厳格・厳粛な神前式。大人向きの式場

【結婚式場の雰囲気・設備の良さ】
格式ある日光東照宮での神前式でした。初めて神前式に参列しましが、厳粛でおごそかな雰囲気は、新郎新婦でなくとも緊張しました。30代後半のカップルでしたが、落ち着いていて、お二人に似合っている雰囲気でした。

【演出・オリジナリティの満足度】
挙式に比べて披露宴は「昔ながらの祝宴」という雰囲気でした。「日光東照宮 晃陽苑」での披露宴ですが、料理の味はいまいち、会場も古く、スタッフの方も会場付近にボーっと立っているような感じでした。都内の一流ホテルやレストランと違って、食事やスタッフの質はとても低いです。披露宴の進行も、主賓の長い挨拶、親族の長い乾杯、食事中は参加者の自己紹介・・・・とひたすらマイクが活躍する披露宴でした。

【料理の満足度】
基本的には冷めて、乾いた料理・・・という印象でした。参加者には年配者も多く、気を遣ってなのか、フレンチでありながらあっさりとした味付けでした。参加者は料理を楽しむというよりはお酒がすすみ、最終的には大宴会のようになっていました。

【式場スタッフの満足度】
挙式は日光東照宮での神前式になるため、基本的には巫女さんの誘導でした。話し方や歩き方をはじめとする所作に終始魅了されながら、雰囲気の良い中終了しました。しかし、場所を変え披露宴会場の晃陽苑になるとスタッフの質も急激に変わり、地元の若いアルバイトスタッフ・・・という印象丸だしでした。誘導係はボーっとドアの付近に立っているような感じで、化粧室の案内など、尋ねられないと一切しない低レベルでした。

【ロケーション・交通の便の良さ】
栃木県なので、都内近郊に住んでいる方は移動が大変だと思います。ただし、誰もが知る世界遺産なので、場所が分からないということはないと思います。最寄り駅は観光客ばかりなので、正装した姿が目立つところが恥ずかしいです。

【その他・上記項目以外に何かありましたら、ご自由に書いてください。】
今思うと、何十回と参列した「チャペル挙式」よりも、一度しか参列していない「神前式」の方が強烈に印象に残っています。チャペル挙式は、確かに素敵だなぁと感じるのですが、披露宴での食事や演出が悪いと、悪いところにばかり目が行ってしまいます。それに対して神前式は、それ自体が珍しいため、その後の披露宴の質が悪くても許せてしまう・・・そんな感じがしました。