後悔しないために、しっかり考えて契約を

プランナーの対応全てに失望

30人未満の家族と親族のみの式を予定していましたが、司会をたて、ケーキ入刀やお色直しを希望していました。年配のゲストが多いので料理やドリンクは一番良いもの、装花もこだわりたいので平均より上の値段で、エンドロールで当日の映像を流し写真のカメラマンも入って、衣装に関しても実際に選ばれる方の平均をきちんと入れて欲しいとお願いしてフェアの際に見積もりを出していただきました。
しかし、きちんとお伝えしていた希望のもので作られていなかったと契約後に発覚します。料理やドリンクは上のランクではなく、映像は見積もりに入っていたのは挙式のみのもの。実際は挙式のみ・中座まで・お開きまでの３パターンがあり値段も異なりますが、一切説明はありませんでした。
また衣装や人（カメラマン、メイクなど）の持ち込みは不可で、ウェデングドレスは見積もりに１８万円で記載されていましたが、どこにそのようなドレスがあったのか、あったにしても、それが実際に選ばれる方の平均なのか疑問でしかありません。
当初の見積もりに入っていた招待状やメニュー表、プロフィールムービーは自作して下がったにも関わらず、最終的な費用は２３４万円→３５４万円となりました。（ドリンクは飲み放題とせず当日飲んだ分を精算としたので、実際は少し上がります）
サービスに見合ったお金を払うのは全く構わないのですが、必要なものが入っていない見積もりで契約を取り、実際必要なもの、やりたいことを盛り込むとどんどん予算が膨れていくように思います。実際、打ち合わせ中に周りの方を見ていると「じゃあこれは諦めようかな…」と悩んでいる方をよく見かけました。

設備面はお金がかかっていて、しっかり造られているという印象です。
他の項目でも記載しますが、フェアの際に正面から見える緑と白い天井から入る明るい光、ナチュラルな雰囲気が素敵なサンクチュアリーコートが気に入ったのですが、予告なしに天井が木目調に改修され印象がかなり変わってしまい、本当に残念でした。
披露宴はニューヨークオリエンタル邸で行い、家族と親族のみでゆったりとテーブルが配置できました。リビングスペースはソファがあり、小さな子供がいたので会場で飽きてしまってもそのスペースで遊ぶことができました。

ここのプランナーならでは、という提案は一切ありません。
私達は１２本のバラをゲストの代表の方に持っていただき、それを再入場の際に新郎が卓を回って受け取り、新婦に渡すというダーズンローズをしました。バラには異なる意味を書いたタグをつけ、どの意味を誰に頼もう、と考えるのが楽しかったです。
また、再入場の際に新郎新婦から直接１人ずつにキャンドルから火を灯す演出をしました。少人数だからできるものですが、ゲストとの距離が近く良い演出だったと思います。

ドレスは持ち込み一切不可、提携のアクアグラツィエでしか選べません。私は式の４か月前に契約し、まずドレスを見に行って決めてください、と言われましたが平日夜・土日はほぼ予約が取れませんでした。
やっと時間をあわせて伺っても、惹かれるウェディングドレスは一切ありませんでした。もとの種類が少なすぎ、着たいと思えるものがなかったので、店員さんにチャペルと披露宴会場、そして自分に合うものを、と選んでいただきました。
そして店員さんも仰っていましたが、小物が本当に種類がありません。ティアラが１０種類ほど、セットのネックレスとピアスに関しては７種類ほどしかなく、つけたいと思えるものはありませんでした。
ドレス本体のみレンタルし、ブライダルインナーやベール、パニエ、靴やアクセサリーなど全て自分で持ち込みました。
カラードレスはいくつか惹かれたものがあり、１度で決められず再度予約をとったのですが、店員さんは明らかにめんどくさそうな表情でした。一生に一度のことで、しかもウェディングドレスを選ぶ楽しみがなかったので、それくらい気持ちよく選ばせていただけないのかな…と思ってしまいました。

