趣のある洋館と素敵なチャペル

スタッフの対応に難あり

旧島津製作所旧本社ビルということで、趣ある洋館でした。有名なPlan Do Seeの系列式場ということで期待していましたが、雰囲気は大変素敵でさすが、という感じです。ただ、全ての道幅が狭く、導線が大変悪いです。車椅子は厳しいのではないかな、と思います。特に驚いたのは、チャペルからバンケットに向かう道です。裏道のような狭い道をゲストが一直線になって移動します。某テーマパークのアトラクションを進んでいるような窮屈感です。この点はかなりマイナスでした。また、旧洋館ということで仕方ないのかもしれませんが、エレベーターの台数もなく、収容人数も少ないため、一度に移動できる人数が限られています。歩ける若者は、少し遠回りして階段で上がるパターンが多いのではないでしょうか。ただ、その階段への導線も細く、そのアナウンスも聞き取れない（遅かった）ため、待ち時間があったのも残念でした。
また、一番？重要な結婚式ですが、とても短かったです。15分やそこらで、終わってしまいました。あまりに早くてあっけなかったのですが、そんなものなのでしょうか。

可もなく不可もなくといった感じです。新婦のご友人がムービーを内緒で作成されていたようで、それはとても微笑ましい物でした。
また、ご親族のどなたかが各席に小物を置いておられたようです。正直、新婦に事前に相談があったなら良いですが、勝手に置いたとしたら有難迷惑（新婦は色々と考えてテーブルコーディネートすると思うので）だな、と思いました。

「若いスタッフの方が多いな」とは思っていたのですが、アナウンスもたどたどしく（親族担当の方もたとたどしかったようです。せめてご親族は責任者が対応すべきでしょう）、失笑が出るほど。
式後の案内も、時間がおしていたのか余韻も何もなくさっさと片付け始め、ガタガタとうるさかったです。その雰囲気で感動の涙はすぐ失せてしまいました。
バンケットでも気になる点は多く。。。サーブは各テーブルで担当が決まっているようで、目を配ってはいましたが、あり得ないタイミング（ムービーの途中、ムービーと目線の間に手がのびてきて見えなくなることしばしば）でプレートをさげたりワインをサーブしたりと、正直不愉快でした。また、それを先輩？と思われる方が後ろの方で注意しているのも見えてしまい、「教育は裏でやって欲しい」と思いました。他の式場と比較しても確実に残念な方に入ります。また、個人的に嫌だったのは、新婦の手作り品を見ている時に、「●●さん、大変頑張っておられました」と決まり文句のようにずっと繰り返し説明された点です。経験豊富そうな方は新婦の人柄がうかがわれるようなエピソードもお話してくださいましたが、決まり文句をずっと言われる位なら、黙っておいて欲しいと思いました。

京都駅から車で20分くらいのようです。シャトルバスは出ていますが、今回はタクシーで行きました。ただ、八条口のタクシーには長蛇の列が...。驚いたのは、式場名を伝えてもドライバーに伝わらなかったこと。「●●ホテルの向かいの...」という説明で通じました。残念ながら車の乗り入れができる敷地は式場にはないので、道路に路駐するという形になります。急かされはしませんが、公道なので、年配の方には配慮が欲しいところです。