日光の自然に見守られた荘厳な雰囲気

写真や装花などのグレード、オプションによって費用に差が出る見積もり内容でしたが、打ち合わせの時点から毎回細かくリストに記載して頂いたおかげで、何を追加して何をやめにするか検討しやすかったです。
装花に関しては、一から自分の好きなお花を選ばせていただくことができましたが、すべて同じ種類のお花、など特別な注文をしない限りお値段の変動はなさそうでした。さらに提案していただいたテーブルレイアウトによって費用も節約させていただくことができ大満足です。
また、披露宴（仏蘭西懐石ふじもと）でのお料理に関しては価格以上のお味で親族からも大好評でした。
白無垢から色打掛へのお色直しをした点も含め、新婦である私の衣装代が値上がりした点の結構な割合を占めていたと思いますが、それを含めなければ5月という人気のシーズンに良心的な価格で挙式させていただけたと思います。
値下がりした点に関しては、親族のみ（年配の方も結構いた）だったためウエディングケーキをなしにしたこと、招待状や席次表などを手作りしたことです。

挙式は人数によって拝殿、渡殿という神社内の2つの場所が選ぶことができます。
私達は赤一色の渡殿を選びましたが、挙式中聞こえてくる雅楽の音や八乙女神楽と相まってとても厳かな気持ちになり本当に素敵な時間を過ごすことができました。
また、神社の参道や夫婦杉の前で写真撮影をしているときに、観光客の方から多くの祝福の声をいただいたのですが、花嫁になったんだなあと実感してとても嬉しかったです。

挙式前に行った神橋渡り初めは、二荒山神社で結婚式を行う人のみに許された特別な儀式とのことで、親族ともどもとても楽しみにしていました。渡橋中もたくさん写真を撮ってもらうことができましたが、新緑の緑と橋の赤が映えて本当に素敵です。
披露宴では、席次表、席札、プチギフト（といっても結構な量あったのですが）などすべて自由に持ち込ませていただくことができたので、披露宴の雰囲気に合わせて自分で好きにデザインをすることができて楽しかったです。
また、こちらの神社を選んだ理由として、自分たちの前後に挙式を行う花嫁さんたちとは境内で鉢合わせにならないよう厳しく出入りが管理されていること、挙式に親族だけではなく友人も参列できることという他の神社にはない点が決め手になりました。

衣装は「クローバーズウエディング」さんの提携先の「innocentry」さんでお借りしました。
こちらは挙式の２ヶ月前まで何度でも衣装の変更が可能だったので4回も衣装合わせをさせていただき、自分の納得のいくまで衣装を選ぶことができました。種類も豊富で本当に毎回迷ってしまって...幸せな時間でした。
1回につき2時間も衣装合わせを行ったのですが、毎回嫌な顔ひとつせず相談に乗ってくださった担当者の方には本当に感謝しています。

挙式当日担当していただいたスタッフのみなさんには本当にお世話になりました。
カメラマンさんやメイクさん、装花を担当していただいたお花屋さんには事前にこちらの希望をお伝えするために指示書の方をお送りさせて頂いていたのですが、まさに私のイメージ通りに仕上げていただきとても嬉しかったです。
介添や着付けを担当していただいた方は、挙式から披露宴の間までずっと側でついて何度も着物や小物を直してくださっていたおかげで、安心して写真撮影に臨むことができました。
そしてとくに現地で担当してくださったプランナーさんは、我々が移動などでバタバタしている間に荷物をまとめておいてくださったり親族の誘導をしてくださったり、披露宴での司会も担当してくださっていて百人力でした！
また、当日までの打ち合わせはすべて東京のサロンで行っていたのですが、そちらで担当していただいたプランナーさんも、あれこれと注文の多い私たちのお願いをいつも叶えようとしてくださっていて本当にお世話になりました。
おかげさまでとても素敵な結婚式をあげることができました。

特急を使えば東京から乗り換え無しで2時間ほどで行くことができます。
日光駅から神社まではバスに乗る必要がありますが、多いときは10分に1本ほどの間隔で運行しているのでそこまで不便ではないかもしれません。ただ観光シーズンは神社までの道がひどく渋滞するので注意が必要です。
我々はプランナーさんの勧めもあってマイクロバスを借りて親族全員で神社から披露宴会場まで移動したのですが、当日の交通状況を見て正解だったと思いました。