いろいろなタイプの披露宴が出来る施設です

驚きました。友人からの招待を受け、表参道の駅から式場に向かう道すがら「？？？」に襲われた私。
路地に入ったところで「？？？」は「！！！」に変わりました。それまで気づかなかったのですがブリリアントローザ表参道さんは２年ほど前に実の妹が結婚した式場だったのです。
式場のお名前が微妙に変わっていたので気づかなかったのですが、あの住宅街の中で存在感を示す白い建物を目にしたとき、懐かしさと嬉しさがこみ上げてきました。
全体的に見て確実に７００日以上の時が経過していたにもかかわらず、白い壁に汚れはなく、ガラスにも曇りがなく、当時と何もかわらずキュートな雰囲気を保ってました。
妹は親戚のみの会食式でしたので、今回の大きな披露宴会場は初めて見ました。天井が高く、いくつものシャンデリアがきらめき、オープンキッチンもあるしっかりした造りです。最初の入場が階段からだったことも素直に素敵だなと感じられました。

新郎新婦が階段から登場する前、唐突に室内の明かりが消されて鳴り響いた音楽に場内がどよめきました。幾筋もの光の帯が室内を駆け巡り、音楽に合わせてテーブルの上に置かれた花瓶が様々な色に輝きだせば、それは経験したことのない素晴らしい時間の始まりを告げているみたいで自然と身体が揺れました。
お色直しの時には最初と同じように階段から登場した新郎新婦が足を床に着けた瞬間、テーブル上で噴き上がった花火に大歓声。
しっとりとした雰囲気の中でお食事を楽しむのがメインだった妹の披露宴を頭に浮かべ、同じ会場でこんなにも違う顔をもっているのかと感心しました。

料理を運ぶだけでなく調理方法まで説明出来た２年前のテーブル担当は余程のスペシャリストだったのかもしれませんね。今回は悪戯心で私が「このおソースは何から作られてるんですか」と質問すると聞きに行ってからのお返事でした。もちろんそれが普通でしょうし、笑顔も素敵でしたのでよかったと思います。

駅から歩いて行ったのは初めてでしたが、思っていた以上に近くて驚きました。あの賑やかで活気のある街からちょっと入っただけでこれ以上はないという落ち着いた雰囲気に包まれる式場は珍しいと思います。