ウェディングブーケ、ヘッドパーツやブートニア)を考慮すると、全部込み込みで計算すれば600万いってると思います。特に私たちの場合は遠方(私奈良出身でも青森勤務、嫁は青森出身)からの奈良で披露宴なので、相場より余計にかかっていると思います。それでも菊水楼でやりたかったのは、会場の雰囲気と料理の旨さとプランナーの対応力が他と比べて段違いによかったためです。そのおかげでゲストには心に残る結婚式だったと確信しています。
費用という面だけで見るのであれば、個人的に思った点は以下のとおりです。
・今回、80名を超えたので特典プランで約90万ほど削減できた。
・サービス料がおよそ全体費用に対して1割分かかっているのは高い(数十万プラスになる)。
・持ち込み料は他と比べると高い(衣装に関しては新郎:5万、新婦:10万)し、持ち込みできない種類が多い(ペーパーアイテム系はほとんど)。
・引出物は外注(ゲスト全員の自宅へ引出物を配送する=手ぶらで帰られる)と菊水楼とで総合的に考慮した結果、菊水楼が安いし、おもてなし感が出せた。
・オリジナルナフキンが人数分もらえる。
・ウェディングブーケ、ヘッドパーツ、ブートニアは地元花屋のに頼むと全部込み込みで1万ですんだ。菊水楼に頼むと約5万。菊水楼はメインテーブル、ゲストテーブルのお花の持ち込みは禁止です。