プランナーの方は最初から式が終わって納品物の正しいものが送られてくるまで、不満・不快な思いしかしませんでした。こちらのプランナーに対する期待が高かったのかもしれませんが、見学にいった他の会場のプランナーの方に感じた『一生に一度の結婚式を、一緒につくる』という姿勢が皆無です。ここで働くと決めたとき、どんな思いを持って働き始めたのか疑問です。

以下、特に不満・不快に思う点です。

１事実と異なる説明をする
2016年11月末に契約し、その際の決め手の１つが明るい雰囲気のサンクチュアリーコートでした。しかし、2016年の年末に改修され、気に入っていた真っ白な天井が木目調になってしまいました。それは年が明けてからの写真入りの手紙で知ります。ただ、年末の改修、契約時に分かっていたのではないでしょうか？少なくとも、12月の打ち合わせに伺っていた際にプランナーは把握しているのではと思いますが、一切説明はありませんでした。
この式場を選ぶ決め手となったことの改修を事後報告で手紙で知らされたことがモヤモヤしてしまい、打ち合わせの際にプランナーに「改修などがあることは契約書で読んで了承しているが、事前に伝えるなどの配慮がなさすぎるのではないか」と伝えました。プランナーの答えは「私達にも直前まで知らせれておらず、会社の方針で急に決まった」との説明でした。
しかし、その後に年末には知らされていた方がいたことを知ります。
プランナーは私達がその情報を知り得ないと思ったのか、自分に不利な情報を隠し事実と異なる説明をしたのです。
せめて誠意を持って真実を話し謝罪をして欲しかったと思いますが、客に対して事実を伝えない会社・プランナーだと思うと今後何かを相談をしたいと思えませんでしたし、信用できませんでした。

２提案、アドバイス、共有がない
プランナーが何のためにいるのかわかりません。プランナーとの打ち合わせは３回ありますが、「なぜ結婚式をするのか？どういう式にしたいのか？」など、結婚式のテーマ的なものを決めることはありません。式に対しての提案やアドバイスも一切なく、こちらが聞くと過去の事例を答えるだけ、という感じです。
締切があるものに対してのアナウンスもなく、全てこちら任せです。自分たちでTODOを整理しないと何も進みません。

３社会人としての常識がなく、意識が低い
他のホテル、ゲストハウスと比べ、ここで働いている方の社会人・結婚式場で働いている人間としての意識の低さに驚きました。
まず、社会人としての常識がありません。日本語、特に敬語の使い方が間違っており、ビジネスメールの打ち方を知りません。何度も「全員に引用返信でメールをして欲しい」（新郎新婦それぞれのアドレスに）とお願いしても引用ができていなかったり、CCを外してしまったり。
また、必要なメールの返信は時間がかかるのに、返信不要、としたメールには返信してくるなど理解できない点が多いです。
主の担当の他にもう１人担当がつくことになり、その方が挨拶に来た際の強烈なタバコの匂いに驚きました。休憩時間にタバコを吸わないでとは言いませんが、約束の時間に行ってその直前まで明らかに吸っていたであろう匂いに、意識の低さと結婚式当日もこのようにしているのかと思うと自分の式のサービスに入って欲しくないと思いました。
また、女性の方は爪が長く派手なネイルの方が多いです。規定がないのでしょうが、料理を扱う可能性のある方は、せめて短く清潔感のあるものにしていただきたいです。

準備中はきちんとした説明を求めたくなることが多々あり、担当ではなく上長からの説明を何度も求めましたが、結局プランナーの上長が出てくることは一度もありませんでした。問題は担当ベースで解決する方針なのでしょうが、上長が問題を把握しているかも不明でしたし、会社としてどうなのでしょう。

ただお花屋さんや当日のアテンドをしてくださった方はこちらの想いを汲んで提案をしてくれ、丁寧な対応でした。

桜木町駅からバスか歩きでがかなり急な坂を歩くので、平日はバスがなく打ち合わせの時は大変でした。