京都らしい会場の雰囲気と料理の美味しさ

意外に古い映像再生機器、会場の狭さ

ブライダルフェア当日契約、ナイトウエディングの割引特典がありました。
最終的な費用は６００万円強。90人を超える人数となるとそれなりの金額です。
値上がりした部分は料理、衣装（和装）、お色直し入場時の演出。料理はメインディッシュにこだわりました。衣装は和装も選び、その分高くなりました。お色直し入場時の演出も値上がりの要素になりました。
値下がりした部分は席次表、席札、ムービー(オープニング・プロフィール・エンドロール)。これらは自分たちで作成することで予算をおさえました。

挙式は外式だったので、披露宴会場についてのみ書かせていただきます。
披露宴会場の外観や内装は京都らしい和の雰囲気で素晴らしいものでした。ナイトウエディングではガラス窓に内装の照明などが映え、これもまたよい雰囲気になります。

全体的に、各場面場面で音楽のタイミングや各イベントのサプライズの有無などかなり細かい部分まで演出を指定することができました。その分、打ち合わせ前にしっかりアイデアをまとめていかないと勿体ないです。
音楽は場面場面に合わせ、曲や編集(指定の部分を繋ぎ合わせる)、流してほしい部分、流すタイミングなど、細かくお願いすることができました。音楽はしっかり選ぼうと思っていたので、かけ方も含め満足です。
お色直し入場時の演出なども、実際にアイテムフェアで体験して納得いくものを選ぶことができました。
残念だったのはムービー再生等に欠かせないプレイヤーがDVD限定で、AVCHDやブルーレイには非対応だったこと。大きな画面でムービーを招待した方に見ていただく場合、画質はできるだけ良くしたいと思っていましたが、DVDでは限界がありました。この時代なら、今後式を挙げる方のためにブルーレイレベルまでは対応してほしいと思います。

和装・ドレスどちらも、選択肢は豊富で納得のいくものを選ぶことができました。衣装は新婦は白無垢(外式；神前式用)、色打掛、ドレスでした。小物は、色打掛の時に扇子ブーケ、ドレスの時にウエディングブーケを花の提携業者さんに作っていただきました。新郎の衣装は紋付き袴とタキシードで、小物は紋付き袴の時に扇子、タキシードの時にブートニアと、オーソドックスなもので無難でした。

全体的に当日のスタッフの方々は、笑顔と言葉遣いのマナーがよく、安心してゲストを迎えられたと思います。
当日は、私たち二人がリラックスして披露宴に臨めるよう、責任者の方が終始適切なリードをしてくださいました。司会者の方も時間が少し押しましたがあおる感じもなく、事前に打ち合わせした通りうまく進行していただきました。ヘアメイクさんも外式でしたがずっと付き添っていただき、細かいメイク直しなど丁寧にして頂きました。衣装スタッフの方も時間が終始押す中、手際よく着付けをしていただきました。撮影スタッフも外式会場を出たところから最後まで、丁寧に撮影をしていただきました。配膳スタッフの方々も丁寧に配膳いただいていたのが高砂から見えました。
印象に残った対応は、当日、披露宴会場の玄関の飾りつけをきれいにしていただき、ゲストから好評だったこと。また、当日ご対応いただいたスタッフの方々から、帰り際に寄せ書き色紙をいただいたのはうれしかったです。

電車では最寄り駅(京阪の清水五条・祇園四条)からでも多少距離を歩くことになります。公共交通機関では路線バスが道路状況次第で時間はぶれますが歩く距離では一番楽と思います。もしくは最寄駅からタクシー。ただしタクシーのドライバーさんはアカガネリゾートを知らない方が多く、「高台寺」か至近にあるレストランの「ザ・ソウドウ」と伝えるほうが話が早いです。ゲストは京都駅から出ているシャトルバスを利用することもできます。
また、会場入口は狭めの路地に面しており隠れ家的な雰囲気なので、たどり着くまでに迷う人がいるかもしれません。ただし、会場周辺はまさに京都、東山らしい情緒にあふれており、何物にも代えがたいものがあります。