良かったのは全部ですが一番は料理ですね

最初に、結婚式場も商売です。売り上げをあげるのが最終目的と言ってもいいでしょう。
ただ、１年以上通い、気が遠くなるほど多岐にわたる項目についてひとつずつ説明を受け、相談し、仮決定し、正式注文しという作業を繰り返してきた当事者の実感として、「アンタ達マジで商売してんの！？」って感じです。
執拗な売り込みでオプションを買わせようとか、高価な商品に誘導して利益を上げようとかいう様子が全く見られませんでした。
それは担当してくれたプランナーだけに限ったことかもしれません（別に新人さんって感じの人でもなかったんですけどね）。かなりのアイテムが持ち込み不可という基本ルールがあるだけで十分な利益を得られているってことかもしれません。いずれにしても僕たちは実に気持ち良く、あくまでも最高の一日を追及するスタンスだけで準備を進めてこられたことに感謝するばかりです。
去年の２月に感じた「コスパは良い」の感想は間違っていなかったと思います。72名で400万までは行きませんでした。

二次会の席で初めてローザのチャペルを見学した時に妻の目がハートになったと話したところ、妻の友人たちは自分たちもさっき皆ハートになったと言ってました。そういう魔法がかかっているみたいだと笑っていました。ただ、見学でもないと祭壇の十字架まで白薔薇だといった細かいこだわりには気付かなかったらしく残念がっていました。

オープンキッチンは演出という意味で見た目が良いのはもちろんですが、作り立ての料理が運ばれてくるのが分かるので会場の雰囲気はすごく良くなります。
見学時にオリジナル感を感じた空間演出は実際に打ち合わせに入ったら、かなりのバージョンがあることを知って選ぶのに苦労しました。いずれも曲調にライティングがマッチしていて、素晴らしい盛り上げ効果があります。

妻が出かけており具体的な感想は掛けませんが彼女が実に楽しそうにドレス選びに何度も通い、嬉しそうに試着を繰り返し、最後にはコレしかない！って満面の笑みで僕に同意を求めてきていた姿を思い出せば大変満足したとしか言えません。僕の目から見てもひいき目なしで良かったんじゃないかと思っています。
妻はウエディングドレスと赤いドレス、僕は色直しの際にホワイトのタキシードでベストとタイをグレーに変えました。

プランナー、サービス、シェフ、すべてが最高のウエディングを実現するために、手を抜くことなく動いてくれる方々でした。

こんな場所にこんなところがあったなんてと招待客の方々もびっくりしていました。駅近で静かな最高のゲストハウスでした。表参道に行く機会があればまた寄らせてもらうつもりです。