スマートな接客が印象的でした

豪華絢爛というのとは少し違って重厚感のある高級な雰囲気が第一印象です。

立地からして私みたいな庶民が足を踏み入れることのないようなビルでしたが、エレベーターを降りたところで場違いみたいな肩身の狭さをちょっとだけ感じました。それでも正面のカウンターの女性スタッフが明るく迎えてくれてすぐに緊張も解けました。

控室はこれも今まで出たどの結婚式でも経験しなかった高級な雰囲気でしたが、そこでも別のスタッフがドリンクのチョコレートを運んできて下さって肩の力が抜けました。

チャペルはガラッと変わって眩さにクラクラしそうな雰囲気でした。世の中で一番明るい場所ですと言われても信じてしまいそうなチャペル…あんなのは初めてでした。

屋上は初夏の日差しが降り注ぎ、都心であることも忘れて思わず深呼吸してしまいそうなくらい気持ちの良い場所でした。もちろん、見渡せば銀座の街並みを見下ろせるのですが、挙式と披露宴の間の時間をあんな雰囲気の中で過ごせるのはとっても良いと感じました。

披露宴会場は落ち着いた内装でしたが仕掛けもいっぱいあって楽しめました。最初、首を横に向けないと新郎新婦が見えない席でちょっと残念かと思っていましたが、途中からカーテンが開いたら反対に首を曲げると景色が臨めてすごく得した気分になりました。

屋上のパーティはとっても良かったです。
そこで撮影した写真が披露宴の最後に配られて驚きました。綺麗にプリントされて、それがお菓子の入った透明なパッケージの中に入っていて、すごい早業だとみんなも感心していました。

私はオードブルをナイフとフォークで食べてしまいました。言われてみれば運んできてくれたスタッフが、お箸でとご説明してくださっていたのですが、綺麗な盛り付けに気を取られてついっていう感じです。
当然、次のお料理を食べるナイフ・フォークがないのですが、テーブル担当の方は何か言ったわけでもないのに、オードブルのお皿を下げに来た時に自然な感じで新しいナイフとフォークを置いてくれました。
私に恥ずかしい思いをさせることもなく、スマートに対応してくれた感じがとても印象的でした。

駅から近すぎて、どうせならもう少し銀座の街を歩かせてもらいたかったなんて贅沢を口にする友人もいたほどです。でも帰りは引き出物を持ってなので、やはり駅近はありがたかったですね。