予想を覆してくれる味のバラエティ

よくもまああんな素敵なチャペルを造ってくれたものですね。そしてよくもまあ彼女はそこを見つけたものです。
お伺いする前にＨＰやこちらのサイトで写真を拝見していましたが、実物はまさに息を呑むほどの、この世のものとは思えないほどの美しさです。白という色があれほど美しいものだと思わせてくれたのは、それがバラの花の形となってそこかしこに配されていたためでしょう。玄関前の看板、チャペル入口の壁、そしてバージンロードなど。あ、ここにもバラ、あそこにも…という感じでした。あのチャペルの神聖な雰囲気を共有させていただけたことは、おめでとうの気持ちはもちろんですが私自身の心が清められたみたいな思いがして感謝したいくらいです。

パーティルームは披露宴のためだけに造られた施設という印象でした。ホテルの宴会場のように同じお部屋でセミナーをしたり展示会をしたり会社の納涼会もするみたいなオールマイティーの雰囲気ではありません。もちろんレストランとも違います。最初に二人が登場してきた階段や、それを華やかに彩った照明器具や、オープンキッチンまどもすべて、新郎新婦が栄える、あるいは新郎新婦が私たちを楽しませるためのものだと感じました。

今回、あの白で統一された式場の白で統一された披露宴に参列させていただいて一番印象に残ったのはコーディネートです。白いお部屋にあえて白いテーブルクロスを使い、白いお花を飾り、小ぶりの可愛い黄色いお花を一輪だけメインテーブルのお花に加えていた新郎新婦のセンス、フラワーコーディネーターさんのセンスが最高だと思いました。
派手な演出などもありましたが、ああいうこだわりこそが自分たちらしさ＝オリジナリティというんだと思います。

よく覚えているのは手ぶらのスタッフが見当たらなかったことでしょうか。お料理を運んで来たら帰りは空いたグラスを手にし、ドリンクを運んで来たら空いたお皿を手にしと、実にスマートに効率よくサーブをなさっていらっしゃったと思います。

表参道の駅を出てヒルズの向かい側あたりで左に入ってちょっと。緩やかな坂の上にあるゲストハウスはまさに各出がって感じでした。