最上級の接客・サービス

残念なところが無いことが残念

60名で見積りお願いし、初期見積りが290万円、最終的に380万円（増加分は主に、料理・ウエディングドレスのグレードアップ代、スナップアルバム代、エンドロールなど映像アイテム代）。一般的な相場に比べると割高だが、京都の式場は基本的に全国平均を上回っていること、また、当式場の高いサービスの質を考慮すると、十分に満足できる値段。

明治時代創業の老舗料亭旅館（登録有形文化財）を改装した趣のある建物であり、そばを流れる鴨川の景観と相まって非常に京都らしい落ち着いた空間となっている。会場は、3つある中で2番目に大きい（最大収容人数92名）ギャラリールームを利用。柱や梁などは木製であり、昔ながらの旅館を彷彿とさせるが、決して古臭くはなく、むしろモダンな印象を受ける。

会場の雰囲気そのものが非常に良いので、突飛なものではなくザ・王道の演出で十分であった。具体的には、入り口に手作りのウェルカムボード設置、中座中に手作りのプロフィールDVD上映、ゲストの方のサプライズスピーチ、各卓を回って記念写真を撮るテーブルラウンド、当日の式の様子を上映するサプライズエンドロールなど。サプライズエンドロールは非常に出来栄えが良くさすがプロの仕事といったところ。ぜひとも演出に盛り込んだ方が良い。

新郎側の衣装は正直似たり寄ったりなので特筆すべき点は無し。

式場スタッフのサービス・心配りは最上級であり、他の式場と比べても抜きん出ている（現に私の妻はこれが理由で当式場に即決した）。まず第一に、こちらが恐縮してしまうほどに愛想が良い。また、色々な変更や無理なお願いに対しても嫌な顔ひとつせず快く引き受けて頂ける。気持ちよく式を挙げたいのならば絶対に当式場を選ばれることをおススメしておく。

京都駅からは市バスで15～20分ほど。タクシーでも10分程度の距離。電車の場合、地下鉄烏丸線で四条烏丸まで行き阪急に乗り換え四条河原町下車、そこから10分程歩く必要ありやや不便。JR奈良線で東福寺まで一度南下し、京阪に乗り換えて清水五条下車という裏ルートもあるが、それでもやはり面倒。