飛騨で神前式をするならここしかありません

高山で挙式をするのならばここで、ということで新郎家側で決定されましたが、あたりは神社らしく凛とした空気の漂う所です。秋の高山祭で有名な神社ですので、遠方のお客さんに説明するのも大変楽でした。
私は冬に挙式をあげましたので雪景色の中での花嫁行列でしたが、四季それぞれの季節感が出る場所で非常に良いと思います。
秋のお祭り直後などは紅葉が綺麗だと思います。
また、名古屋等の都会や高山市内の他の式場と違い、一会場1日一組限定ということなので、時間に追い立てられることなく来賓の方々にも非常に満足していただけました。
古い神社さんということで、階段が多く足元に不安のあるお年寄りには少しきついかもしれませんが、それを差し引いても私は満足できました。

挙式会場は10名前後の会食用、80名位の絨毯敷きのお部屋、80～90名ほどの神社境内に面したお部屋の三種類がありました。
先約があったため、80名の絨毯敷きのお部屋でしたが、来賓の方が「靴や草履で会場内を歩き回らなくてもいいから楽だった」と言って見えました。
会場下見の時に神社境内に面したお部屋も見せていただいたのですが、入退場や演出上ライトが必要な時以外は、外が見えるようガラス窓にして下さるということで、大変開放的なお部屋です。
演出等に希望する設備がない場合でも、スタッフさんが相談にのって下さいますので安心しても大丈夫だと思います。

あくまでも「飛騨らしい」のを新郎家が希望していたのでとくに変わった演出はありませんでした。
ただ、要望すれば和太鼓の演奏や、ケーキカットに変わり餅つき等も手配してもらえるそうです。
和にとことんこだわった演出は可能だと思います。

ブーケなど、スタッフさんとではなく実際に納入される本職の花屋さんや衣裳やさんと直接お話しできるので、こちらの要望を理解して頂きやすい点が有難いです。

皆さんフットワークが軽いです。
介添えさんもベテランの方がついて下さるので、気が楽です。

落ち着いた、凛とした空気の漂う場所です。和の厳かな雰囲気を求められるのでしたらお勧めです。
また、交通に関しては駅から徒歩で20分強という場所で、昔の武家屋敷などがあった所らしいので一方通行が多いのが難点です。
ただ、「櫻山八幡宮」と言えば地元の方でしたら誰でもわかる場所なので、人にたずねながら行くにしても、タクシーで移動するにしても説明しやすい場所です。
つまり、「高山といえばここ」という場所だということです。