オリジナリティあふれる設備と演出

率直に、高いと感じた。
会場使用料とプロデュース料という名目で計450,000円とられる。
衣装代はドレス180,000円、色打掛280,000円で見積もられていたが、かなり甘いと思う。

ただ、当日成約（内金100,000円即納）を条件に4,000,000円→3,000,000円程度のプランが提示され、
さらに挙式日のタクシーチケット2,000円分×10枚がサービスされるらしいので、
このプランを使えばコストパフォーマンスは他会場並みになるのではないか。

銀座の一等地にして、ビルの9階から11階を貸し切れる。

白と黒を基調にしたスタイリッシュな内装は、いわゆるデザイナーズ風。
ビル内だがかなり広く感じられる。

ウェルカムスペースはかなり広く、バーカウンターでドリンクが振舞われる。
更衣室も5部屋用意されている。

白基調のチャペルは正面の窓から光が入り、大理石のバージンロードは一段高くなっている。新郎新婦入場前には、プラネタリウム的な演出が施されるとのこと。

挙式後は出てすぐのスペースで30分のフリータイムが用意され、ここで乾杯。
デジタルフォトフレームが壁にいくつも埋め込まれ、挙式の映像（無編集）が即座に流れるほか、好きな画像を映すこともできる。

披露宴会場は二つで、どちらも横長。一つはメインテーブル後ろに水が流れる。

挙式前のプラネタリウム、フリータイムスペースのフォトフレームなど設備自体がオリジナル演出に特化している。

また、ウェルカムスペースからコースターまでも自由にアレンジでき、オリジナリティを重視するカップルにはよいかもしれない。ウェルカムドリンクをバーテンダーが目の前で作るのも、ゲストに喜ばれると思われる。

披露宴会場で個々に配られたキャンドルに火を灯し、蓋をすると熱で文字が浮かび上がる演出は粋。

スタッフ：アンケートで書いた趣味をモチーフにしたコースターを即興で作って下さり、ウェルカムドリンク試飲時にサプライズで用意してくれたり、好きなアーティストの曲を披露宴会場入場時に流してくれたり、サービスに対する意識の高さは素晴らしいものであった。また、打ち合わせ中もグラスの中身がなくなるとすぐに次のドリンクを提案してくれた。

プランナー：当日成約プランを提示された後、初めての式場見学で挙式日すら未定だと伝えていたにもかかわらず、しつこく成約を迫られ、1週間の猶予をもらうということで妥協してもらうまで2時間近く拘束された。（設備や演出が気に入った、などと口を滑らせた私も悪いのかもしれないが）
また、見学は16時から20時までの予定だったにもかかわらず、見積り提示時点ですでに20時を回っており、そこから内容説明、さらにプランの案内と続き、結局解放されたのは22時半。後日断わりのメールを入れた後には返事もなかった。
このスタッフ一人で、当式場が候補から消えたといっても過言ではない。

銀座と新橋の中間。
地下鉄銀座駅からは徒歩5分。JR有楽町駅からも徒歩圏内なので、交通の便は良い。
大通りに面したビルだが、似たようなビルがたくさんあるので、少し迷うかもしれない。
（当日はスタッフが出迎えてくれたので迷わなかった）
会場はビルの9階から11階を貸し切り。